
キッチン収納に突っ張り棒で棚を増設。布をめくるとランチョンマット収納が出現。ランチョンマットは平らにしまうものと巻いておけるもので2段に分けて収納しています。
突っ張り棒で作る収納は壁に穴を開けることなく取り付けられるうえ、生活スタイルやインテリアの好みが変わっても柔軟に変えられるのが大きなメリットです。我が家は棚が取り付けられないコンクリート壁や穴を開けたくない場所で活用しています。諦めていた場所に収納ができ、毎日の生活がより快適になりました!
目次
突っ張り棒DIY①
洗濯機上に設置した突っ張り棚を
手作り木製カバーで目隠し
洗濯機上のデッドスペースに突っ張り棚と手作り木製カバーで棚を増設。ランドリーボックスを置いて洗濯物は全てこの中に。洗濯時の家事動線もスムーズになりました。
我が家は洗濯機置き場の上に大きなデッドスペースがありました。背後の壁はコンクリートで下地が入っておらず自分で棚を取り付けることができません。ということで、穴を開けずに取り付けられる突っ張り棒の出番です。
突っ張り棚を目隠しする簡単カバーを制作
- 突っ張り棚は賃貸マンション時代に使っていたものを再利用。対荷重が50kgというパワフルなタイプで対荷重も十分です。
- ホームセンターでカットしてもらった木材をボンドで接着。今回はラワン材を使用しました。貼り合わせるため多少の厚みが必要です。
- 棚部分が柵タイプの突っ張り棚を選べばS字フックをかけられます。我が家はIKEAのロープバスケットをかけて洗濯バサミを収納してます。
ホームセンターで好みの木材を希望のサイズにカットしてもらい、木工用ボンドで貼り合わせるだけで突っ張り棚カバーが完成。ネジもクギもノコギリも不要なのでDIY初心者でも簡単に作れます♪
正面からだと突っ張り棚は見えません
&のフォントデザインが気に入って購入した「mon・o・tone」の収納バッグはバケツのカバーに。右のランドリーボックスは軽量で内側に防水加工のある「マーキュリー」のキャンバスバスケットをチョイス。
突っ張り棚が木製カバーで完全に隠れ、正面から見ると木で作った棚に見えますよね。お好みでリメイクシートを貼ればまた違った雰囲気に仕上がると思います。棚の部分が柵になった突っ張り棚を使えばS字フックもかけられます。我が家は洗濯バサミ入れをつるしています。
突っ張り棒DIY②
100均の突っ張り棒と北欧柄の布カバーで
ランチョンマット収納を作りました。
キッチン背面のデッドスペースを有効活用するべく4本の突っ張り棒を使ってランチョンマット収納を。
キッチンの背面にもデッドスペースがあったのでランチョンマットの収納を作りました。ランチョンマットは軽いので対荷重2㎏の100均で見つけた突っ張り棒を2本使っています。さらにその上へ突っ張り棒を2本設置し、全体を目隠しする布を上からふわりとかけて完成です。
- ユザワヤで購入したひもを通してホームセンターでカットしてもらったベニヤ板を渡し、平らに収納したいランチョンマット置き場に。
- 100均で買ったカラーボードを突っ張り棒の上にのせ、テーブルランナーを巻いて収納。カラーボードは手前を折り曲げ突っ張り棒を目隠し。
- 布の片側だけをカフェカーテンのように輪に縫い、奥に設置する突っ張り棒を通します。見えないところなので白い突っ張り棒を使用。
突っ張り棒が全く見えなくなってすっきりと収納できました。気分を変えたくなったら布を変えるだけで模様替えもラクラクできます。
突っ張り棒DIY③
クローゼット上部の空いたスペースは
ハンガーも使ってバッグ収納に
クローゼット上部に突っ張り棒を取り付け、バッグをハンガーにかけて収納。型崩れしにくいうえ取り出しやすくなりました。
クローゼットの上部に作ったバッグ収納。それまでは無印良品のアクリル仕切りスタンドに立てかけていたのですが、バッグのサイズとスタンドの幅が合わず取り出しにくくて困ってました。つるして収納できる手段はないかと考えて思いついたのが突っ張り棒を活用したバッグ収納です。 革製バッグはやや重いので、対荷重30kgのアイリスの突っ張り棒を使っています。
バッグをかけて収納するには
ハンガーがベストでした
- 1点に重力がかかってしまうフックだと持ち手にクセがつきやすい。
- 滑りにくいMAWAハンガーを使用したら、持ち手のクセも向きも◎。
バッグをかけて収納するときの私なりのこだわりをひとつ。 はじめはS字フックでかけてみたのですがバッグの向きが正面になってしまいました。ねじれS字フックを使う方法もありますが、フックだとバッグの持ち手に重さが集中してしまいクセがつきやすい。そこでハンガーを使ってみたらクセも向きもあっさり解決。 滑りにくいMAWAハンガーがおすすめです。
突っ張り棒DIY④
壁色になじむ突っ張り棒で
クローゼットの収納不足を解消
あれこれ隠す工夫が面倒な人は市販で売っている突っ張りアイテムを活用するのもアリですね! 我が家で使っているのは山善の「頑丈つっぱりラック」です。高さも幅も変えられるのが大きなポイント。
山善の「頑丈つっぱりラック」は左右の幅も棚の位置も設置位置に合わせて変えられるので、梁の位置の関係で天井の高さが違っても問題なし。好きな場所に取り付けられます。白い壁に白いラックが溶け込んで圧迫感もなく、つや消しマット素材なところも気に入ってます。
以上、我が家のつっぱり棒活用術でした。壁に穴を開けることなく欲しいところに収納を増やせる突っ張り棒。工夫次第で見た目も使い勝手も格段にアップすることができます。突っ張り棒のおかげでデッドスペースを有効活用でき、しまい方に困っていた物をすっきり収納できました。失敗してもいくらでもやり直せるのもメリットですね。手軽に取り付けられる突っ張り棒で収納の悩みを解決してみては?参考になれば幸いです!