ターナーの「アイアンペイント」は、名前の通り塗るだけで簡単に金属のような質感を出せる塗料です。エイジング感のある仕上がりが特徴で、ちょっとチープかなと思っていた雑貨も風格のある見た目に変えてくれます。
水性塗料なので扱いやすく、乾けば耐水性もあるので、水洗いもOK。我が家のインテリアも、このアイアンペイントを使ってけっこう変身できました!
目次
1個999円だったIKEAの花瓶は
部分塗りでシックな印象に
こちらは、IKEAで購入した花瓶。くすんだ色やデザインに一目惚れしたものの、いざ部屋に飾ってみるとデザインがポップすぎて、他のインテリアとうまく合わなく、ペイントして雰囲気を変えてみることにしました。ほんのり大人っぽさと高級感をプラスしたかったので、アイアンペイントのカラーはアンティークゴールドをチョイス。花瓶の口や腰、高台に部分的に塗って、コントラストをつけてみました。花瓶はそのままでも北欧らしいデザインでお洒落なのですが、アイアンペイントの部分塗りで、高級感も出せたと思います。
超シンプルな掛け時計のプラスチック
フレームに重厚な趣きをプラス
数年前に1800円くらいだったニトリの掛け時計。数字のフォントや秒針などがレトロで可愛いのですが、プラスチックのフレームなので、少しチープな印象。結局、使うことなく眠らせていました。花瓶に塗ってうまくいったので、他にできるものはないかと探していたときに、奥行きのあるフレームデザインが特徴の、この時計を思い出しました。こちらに塗ったのはアイアンブラックという色。プラスチックのつるんとした素材感が消え、見事に武骨な印象になりました。触らなければ鉄にしか見えません! ちょっとアンティークショップで売られているような時計に変身して、かなり満足しています。
100均のフォトフレームも
よりアート感の強い印象に
こちらはダイソーで購入したA3サイズのフォトフレームです。軽くて扱いやすいのですが、木目調のプリントがどうにも安っぽく見えるのが難点でした。こちらもフレーム部分をアイアンブラックで塗装。塗装後は、武骨な印象になるので、バンクシーの絵ともしっかりとマッチ。カッコよくなったと思います。
使い方は本当に簡単!
使い方は本当に簡単。アイアンペイントを刷毛やスポンジでとって塗るだけ。刷毛を使うと凹凸感が出しやすく、スポンジだと均一に塗りやすいです。注意点としては、塗らない部分はマスキングテープでガードしておくことと、塗る前に表面のごみや汚れは取り除いておくことくらいです。何度かやってみた感じでは、少し厚めに塗ったり二度塗りしたりすると、より本物に近い雰囲気に仕上がります。また、刷毛の毛先を立てて叩くように塗ると表情が出しやすいです。不要なものに試し塗りして自分の気に入った質感を探すのも楽しいですよ。小物雑貨に塗る程度なら、ペイントは1本あれば十分。今回のペイントで使った量は2割くらいなので、まだまだ楽しめそうです。
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お金をかけずにインテリアの模様替えをしたい、飽きてきた雑貨のイメチェンをしたいなんていうときにぴったりな、アイアンペイントを使ったDIY。ぜひお洒落なインテリア作りに活躍させてみてください。