空気の汚れを取り除き、様々な生活臭までクリーンにしてくれる空気清浄機ですが、各メーカーともたっぷりと機能を盛り込み年々進化しています。実際、各社で何が違うのか、素人目にはピンとこないですうよね。日本における空気清浄機の御三家に、空気清浄機を選ぶときに注意すべきポイントと各社自慢の1台の、特に凄いところを教えてもらいました。これから購入をお考えの皆さん、ご自身のライフスタイルと合わせて以下を参考に検討してみては?
目次
【シャープ広報・岸本さんの一押し】
AIが室内外の空気の状態を分析して
常に最適な運転で空気を浄化&ペットの臭いを一掃!
『シャープ』プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-JX75
◆AIが空気の状態を分析し、常に最適な運転
例えばすっきりした気分で朝を迎えられるようあらかじめセンサー感度を高めにして空気の汚れに備えたり、空気清浄機の様々なセンサー情報やスマホの位置情報サービスをもとに、毎日の生活パターンまでもきめ細かく分析・学習し、ご家庭ごとの生活パターンに合った運転に自動切り替えします。また、焼き肉など煙が多い料理の後は念入りに空気をきれいにし続けるなどをAIでコントロールします。
◆ペットに優しい専用運転モードがある!
スマホと連携する「COCORO AIR」にペット情報を登録しておくとペット運転専用モードを稼働させることができ、ペットだけのお留守番時も快適な空間に整えてくれます。
◆手入れが簡単!自動掃除機能が凄い
空気清浄機は定期的なフィルター掃除が必要ですが、自動掃除パワーユニットが搭載してあり、手入れの手間を軽減してくれます。これはプレフィルターが自動で上下に動き内蔵の掃除ブラシがほこりをかき出し回収してくれるというもので、通常1年間掃除しないと25%低下すると言われている集じん性能をおよそ99%で持続するのだとか!
広報の岸本さん一押しの空気清浄機は、シャープが誇る空気浄化技術“プラズマクラスター”と、AIとIoTがドッキングした独自のAIoTクラウドサービス対応の「加湿空気清浄機KI-JX75」との回答。「特長やおすすめポイントはたくさんあるのですが、まず第一に当社が誇る空気浄化技術、プラズマクラスターの高濃度25000を搭載し、付着したカビ菌やウイルスにも効果を発揮すること。フィルターだけでは除去しきれない臭いや汚れもすっきり消臭、浄化します。もちろん、フィルターにもこだわっていて、三つの強力なフィルターを採用しました。春先に気になる花粉やPM2.5など、細かい網目と静電気の力で粉じんを吸着する“静電HEPAフィルター”、ペットや料理の臭いの他、排気ガスなどの有害ガスまでも低減させる“ガスもと〜る脱臭フィルター”、ほこりを捕らえる“抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター”の三つで空気を徹底清浄します。お手入れが楽なことや、清潔さをキープできる機能も盛り込み、使いやすさも配慮しました」
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【ダイキン広報・重政さんの一押し】
本格的な除湿・加湿・脱臭・集じん力で
空気清浄しつつ洗濯物の部屋干しにも役立つ!
『ダイキン』除加湿ストリーマ空気清浄機 クリアフォースZ
◆年中大活躍の除湿機能は部屋干しに最適!
花粉やPM2.5が舞う春先や、湿度がぐっと上がる梅雨時など湿度を調整するだけでなく、洗濯物の部屋干しに大活躍な除湿機能を搭載。除湿機能と清浄機能が合わさることで部屋干し特有の生乾き臭とも無縁です。
◆ストリーマ技術による臭い除去能力の高さ
生ごみ、アンモニア、タバコ、ペット、カビなど気になる生活臭や花粉などの粉塵を分解するストリーマ技術は、脱臭力が凄いだけでなく、その効果が持続するのもポイントです。ちなみにフィルターは10年交換不要です。
◆加湿時も空気清浄能力が低下しない!
空気清浄のみの運転時と加湿空気清浄運転時、それぞれの適用畳数はともに〜31畳と大容量。程よい湿度を保ちつつ空気をクリーンにできるのはユーザーとしては安心ポイントです。
ダイキンの広報・重政さんの自慢の1台はダイキンの空気清浄機ラインナップのなかでも最高級モデルである除加湿機能を兼ね備えた「除加湿ストリーマ空気清浄機 クリアフォースZ」です。「家庭用の空気清浄機において、加湿機能はもはやデフォルトですが、このモデルの最大の特徴は本格除湿機能を搭載していることです。四季のある日本では、冬は乾燥し、夏は多湿と環境の変化が激しいですよね。目標湿度を設定しておくと、加湿と除湿を自動に切り替えて部屋の湿度をコントロールしてくれるのでいつでも快適空間でいられるのです。他、独自のストリーマ技術は、フィルターに集めた塵や有害ガスを分解しウイルスやカビを抑制するのですが、クリアフォースZは、その能力を加湿する水の細菌にも発揮。徹底したクリーン技術とお手入れの楽さを実現しました」
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【パナソニック広報・山内さんの一押し】
13種類もの花粉に効果を実証した
飛び出すナノイーXのパワーで花粉を無力化!
『パナソニック』加湿空気清浄機 F-VXR90
◆日本全国13種類もの花粉に効果あり
年間を通し、日本には様々な花粉が飛び交っていますが、F-VXR90に搭載のナノイーXは13種類もの花粉に効果を実証しています。花粉に特化した「花粉撃退モード」も搭載されており、ハウスダストのなかでも特に大きくて重い花粉を2方向の気流でパワフルに吸引します。他、衣類に付着した花粉を無力化する「花粉クリーニング」モードもあり、花粉対策には自信があります。ちなみに花粉の無力化とは、ナノイーに含まれるOHラジカルという成分が花粉のタンパク質を変性させ花粉を抑制すること。
◆飛び出すナノイーXがPM2.5にも臭いにも効く!
パナソニックが誇るナノイー(水から生まれたイオン)のおよそ10倍のOHラジカルの生成が可能になったナノイーXは、花粉はもちろん、PM2.5に含まれる大気汚染物質も抑制、分解。脱臭能力も高くペット、タバコをはじめとする生活臭に効果大です。
◆ひとセンサーで汚れが広がる前に素早く集じん
人が動くとすぐほこりは舞うもの。ならば部屋中に汚れが広がる前に集じんしようと搭載したのがひとセンサーです。人の動きを素早くセンサーが感知し、ハウスダストが広がる前に先回りして集じんをスタートします。
パナソニック広報・山内さんは「加湿空気清浄機 F-VXR90」を推薦。「実は年間を通して様々な花粉が飛び交う日本では、花粉対策に強い加湿空気清浄機はもはや必須の1台と考えています。 F-VXR90は、お部屋の空気をクリーンにするのはもちろん、特に花粉に注力した機能を盛り込みました。花粉やハウスダストは床上30㎝にたまりがちなので、下の開口部が大きく開いて汚れを一気に吸い込めるようデザイン。さらに二つのルーバーで異なる気流を作り出し、より吸引力をアップしました。弊社が誇る水から生まれたイオンであるナノイーXの力も合わさり、花粉対策に効果を発揮します。他、ウッド調でインテリアに馴染むデザインにしたのもこだわり。前面に吸い込み口を配することで壁際にピタッと置けて家事動線を邪魔しないよう配慮しました。後は細かいことですが、加湿フィルターの洗いやすさも密かな自慢。柔らかなメッシュ素材で洗いやすいと女性ユーザーからも好評なんです。集じんフィルターの汚れも、おもて面を掃除機で吸い取るだけなので簡単です」
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〈おまけ〉御三家広報が回答!
空気清浄機を買うときに気をつけるべき二つのポイント
①適用畳数は加湿可能数をチェックすべし
適用畳数は空気清浄機能だけと加湿運転時では違うものが多いです。そして加湿のほうが適用エリアが狭いので購入時には加湿の適用畳数を必ずチェックするとあれ、なんだか効果が感じられない!?なんてトラブルもありません。
②手軽にお手入れが可能かを確認
毎日使うものなのと、水を扱う家電なのでカビや汚れは気になるところですよね。フィルター自動お掃除機能付きなど、手軽にフィルターのお手入れができるかどうかや、水タンクの取り外しやすさや洗いやすさなどもチェックしておくといいですよ。
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空気をきれいにしてくれる空気清浄機ですが、機能はもちろん、選ぶときには本体をいかに清潔に保つか=手入れがしやすいか?というところも抑えるべきだと分かりました。自身の生活スタイルに合わせてぴったりの1台をゲットし、クリーンなおうち時間を過ごしてくださいね!