(画像提供：アイリスオーヤマ)
今回、お話をお伺いしたのは、アイリスオーヤマ家電開発部 季節家電チームマネージャーの福増一人さん。「最新のサーキュレーターは、ご家庭でのさまざまな場面で使えるように進化しています。１台持っていると意外と便利ですよ」(福増さん・以下同)。教わったことは、最新作「サーキュレーターアイ DC-JET」をお借りして、自宅でしっかり実践してみましたので、その結果をご報告します！
４月に発売されたばかりの「サーキュレーターアイ DC-JET」
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目次
利用術①
洗濯物の部屋干しに使って
乾燥時間を劇的に短縮できます！
早速バスタオルを「衣類乾燥モード」で乾かしてみました。かなりの強風が出て２時間ほどで乾きました。
「DCモーターの採用で羽の回転数をなめらかに制御することができ、風量が細かく調整できるようになったことから、最新のサーキュレーターには各メーカーとも風に抑揚をつけた送風モードを搭載しているものが増えています。この最新機種『DC-JET15』には “衣類乾燥モード”が搭載されていて、物干し竿に干した洗濯物に対し、首振り角度の中央部分の風は弱く、外側ほど強く調整することで、風による衣類やハンガーのズレ、乾燥ムラを防止して、多くの洗濯物でも満遍なく乾燥できますよ」。バスタオルを干しつつその風に当たってみると全体的にしっかりとした風量。本当にバスタオルが乾いてくるとズレたりしないの？ と思って半信半疑で部屋干しスタート。左右首振りの角度は90度を選択し、手動でバスタオルによく風が当たる上向き角度に調整。しばらく後に様子を見ると、バスタオルもズレずにしっかり乾燥していました。 同じ干し方でサキューレーターなしだと６時間以上かかっていたのに、わずか２時間で乾燥！ 雨の日の必需品になりそうです。
利用術②
DCモーターの繊細な風量調整と静音性で
冷えすぎず心地よい睡眠が手に入ります！
お昼寝で汗をかいて暑そうだったので、頭部を中心に風量１で15分ほど風をあててみました。至近距離からでもふんわり髪に届くような優しい風だったので気持ちよさそうに寝続けていました。
「アイリスオーヤマのサーキュレーターも、このシリーズから風量が10段階調整できるようになり、部屋の広さやシーンに合わせて使い分けるができるようになりました。ACモーターでは叶えられなかった微風もDCモーターを採用したことで出せるようになりました。ちなみに風量１～４は35ｄB(落ち葉が舞うくらい静かな騒音レベル)以下ととても静かなので、音で眠りを妨げるようなことになりにくいです」。我が家の扇風機だとここまで風量を選べないので、遠くから風を送っていましたが、これなら弱い風をピンポイントで送れます。１歳の息子の昼寝中に使っても、気持ちよさそうにぐっすり寝ていました。冷やしたい頭部分だけにあてられるのも、風が直線的なサーキュレーターの良さですね。また就寝時にベッド横に置き風量３で首振り設定で使ってみました。優しい微風なので体の冷え過ぎが起こりにくい気がしました。何よりとても静かで、睡眠の邪魔にならないのもポイント。「入りタイマー」も思っていた以上に便利！ 暑い日は朝から温度が急上昇するので、入りタイマーで涼しい風のなか起床できるのはとても気分がよかったです。
利用術③
窓辺に置いて換気扇のように使えば
空気の入れ替えが効率的にできる！
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- 窓辺に置いて窓からの風を循環させてみました。一瞬で朝の涼しい風が回って、心地よい空間に。
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- 1.3kgと我が家の１歳児でも軽々運べるサイズなので、イスの上でもどこにでも置けて使いやすい！
「空気循環に使うのが最も多い使い方ですが、冷房と一緒に使うときは、エアコン下に壁に背を向けるように設置してください。冷たい空気は下にたまるので足元の涼しい空気を部屋全体に行き渡らせることができます。また暖房の場合はエアコンと対角線上にある部屋の隅に置くのが最適。暖かい空気は上にたまるので、エアコンに向けて風を送ると暖かい空気を部屋全体に循環させることができます。そして意外とおすすめなのが、換気扇としての利用法。窓の横に置けば、かなり効率的に屋外のフレッシュな空気を部屋に送り込めます」。最近の家は気密性が高いので、梅雨時は湿気もなかなか抜けません。晴れ間がのぞいた貴重な朝に窓際にサーキュレーターを置いて、部屋の空気を撹拌してみました。換気をする前は74％もあった湿度が、56％まで下がって、体感的にもかなりすっきり。また、雨が続くときは、エアコンの除湿とサーキュレーターを併用すると、涼しさが倍増してよかったです！
◆「サーキュレーターアイ DC-JET」KCF-SDC151T
アイリスオーヤマらしい「なるほど」が
詰まった、使いやすさが魅力でした！
「サーキュレーターアイ DC-JET」KCF-SDC151T サイズ：H29×W21×D21㎝ 適用畳数：24畳 重量：1.3㎏
●「衣類乾燥モード」で乾燥ムラを軽減
●風速約30％up！ 小さくても風量たっぷり
●10段階の切り替えの細かな風量調整
●首振り角度も３パターンから選択可能
「前面パネルを平面型形状からボール型形状にした“スパイラルグリル”で、風速を上げても風を中心に集めることができ、コンパクトな大きさでも直進性の高い風を遠くまで送ることができるようになりました。さらに、当社独自開発の広い表面積の羽根を採用したことにより、一回の回転における送風量を増やすことができ、効率的に空気を循環させることができます」。それ以外にも、左右首振り角度が60、90、120度で選べたり、入りタイマー機能が搭載されたり、とても便利に進化しています。愛らしいコロンとしたフォルムやシンプルな色もインテリアになじむ好デザインです。
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- 円弧状のシンプルな操作パネルは、搭載されている機能が一目瞭然。風量調整：10段階 角度調整：左右首振り(60、90、120度、自動) タイマー：2、4、8時間(入、切共に) 送風モード：連続・リズム・衣類乾燥
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- ころんとしたボール型の形状は、インテリアとして成立するからどの部屋に置いても◎。また上下首振りの機能もついているから活用度が高い。上下首振り：0度～65度(自動)※手動も可能。
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福増さんのお話を聞き、さらに実際に使ってみて、サーキュレーターは、単に空気の循環だけじゃなく、生活のなかでいろいろな使い方ができることが分かりました。扇風機より格段に利用シーンが多いので、どちらか選ぶなら、サーキュレーターが便利ですよ！