re:sumica

最新はAI&IoT!「エアコン買い替え」で悩むべき、おすすめ候補3機種

今年は梅雨が長く、7月に入ったというのにまだ肌寒い日も多くエアコンをフル稼働させているお宅は少ないかと思いますが、そんな今こそエアコンの買い替えを検討するいいタイミング。「最近のエアコンは省エネで空気清浄機能をもたせた設計をベースに、ただやみくもに冷やしたり温めたりするだけではなく、細かい設定や操作をしなくても自動的に快適な空間を作ってくれる機能に各社とも力を入れていますね」(ビックカメラ新宿西口店 ・川田飛色さん 以下同)

目次

買い替えなら、この二つの機能は大前提!

①スマホやスマートスピーカーと
連動して遠隔操作ができる

「外出先からスマホ経由でエアコンをオンにして、帰宅時には好みの温度に部屋が冷えているというようなことがポピュラーになりつつあります。例えば日中家に誰もいなくても、子供が学校から帰ってきたときに快適な室温にしておいてあげることができるので、共働き世帯やペットがいるお宅に人気です。さらにスマートスピーカー経由で、声でエアコンに好みの温度を命令したり、現在の温度状況を尋ねたりできる機種も出てきています」

②使用状況に応じた学習機能で
指示しなくても快適空間を作り出す

「ネット経由でお住まい周辺の天気情報を取得し、自動的に室温や湿度を調節したり、使っていくうちにユーザーの好みの温度を学習して反映させたりと、自分で進化していくモデルも注目を集めています」

『ダイキン』うるさら7 AN36WRBKS
「これがあれば除湿機も加湿器も不要!
おまけに空気まできれいにする万能な1台です」

畳数目安:12畳 冷房時消費電力:825W  省エネ基準達成率:132%

スマホ操作や学習機能以外の特徴は?
●外気の水分を取り込む加湿機能で冬場も快適
●運転音にまで配慮したおやすみ自動運転
●サーキュレーション気流で効率良く冷房

「除湿だけでなく加湿にも対応しているのがダイキンの強み。冬場はAIが部屋の湿度を判断して、乾燥気味の場合は外気から水分を取り込み、無給水で自動的に加湿してくれます。ダイキンはプラズマ放電で内部のカビや花粉などの有害物質を抑制するストリーマ照射機能が搭載されていますが、実は多くの病院で採用されているほど空気清浄機分野での信頼度が高いんです。こちらは、床や壁の輻射熱を検知して自動運転する機能に加え、何よりこれ1台で室温調整、湿度コントロールをしてくれるので加湿器も除湿機もいらないのがポイント。お部屋の空間をより広く使えるのも日本の住宅事情においては魅力だと思います。直接体に風が当たらないように送風し、運転音も控えめに落としたおやすみ運転機能で、疲れがちな夏の睡眠環境をしっかりサポートしてくれるのもこれからの時期は嬉しいですね。外出先でのスマホからの遠隔操作も可能なので帰宅時に快適な室温にしておくこともできますよ」

『パナソニック』エオリアXシリーズ CS-X369C
「自動フィルター掃除や防塵・防カビ対策など
エアコン自体を清潔に保つ能力が高いモデル」

畳数目安:12畳 冷房時消費電力:825 W 省エネ基準達成率:134%

スマホ操作や学習機能以外の特徴は?
●内部にたまったほこりは自動的に掃除
●ナノイーXが花粉やアレルギー物質を抑制

「パナソニック独自のイオン生成機能『ナノイーX』に加えて、ほこりがたまったことを感知して運転休止中に自動に作動するフィルターお掃除ロボットや、熱交換器にシリカ材を凹凸表面処理して汚れの付着を防いだホコリレスコーティングなどメンテナンス機能も充実しているモデルです。ナノイーX は五大生活臭にも効果を発揮。花粉やアレルギー物質、浮遊菌やウイルス、PM2.5なども抑制してくれるのでもはや空気清浄機を搭載しているようなモデルと言えます。ネット経由で収集した気象情報からこれからの室温・湿度を判定し、継続運転するかオフにするか自動判定したり、人の居場所や動きを感知して最適な送風をしてくれます。さらになんと家具配置までも学習し、不必要な場所への送風はカットするというエオリアAIの優秀さには驚きますよ! スマホでの外出先からの遠隔操作はもちろん、無線LAN経由でスマホアプリから室内の空気清浄効果を確認することもでき、クリーンで快適な空間作りに注力した1台と言えます」

『三菱電機』霧ヶ峰Zシリーズ MSZ-ZW3619
「AIが少し先の体感温度を予測してくれて
室温・湿度で不快になることはありません」

畳数目安:12畳 冷房時消費電力:820W 省エネ基準達成率:134%

スマホ操作や学習機能以外の特徴は?
●10年間メンテ不要のフィルターお掃除メカ
●高電圧で微粒子化されたミストが菌の増殖や臭いを抑える
●人がいないと3時間後に自動で運転ストップ

「三菱電機では以前からAIやセンサー機能に力を入れていて、お部屋のひとりひとりに快適な空気を送るおまかせ機能では他社に先んじていると思います。フラップを二つ設けることで、望みの場所に的確な温度の風を送り込めるようになっている設計がポイント。暑い外から部屋に入ってきたばかりの人と長時間ずっと部屋にいる人とでは、体感温度は大きく異なりますよね。ムーブアイmirA.Iは外気温の変化や窓からの日差しによる温度の変化を読み取ってくれるだけでなく、それぞれの人の動きから現在感じている暑さや寒さを予測して、それぞれに気持ちいい温度の風を送ってくれます。使っていくうちにその家の好みの室温や住宅性能を学習し、ちょっと先の室温を予測しながら運転をコントロール。この先読み機能があることで部屋にいる際はほぼ室温や湿度で不快に感じることはないと思いますよ。1日のなかでも室温の変化は大きいので、暑さや寒さを感じてからリモコンを操作するという地味なストレスを完全排除できます。スマホはもちろん、スマートスピーカーと連動可能なので、手がふさがっていたりリモコンが手元にないときも音声で操作できますよ。また、空気中の水分に高電圧をかけて微粒子を発生させ、カビや菌などの発生を抑制するピュアミスト機能が搭載されているのも人気ポイントです」

・・・・・

エアコンの耐用期間は一般的に10年程度といわれていますが、8年以上経過したものはもう、いつ壊れてもおかしくない状態だとか。最近のエアコンは省エネ設計にもAIを活用しているので、電気代がぐっと下がるのも魅力です。同じ製品を長く使っている方はこれを機に買い替えを検討してみてください。

ビックカメラ.comでエアコンをチェック!

モバイルバージョンを終了