みなさんは、収集日まで処分できない生ごみをどのように保管していますか? 最近では、乾燥したごみを堆肥として家庭菜園に再利用できるというエコの観点からも生ごみ処理機の需要が増えています。2人暮らしの我が家では、キッチンで出た生ごみを小さなビニール袋に入れ、口を縛りごみ箱へという流れで保管しています。小さなことのようにも思えますが、これが毎日のことだとかなりのストレスに。また、ホームパーティをすると通常の2、3倍の量の生ごみが出て、ごみ出しの日まで溜めておくと、夏場は臭いが漏れ、時には小バエが発生してしまうこともあります。これらの悩みを「パナソニック」の MS−N53-S 生ごみ処理機リサイクラーで解決できると聞き、2週間使い続けてみました! 2〜6人用の大容量の処理機は、温風乾燥で除菌&脱臭ができ処理後は1/7までに減容。キッチンを清潔に保てます。残った乾燥ごみは堆肥としてオリーブの木とレモンの木にきちんと有効利用してみました。
使用して実感したメリット
●夏場の生ごみの悪臭から解放される
●ごみの量が減りごみ捨てが楽になった
●タイマーがついているので寝ている間に処理できる
●ごみ箱サイズなので置き場所にも困らない
●乾燥したごみは堆肥としてリサイクル可能
目次
ワンプッシュでふたを開け
まな板から直接生ごみを投入するだけ!
箱が届いたときはその大きさに驚きましたが、出してみたら意外とスリムでキッチンにうまく収まりました。スタイリッシュな本体デザインにある操作ボタンは、凹凸がないので簡単にサッと拭けてお手入れも楽ちん。内蔵された処理容器は高さがあるので流しで洗うには少しだけ不便さを感じましたが、洗剤を使わずにスポンジで水洗いするだけなので慣れてしまえば気になりません。処理中の臭気は少し焦げたような匂いがするくらい。臭気判定士による試験では従来品が1.9に対して「MS-N53-S」では0.9とかなり下がっていて、夏の生ごみの腐敗臭に比べたらほとんど気になりません。投入した生ごみによっては撹拌する音が響くこともありますが、基本的には小さなブーンというモーター音が聞こえるだけです。
卵の殻、鶏肉の骨、トウモロコシの皮など
扱い注意の食材はきちんとチェックして
1日分400g前後の生ごみを乾燥させ、そこに足す形で2週間使い続けました。本体には生ごみ投入目盛り線がついているので、それを目安にどんどん投入! 我が家では朝食に必ずフルーツを食べるので、その皮や端、ヨーグルトは必ず処理機に入ります。また夕飯は肉派なので肉の切れ端、炒め物やサラダなどの野菜類、納豆、豆腐なども多いです。賞味期限切れのキムチや魚なども発生していたのでそれらも追加。使用時に面倒だなっと思ったのは、夏バテ回復のために飲んだしじみ汁の貝殻をよけなくてはいけなかったこと! 大量の貝殻や卵の殻、鶏肉の骨など硬いものは故障の原因につながるので注意が必要です。うっかり投入してしまったトウモロコシの皮とひげですが、繊維質の多いものは撹拌羽に引っかかってしまうので5㎝以下にカットし入れなくてはいけませんでした^^; ネギなども同様です。また、オレンジやレモンなど柑橘類の皮には、リモネンという成分が含まれているため、処理容器の半分以上入れてしまうと引火性の恐れがある(!)ので要注意だそうです。我が家は柑橘系を毎朝とっているのでちょっとドキッとしました。アルコール類や酒かすも同様、引火の恐れがあるので気をつけました。ごみの含む水分量で所要時間の変化がありますが、電気代の目安は400gで標準モード使用なら約100分で16円と、むしろ生ごみの今までの処理の手間を考えたら安い気がします。何より生ごみの臭いからも解放されキッチンが清潔なのがいいですね。
生ごみリサイクルで始める
快適でストレスフリーなエコ生活
今回初めて生ごみ処理機を使用して、ごみ箱程度のスペースに置けて、生ごみの日まで処理できずに困っていた臭いや量を気にするくらいなら、このごみ処理機を置いたほうがいいのでは…と思ったほど大活躍! その日出た生ごみをポンポン処理用容器に投入し、一日の生ごみを就寝中に簡単に処理。生ごみを撹拌し約130℃の熱風で水分を飛ばし1/7程度になった乾燥ごみは堆肥として有効利用。2週間分の生ごみをもし放置してしまったら…と想像をするだけで恐ろしい! 一軒家あるある、生ごみを捨てカラスに生ごみを荒らされるというようなストレスからも解放されそうです!
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