自由が丘に大手文具メーカー、キングジムが運営する、キッチン家電を試すことのできるカフェ「Toffy自由が丘」にお邪魔してきました。お目当ては話題のオーブントースターを使ったトーストの食べ比べ。 「おいしいトーストは毎日の生活にうるおいをもたらしてくれます。だからこそトースターは、納得して選んでほしいので、ショップ2階にオーブントースターをはじめキッチン家電が体験できるカフェを併設しました」(キングジム開発本部ステーショナリー開発部、店舗開発課リーダーの二藤部晋さん・以下同)。
トーストの焼き比べをするには、食パン2枚とバター2種がついた「トーストお試しプレート」550円(税込)をオーダー。3台以上のトースターを試したい場合は、食パンをカットしてくれるサービスもあります。今回試したのは、『Toffy』2製品の他、今話題の『バルミューダ』『アラジン』『デロンギ』の高スペックオーブントースターの合計5台。焼き時間と温度については、二藤部さんが推奨するダイヤル数値に赤いマークが貼られていますが「好みに合わせて調整してください」とのことでした。一度に食べ比べると同じ食パンなのに、トースターによって味がかなり変わることが分かります。今回は特徴が際立っていておいしいと思った3台をピックアップ。ぜひ購入時の参考に!
◆高温で焼き上げた軽い食感。
昔ながらのサクサク感重視なら
『デロンギ』ディスティンタコレクション
オーブン&トースター EOI407J
「ヒーターをM字型に配したことで加熱エリアが広がり、温度120~220℃、タイマー最大45分と本格オーブンとしての機能も備えています」。温度220℃で約4分間トーストしたところ、気持ちいいほど軽く、サクサクの食感に! もちろん小麦の風味もしっかり味わえます。「トーストは食感が命という人におすすめしたいです」とのこと。庫内も大きめで、一度に4枚のトーストが焼ける他、ピザや焼きおにぎりがパリッと焼けるピザストーンが付属されているのでオーブン料理も楽しみたい人に◎。
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◆スチームがパンの香りと風味を閉じ込める。
今どきもちもちトーストが味わえる
『バルミューダ』
BALMUDA The Toaster
「トーストする前に5ccの水を入れることでスチームが庫内に充満し、表面をトーストしながら、パン自体の水分や油脂成分、香りはしっかり閉じ込めます」。トーストの設定は、ダイヤルを「トースト」マークに合わせるだけ。独自のプログラミングでおいしく焼き上げてくれます。実際に食してみると、もっちり感が半端ない! パンの風味が口の中に濃厚に広がりまさに主役級の味。火加減や時間が難しいチーズトースト、フランスパン、クロワッサンも焦がさず焼けるオートモードや、170℃、200℃、230℃の3段階で温度調節も可能なのでパン好きに嬉しいですね。
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◆アンダー1万円の高コスパモデルながら、
焼きムラが少なくふんわり食感
『ラドンナ』Toffy
グリルオーブントースター K-TS2
レトロなデザインにひと目惚れして購入する人も多いというトースター。「ダイヤルで温度は230℃、2分の時間設定をおすすめしています」。熱が反射しやすく設計された庫内形状で、むらなくトーストが焼けました。他の2台に比べてかなりリーズナブルな値段でこの仕上がりは優秀。「上下に遠赤外線ヒーターを搭載しているので、外はカリッとしながら、中はふんわり柔らかな食感が楽しめると思います」。癖のない焼き上がりで、好みのバターやジャムと合わせて楽しみたくなるおいしさ。グリル調理も可能ですが、庫内の高さが低めなので食材のサイズには気をつけてください。
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以上、味で選んだ3製品を紹介しましたが、正直ここまで違いが明確に出るとは思いませんでした。 おいしいトーストの条件は「外はサクッと、中はモチッと」と言われますが、サクッと感を重視する人がいれば、モチッと感を重視する人もいるはず。その他にも、一度で何枚焼きたいか、トースト以外の調理機能も重視するかなどによっても選択肢は変わってきます。迷ったらぜひ「Toffy 自由が丘」で試してみてはいかがでしょうか。
(撮影/相澤琢磨)