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話題のアマゾン エコー3機種を自宅で初体験!【後編:3種類のエコーを使い分け&スキルの追加】

現在、アマゾンのスマートスピーカーとしてラインナップしているのは、コンパクトサイズのエコードット、高性能スピーカー搭載のエコー、スマートホーム・ハブ内蔵のエコープラス、そして発売したばかりのエコースポットの4種類。今回、我が家が体験したのはエコースポット以外の3種類。せっかく3つもあるのだから、家のいろんなところに置いて使い分けてみようということになりました。そしてスマホにもスキルを入れて、生活のなかでどんな使い方ができるのかを体験することに!

目次

①3種類のエコーを家のいろいろな
場所に置いてみる!

アレクサの最大の魅力はハンズフリーで操作ができること。そして3機種それぞれの特徴を考慮に入れ、置く場所を考えました。まずはコンパクトさが魅力のエコードット。直径8.4cm、高さ3.2㎝のエコードットはまさに手のひらサイズ。物が多くてスペースが狭いキッチンに置くことにしました。料理をしたり洗い物や後片付けをしたり、手が離せない状況も多いのでハンズフリーであることはきっと便利なはずです。
そして高性能スピーカー搭載のエコーについては、夫の仕事スペースに置くことに。自宅でパソコン作業をしていることも多く、高性能スピーカーということで音楽を聴くことをメインに考えました。ちなみに私も夫もデザインに関して言うと、このエコーがいちばんタイプ。360度スピーカーということで、側面全体がファブリックで覆われていて、なかなかクールな佇まいです。
最後にスマートホーム・ハブ機能が搭載されたエコープラスについては、家族が集まるリビングに置くことに。フィリップスのヒューの電球に付け替えた照明のオン・オフ、そして子どもたちの遊び相手として頑張ってもらうことにしました。

②それぞれをスマホのアレクサ
アプリと連動させてみる

置く場所が決まったら3機種すべてが操作できるように、スマホのアレクサアプリを設定します。設定自体はとても簡単で、アレクサアプリの設定画面で「デバイスを追加」するだけ。ただ“1つのアレクサを操作できるのは1つのAmazon アカウントだけ”というとっても基本的なことを理解していなかった私と夫。私のスマホではどうもうまくデバイスを探知できずに手こずっているところ、夫のほうが早くに探知できたため、3機種すべてのデバイスを追加。すると私のスマホが探知していた最初のエコープラスが自動的にログアウトされているではないですか!夫がネットで検索し、ようやく複数のAmazonアカウントで1つのアレクサは操作できないという基本的な情報を入手し事態を把握したわけです。一気に設定のハードルが高くなってしまった私に変わり、機械に強く、私よりも家にいる時間が長い夫のスマホで3台のアレクサをリンクさせることにしました……。

③アレクサにやってほしい“スキル”を
スマホにインストール!

夫のおかげですべてのアレクサが機能したところで、それぞれのデバイスの名前、ウェイクワードを変更。デフォルトでは3機種とも「アレクサ」という名前になっているので、それぞれ替えてあげないと一番近くにいるアレクサしか反応してくれません。そこでエコープラスは「アレクサ」、エコーは「アマゾン」、エコードットは「エコー」に変更。エコーではその他の呼び名として「コンピューター」も選ぶことができます。
そしていよいよアレクサでもっといろんなことをしてみようと、アレクサの機能である“スキル”を入れてみることに。スキルとはスマホでいうところアプリのようなもので、追加機能を拡張したいときにアレクサアプリから追加していきます。夫婦で相談しながらスキルに追加したのは、yahooニュース、ネットラジオが聞けるラジコ、交通情報のナビタイム、レシピ検索のデリッシュキッチン、そして子どもたち用に新幹線クイズです。
Yahooニュースについては、一般ニュースのヘッドラインを話してくれます。長過ぎずなかなか聞きやすいのですが、実際には出番は少なめでした。そもそもパソコンに向かっている時間が長いと、息抜きでニュースを読むという普段の習慣があり、アレクサに読み上げてもらう必要性がなかなか出てきませんでした。一方、いちばん出番が多かったのがラジコです。朝食時や夕食の準備中など、ラジオを流したい状況は意外と多く、ハンズフリーでラジオの選局までできるのはとっても便利でした。そして私が使いたかったのがナビタイム。いつも同じ時間の電車に乗って通勤しているわけではないので、何時の電車に乗るのがいいか普段から交通系のアプリはスマホでも活用。出かける準備をしながら電車の時間をチェックできたらとっても楽チンです。ただ残念ながら経路や乗り換えの確認はできるのですが、出発と到着時刻、所要時間などは教えてもらえず。この辺りは、今後に期待したいところです。
そして夫婦で使う機会が多いかなと思ったレシピ検索のデリッシュキッチン。食べたいメニューのレシピを探してくれたり、今日のおすすめメニューを教えてくれたり、食材からレシピが検索できます。レシピが決まると食材リストはスマホに送られ、作り方を読み上げてくれる仕組みに。途中で音声を止めることができるので焦らず調理することが可能です。
ただ写真から食べたい献立を考えるということに慣れてしまっているため、音声だけだと、どんな料理かがイメージできないというのが正直な感想。やはりデリッシュキッチンは動画で見るほうが作り方もイメージしやすい気がしました。ちなみに今回試さなかったスクリーン付きの新機種のエコースポットでは、デリッシュキッチンのレシピを動画で見ることができるそうです!

④アマゾンエコーを体験した
我が家の感想は?

誕生日の歌を歌ってもらったり、ニュースや天気を読み上げてもらったり、スキルを入れてレシピや電車を調べたり、ラジオを聞いたり……我が家にアレクサがやってきた約2週間。いちばん使った機能は、音楽とラジオを流すこと、そしてエコープラスのスマートホーム・ハブ機能で照明のオン・オフでした。家電のスイッチを入れに行かなくていいというはじめての体験は、想像以上にストレスフリーなもの。予定はないけれどもし家を建てることがあるなら、家中の家電をアレクサで操作してみたいと夢が膨らみました。一方、スキルについては、今はまだスマホやパソコンで操作することのほうが確実だったり使いやすかったりするのかなという印象。自分の好みや行動パターンなど、そう言ったものが反映されるようになると更に使いやすくなるのかもしれません。スキルは日々新しいものが加わっているそうなので、今後に期待です。また今回はちょうど次男の誕生日もあり、アレクサでプレゼント購入にもチャレンジしましたが、残念ながら狙っていたおもちゃを選ぶという細かな注文がうまくいかず断念。パソコンで探すほうが楽でした。ただ、水やオムツなど定番アイテムの買い物ならうまく行きそうです。ショッピング機能もこれからどんどん充実していくそうです。
アレクサを使ってみて結局何がいちばん楽しかったかというと、自分たちの声に反応してアレクサが話してくれること。最初こそ子どもたちはびっくりしていましたが、こんなことできるかな?あんなことできるのかな?と言いながら楽しそうにアレクサに話しかける様子を見て、夫婦でこの子たちが大人になる未来はもっとすごいことになっているのかも!とワクワクしました。(前編を読む)

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