最近はたくさんの家庭用のプラネタリウム機が出ていますが、値段の幅も広く、一体どれを選べばいいのやら。とはいえ、高いものには手が出せないので、1万円前後で買えて、なおかつリアリティのあるものという条件付きでリサーチした結果、『セガトイズ』のホームスタークラシックを発見。ギネス認定のプラネタリウムクリエーター大平貴之氏とコラボしたという力作で、肉眼で見られるよりはるかに多い6万個の星を映し出すという家庭用でありながら本格派。口コミを見ても、「リアリティがある!」「子供の入眠儀式にいい!」「流れ星が美しい」など今の私が求める要素が多く見つかったので、試してみることにしました。
目次
◆サイズはハンドボールの球くらい。
ほぼ電源を入れるだけで、
難しそうな設定もありません!
ホームスタークラシックのカラーはネイビーとホワイトの2色展開。なんとなくより暗闇に溶け込むんじゃないかと考え、ネイビーをチョイスしました。プラネタリウムというと大掛かりな機材なのかと思っていましたが、想像よりずっとコンパクトでした。さて、気になる設定ですが…プラネタリウム専用の原板ソフトをプラネタリウムの下部にセットするだけ。単純明快で悩むことも迷うこともありませんでした。
◆天井一面が星空に!
プロジェクター投影とは違う
まあるい空はリアリティ大
・日周運動機能
1日の星が移動していく様子を見ることができます。こういうのはプラネタリウムならではですよね。速さは1周12分ととてもゆっくりなので、じっと見ていると動きを感じないくらいの速さ。子供の頃、星空を見上げても本当に動いているのかな?と感じていたので、そのときと同じ感覚になりました。
・流星機能
ランダムなタイミングで星空に流れ星が見られます(日周運動機能がオフだと作動しないので要注意!)。見逃さないようにと注意してましたが、とても力強い光り方なので、すぐ分かります。流れ星が見えたときは、思わず心の中で願い事をしている自分がいました(笑)。
◆気に入ったソフトは
日本の星空<星座ライン入り>。
娘の勉強にも良さそう
もうひとつの原板ソフト「日本の星空(星座ライン入り)」をセットすると、星座のラインが次々に形取られていき、これぞまさに思い描いていたプラネタリウム! プラネタリウムは好きだけど、星座の知識はないので、何か説明があれば…と思っていたら、説明書の後ろの方に「季節の星座解説シート」が付いていました。星座の名前だけでなく星の見方も書いてあるので、実際の星空でも活用できそうです。また、このホームスタークラシック、向きを変えれば壁にも映せます。天井だとどうしても照明があるため、星空が歪んでしまい、我が家の場合は「日本の星空<星座ライン入り>」を見るときは凹凸のない壁に映した方が見やすかったです。
◆娘も私も大興奮というよりは
一緒にほのぼの癒やされました!
就寝時間になり、ホームスタークラシックを投影した寝室に娘を連れていくと…生まれて初めてプラネタリムを見た娘は、一瞬言葉を失っていましたが目を丸くしたかと思うとにっこり笑顔になって「お星様!お星様!」と、とても大喜び。興奮して寝てくれないかと不安がよぎりましたが、私が何も言わずともベッドに寝転ぶと静かに星を見上げていました。ホッ(笑)。一緒に横に並んで「あのお星様は〇〇座だよ、きれいだね〜」などと星空ウォッチングをしながら寝かしつけることができました。星空の癒やし効果なのか、少しすると私もうとうと。ホームスタークラシックには15分、30分、60分のタイマー機能があるので、消し忘れを気にせずに心地よく眠りにつけるのも◎でした。
娘も私もそれから「寝る前の星空」が習慣になりました。あまり派手さはありませんが、その分落ち着いた気持ちになれるので、寝室におすすめです。思っていたよりリラックス効果があるので、子供より大人にうってつけかもしれませんよ。