【住み家と風水:第6回】気の流れを乱す、テレビつけっぱなし生活

家の風水というと、間取りや方位の良い悪いを想像しますが、それ以外にさまざまなことを風水的に見ていくことができます。要は“気の流れをよくする”手だてを考えるのが風水。占い師の月岡美緒さんに、気の流れを整えて幸せを呼び込むアドバイスをしていただきます。

テレビ風水

目次

大量の電磁波を発生するテレビは
良い気の流れを乱す存在

この秋、2019年10月に消費税を現行の8%から10%にすることが表明されました。今回は、その消費税増税前に駆け込み需要が見込まれる“テレビ”のお話です。テレビはそもそも存在自体が風水の考えに反するもの。というのは、テレビが電磁波を発する電化製品で、電磁波は良い気の流れを乱すと言われているからです。同様に多くのオーブンレンジも電磁波を放出しますが、扉があるオーブンレンジは多少なりとも電磁波をブロックしていると考えられます。一方、テレビは電源を入れれば、電磁波を大量放出。家の中でも最も電磁波を発する家電製品で、可能ならばテレビを置かない暮らしが運気アップにはベストといえます。けれど、現代でテレビのない生活はなかなか難しい……。

部屋の大きさと不釣り合いに
大きなサイズのテレビは置かない

部屋の大きさと不釣り合いに 大きなサイズのテレビは置かない

そこで、電磁波の影響を抑えるために“テレビの大きさ” に気をつけてほしいのです。リビングに入ったときに、何よりも先にテレビが目につくサイズ感は大きすぎます。インチ指定はしませんが、部屋に見合ったサイズ感が重要。壁の半分くらいまでの大きさにとどめるのがおすすめです。またあまり目立たせたくありませんので、部屋の中心に置かず、中心からずらすというのもポイントです。

そして、マイナスイオンを出し、電磁波吸収効果が期待できる植物をテレビ近くに並べましょう。大きいものであればより多くの電磁波を吸収すると考えられますが、あまりに大きいとインテリア的にも厳しいはず。なので、鉢植えサイズで構いません。土と植物(サボテンや多肉植物は除く)という自然のものを投入して、電磁波の乱れを抑えてみてください。

ベッドルームにテレビを置くのは
風水的には最悪

ベッドルームにテレビを置くのは 風水的には最悪

テレビを置く場所ですが、リビングの他に寝室に設置していませんか? テレビは「静」ではなく「動」のアイテムです。寝室は休む、力をチャージする場所なので、動のアイテムであるテレビを設置するのはよくありません。やはり、リビングに置くというのがベターですね。気になる方角ですが、実は生年月日などによって好ましい向きが人それぞれ変わってきます。個人的にはこだわる必要はないと思いますが、もし気になるなら南は避けてください。南は恋愛、人間関係やコミュニケーションの運気に関わる方角です。テレビを南に置くことで、その運気を下げてしまいますのでご注意を。また、北は高い霊力が溜まる方角です。北もテレビを置き、電磁波で気を乱すのは避けたい場所です。少し気に留めておくといいかもしれません。

さらに運気アップを目指すなら
テレビを隠して存在感を消すのもあり!

さらに運気アップを目指すなら テレビを隠して存在感を消すのもあり!

話は戻りますが、風水的にテレビは運気を下げるマイナス面を強く持っていますので、目立たないようにさせるというのが根本的な考え。ですから、現在、大きいテレビを持っている場合は、テレビに布をかぶせて閉じ込めるという策も。小さいテレビであっても布をかぶせるというのは開運にとても有効です。また、テレビのつけっぱなしは避け、テレビを見ない時間は消すことを習慣化しましょう。音を聞くなら音楽やラジオを。テレビをつけながらの行動は運気を下げますので、メリハリのある生活を心がけて、運気を上げていきましょう。

監修

月岡美緒さん

ワークライフバランスを取りながら、毎日の生活向上を目指すバランリード(バランスとリードの造語)主宰。風水鑑定歴は12年。開運アドバイザーとして、風水をはじめ、西洋占星術、四柱推命、タロット、アストロダイスなどの見地から鑑定や各種セミナー、レッスンなどを行う。風水では土地やマンションの購入、転居時の吉方位の鑑定のほか、エネルギーチャージや運気を好転させるための方法を提案。キャリアカウンセリングとしても活躍中。

バランリード代表 月岡美緒さん