目次
豊かな暮らしへと導く「香り」は
「火」の力で運気を高めながら漂わせる
お家の「香り」、つまりホームフレグランスにはスティックタイプのアロマディフューザーやキャンドル、アロマスプレー、ストーンフレグランスなど多くの種類があります。心や体を喜ばせてくれるものばかりなので、どれを選んでもマイナスに働くことはありませんが、風水で考えると、女性はアロマランプやアロマキャンドル、お香など「火」を使うアロマがおすすめです。「火」は女性の心やホルモンバランスを整え、精神の安定を与えてくれると言われています。女性性を高めてくれますので、恋愛運、夫婦運、健康運アップにつながります。ちなみに風水とは直接関係がありませんが、炎の揺れを見ると集中力が上がると言われていますので、アロマを焚き、じーっと火を見つめるのも良いのではないでしょうか。
「火」と「水」のバランスの乱れが
女性の健康不安につながります
風水では、「火」は女性にとって欠かせないものです。けれど、文明が発達するにつれ、昨今の生活では火を使うシーンが激減。料理のときだけしか火を使わないという人や、オール電化で全く使わないという人も多いかと思います。
しかし、一方で「火」の反対要素である「水」は、日常で使用するシーンが増加。本来ならば、この二つのバランスを保ちたい。けれど「水」の要素が強くなっていることで、五行説の流れに弊害が出て、気の乱れが生じていると考えられます。最近増加傾向にある女性特有の病気、乳がんや子宮頸がんも関係しているのではないでしょうか。高齢の方は安全面からもオール電化で構いませんが、50歳以下の女性は積極的に「火」の活用シーンを増やしてください。少し気をつけるだけで更年期を後ろ倒しにできるのでは!?と個人的に思っています。だからこそ香りを生活に取り入れるなら「火」を使うアロマをおすすめしたいのです。
とはいえ、小さいお子さんがいるなど、火を使うことが難しい環境の方もいるはず。その場合は、香りで運気を高めていきましょう! 香りで選ぶなら、風水的には女性性を最も呼び覚ますと言われている「イングリッシュローズ」のお花の香りがおすすめです。純粋な精油100%がベストですが、高価な成分ですので、ミックスされているものでも構いません。
良い気を体にため込むなら
リラックスできる空間の中央
「香り」は良い気を巡らせますので、香りを漂わせる空間としてはリラックスできるベッドルームやホルモンのバランスを整えやすいお風呂場が◎。ただし、シャワーでは「水」の性質が強くなり、良い気も流してしまうので、バスタブに入浴しながら香りを楽しんでください。その他にも「水」の性質が強いトイレはやはり避けたいですね。芳香剤は臭い消しの意味で使うなら置いても構いませんが、アロマ系は置かないようにしましょう。
実際に置く場所もこだわりたいなら、その場の中央に置くことがおすすめです。これは自分の体に良い香り(気)をためて、体内に取り込みたいから。中央に置くことで即効性も高まると考えられます。ただ、香りを楽しむだけと考えるなら窓際や水に流れるところでもOK。絶対にダメとは言いません。また、先ほどベッドルームで香りを楽しむことをおすすめしましたが、次の日のためにリセットをかけたいので、睡眠中は香りが漂わないほうがいいかもしれません。起きている時間に「火」をともし、寝る前に消して寝る。それを儀式的に行うことをおすすめします。
・・・・・・
アロマは香りを楽しむものですが、女性性を高め、恋愛運も健康運もアップします。同じ香りを取り入れるなら、ぜひ「火」を意識してみてくださいね。