目次
子供の「頭を良くする」間取りは
知力の「北」と集中力の「東」を意識
子供の頭を良くするには、知識を入れたり、徳を身につける風水を取り入れるのがおすすめです。知識をつかさどる方位は「北」。なので、子供部屋の間取りも、家の中心から北側を意識するといいですね。それが難しければ北を向いて勉強するなど北方位への意識が知識を増やしていくことにつながります。
間取りを考えると、北に向かって勉強机を置くのがいいですが、座ったとき背中側にドアがくるのはNG。私たちにとって背後は無防備。ドアが背後にあるとバンッと開いたときに、無防備な背中から悪い気が体に入ってしまうことがあります。だから北に机を置くことよりも、背後にドアがこないようにすることが大事です。理想的なのは、机が北向きでドアは左右どちらかという状態。現実的には難しいことが多いと思います。そのときは、背後にドアがこないことを優先し、勉強机は日が当たる向きや窓に向けるのもありです。ただ、日の当たる場所は陽の気が強め。冷静でいたい勉強タイムには高揚しすぎて集中できなくなるので、大きな窓で日が当たる場所で勉強するのは短時間にするといいですよ。人間の集中力は一般的に30分と言われていますので、その30分を目安に勉強させるといいかもしれません。
「北」が使えない間取りの場合は、集中力をつかさどる「東」向きに子供部屋や勉強机を。他の方位は遊びが盛んになるので、頭が良くなることを意識するなら避けたほうが無難です。ただ、芸術系の能力を伸ばしたい、海外留学させたいなら例外的に「南」が重要に。勉強机でなくても良いので、南に向いて絵画を書いたり勉強したりするといいですよ。それがグローバルにつながっていきます。英語など語学勉強の場合は、方位を変えるのもおすすめです。スピーキング・ヒアリングは南、文法は北と使い分けるとさらに効率がアップします。
青、四角いもの、飲み物が
知識の定着をサポート
他にも風水的な頭を良くするアドバイスがあります。 風水では、体内を潤すことで知識が定着すると言われています。つまり、お水やお茶などの水分をとりながら勉強するのが吉です。10〜15分間隔で一口は飲むように心掛けたいですね。その他にも冷静さが大切な勉強だから、風水で冷静な判断を導くと言われている青色を取り入れてみてください。ノートやペンなど、机周りの勉強道具を青にしてみてください。また、四角形も安定や冷静を示し、平常心を保つと言われますので、机はもちろん、小物に四角を取り入れることもおすすめです。
子供の学習サポートに
整えておきたい四つのポイント
◆ 息抜き用の円テーブルを揃える
子供部屋で注意してほしいこともお伝えしておきますね。子供は子供部屋で勉強ばかりしているわけではありません。もちろん遊びたい! だから勉強机とは別に息抜きできる丸テーブルを用意して、そこで遊んだり休んだりすると気持ちが晴れやかになり、勉強もより進むようになります。イスもいりませんし、とにかく小さいもので構いません。コップやおやつが乗る程度の小さいものでOKですので、用意してあげてください。
◆ インテリアは黒を避け青やオレンジを取り入れる
「黒」は子供の自由な発想を押しつぶしてしまい、次に進めなくなる色。モノトーンの部屋にしないように注意を。冷静になれる青はもちろんですが、明るい色が好みの子供にはオレンジをおすすめしています。ただ、ヴィヴィッドなオレンジは遊びへと発想が偏りますので、落ち着いたトーンのオレンジを選んでください。オレンジはアイデア力や発想を豊かにしてくれますよ。
◆ 勉強机には必要なものを必要なだけ。常に整理整頓を。
勉強をするのに窮屈な思いをさせるのは良くありませんし、シンプルが風水的にもベター。だから物の位置を固定させ、必要なものを必要な数だけおきます。例えば、ハサミが引き出しに3つあるというような事態は避けたい。混乱を招き、集中力に欠けてしまいます。
◆ 子供部屋以外にも勉強ができる環境を
まだまだ自分ひとりで勉強することが難しい年齢なら、無理に子供部屋で勉強させるよりもリビングを使うことをおすすめします。けれど前述の通り、背後にドアがあるのはNG! リビングのテーブルのどこに座るかを注意してください。また、つきっきりになって勉強しているか見張ってはいけません。風水的にも「目」を感じるとストレスを感じると言われますし、自主性がなくなるので気をつけてください。ちなみに、この場合、子供部屋は実際に使うような年齢になってからの準備で問題ありませんよ。
・・・・・・
今回はよく質問される子供の勉強についてでしたが、方位や間取りは大人にも言えること、これからも新しい知識を身につけていきたい方も参考にしてください。