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家の中に良い気を巡らせるには
玄関マットは必要不可欠!
よく夕方以降に神社に行ってはいけないと言いますよね。これは日が出ている時間帯ならご利益があるけれど、日没後は魔物が出るからということです。風水でも、日が沈むとマイナスの気が漂うと考えられており、なんとなく薄暗いものを背負ってしまったり、居心地が悪くなったり、体が重くなったり……。それはマイナスの気を体に入れてしまったからと考えます。
でも、実際のところ、仕事を終えて帰路につくのはほぼ夜。外を歩いていると悪いものが憑いていると想定できます。そんないろんなものを背負っている状態で自分の聖域である家に入るのは、魔物を誘い入れるようなもの。そこで登場するのが玄関マットです。足は人間の第2の心臓とも呼ばれる部位。足から人は体を悪くするとも言われています。これは足から悪い気を吸い上げているということ。だから玄関マットで邪気を払ってほしいんです。つまり、玄関マットは私たちを浄化する役割。良い気だけを家に入れるための重要な存在なのです。
玄関マットの風水的置き場所は?
ここで質問です。
玄関マットは、家の玄関ドアの外側と内側、どちらに置くのが正解でしょうか?
答えは、両方です。インテリアショップに行くと、玄関マットと言えば、ほぼ玄関(内側)に敷くものですよね。だから勘違いする人が多い。けれど、考えてみてください。外で憑いた悪いものを家に入れないためと考えると、玄関の外にマットを置くのは理にかなっています。では、玄関ドアの内側に置くのはなぜか疑問が湧きますよね。けれど、理由は単純。とにかく邪気を家に入れたくないからです。2枚、3枚とマットを敷けば敷くほど邪気は払えるから。とは言え、敷きすぎるのもナンセンスですよね。風水的に考えると3枚がベストです。
話は少し逸れますが、風水などでなぜ「3」にこだわるかご存知ですか?「3」という数字はうまく発展するとか、物事がうまく進んでいく数字と言われています。だから、数字の選択に悩んだら「3」を選ぶのもいいんですよ。
話は戻り……。玄関マットは3枚。可能な範囲で試してみてください。1枚目は玄関の外、玄関に段差がある家が多いと思いますので、2枚目は段差の下、3枚目は段差の上がおすすめです。ちなみに、マンションの消防法の関係で、玄関の外に玄関マットを置けないこともありますよね。その場合は無理に置く必要はありません。風水では周囲との平和や繋がりを大切にしています。無理に置いて、周りとの良好な関係を損なわないようにしてください。そんな場合は、家の中に2枚でも問題なし。
色、柄、素材、形で考える
風水的な玄関マットの選び方
最後にどんな玄関マットを選ぶといいのかをお伝えします。マットの色、柄、形などに注意して、運気アップにアプローチしていきましょう!
〈色〉
旦那様などパートナーとの円満を考えるなら黄色がおすすめです。黄色は金運のみならず、心理面で幸福度が上がる色とされています。玄関マットに限りませんが、パートナー仲を良くしたいなら黄色や生成りを選んでください。また、気持ちのリセットができるオフホワイトも働く女性におすすめの色です。外で辛いことがあったときに白いものを最初の玄関で見ると気持ちがリセットされて、疲れも癒やされます。
〈柄〉
柄にはいろいろな意味があり、基本は好きな柄で問題ありませんが、女性に大切なコミュニケーション力アップを狙うならドット柄がおすすめです。ただし、ストライプにはご注意を。葬儀を連想させるとも言われており、運気が低下するので風水ではあまり好まれていません。ストライプ好きでどうしても玄関マットにこの柄を選びたいという方は、ピッチが違うマルチストライプを選んでください。
〈素材〉
大切にしてほしいのは感覚。玄関マットを踏んだときに固すぎるものは避けてください。足に硬いものは負担。また、毛足が長いのもあまりおすすめしていません。踏み心地いいものを取り入れましょう。とすると、日本人はコットンになることが多いと言われていますが(笑)。
〈形〉
角が丸みを帯びたものを選びましょう。“丸”は幸運を呼ぶラッキーアイテム。物事を円滑に進めてくれるので、人間の関係性を保つのにも◎です。風水で「角」は、あまり良いものとしません。インテリアを選ぶ際は、全体的に鋭利にとがったデザインは控るのがベターです。
最後に、良い気はきれいなものに寄ってきます。そのため、玄関マットも定期的にお掃除、お洗濯を! 玄関マットが汚れていると、浄化するどころか、さらに悪い気を纏ってしまいます。汚れたままはNG。きれいなマットで気持ちよく良い運気を呼び込みましょう。