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気軽に飾れてセンスのいい「プリントアート」の海外通販おすすめショップ発見!

オーストラリアのオンライン専門ウォールプリントアートショップ「print & proper」では、1枚18オーストラリアドル(1360円程度)からプリントアートが手に入ります。360点以上ある作品のうち、90%がオリジナル。大学でグラフィックアートとファッションを学んだというオーナーのジャネット・サーハンさんは、低価格でクオリティの高いアートがなかなか見つからないと感じてこの店を始めたそう。

HPもお洒落。素敵なサンプル画像がたくさんあります。

リーズナブルなプリントアートの魅力は、季節やファッショントレンドに合わせて気軽に取り替えることができ、それだけで部屋の雰囲気や気分もガラリと変えられるところ。そんなシドニー発人気プリントアートショップのベストセラーTOP5をご紹介します。

目次

「Black Cockatoos」
オーストラリアでは幸福のシンボルと言われる
黒オウムがモチーフの凛とした印象のシリーズ

最も売れているのは、ブラックコッカトウーというオーストラリアの固有種のオウムをモチーフにしたもの。「この鳥はオーストラリアでは大変縁起が良くて、幸運を運んでくるスピリチュアルアニマルだと信じられているそうです。とにかく断トツ人気で売り上げは今もうなぎ上り状態。オウムが森の中にいる風景ではなく、あえてオウムの姿のみを描いているのが守り神のような印象を与えてくれると好評です。いろいろなパターンがありますが、オウムのプリントアートは、白を基調にした北欧風インテリアの、シンプルでナチュラルな家によく合います。オウムの羽だけのプリントアートもシンプルでシックなお部屋に合います」(オーナーのジャネット・サーハンさん 以下同)

「Monstera and Palm Leaves」
トレンドのモンステラやヤシの木モチーフは
アメリカ西海岸のイメージが醸し出せます!

緑濃く美しいハート形の観葉植物、モンステラやヤシの木の葉のモチーフは、数年前からインテリア業界で人気があり、世界中のインテリアデザイナーやスタイリッシュな雑誌がよくフィーチャーしています。「このアートがあるだけで、家にセンスのいい緑があるような気分になれる、常に人気があるモチーフです。モンステラは多くの種類があり、班入りのモンステラデリシオサという種類はオーストラリアでは5000ドル以上で取引されるほど高価。育てるのも手間がかかるので、通の人はあえてアートで買う人も多く、植物をすぐに枯らしてしまうという人におすすめです(笑)。モンステラやパームツリーと、文字だけのプリントアートをミックスして飾ると洗練された雰囲気が出ますよ」

「Protea Flowers」
プロテアを飾ればお部屋が一気に
ボタニカルでお洒落な雰囲気に

「プロテアフラワーは、南アフリカ原産の、見た目や色彩もユニークな花で、オーストラリアでも30年ほど前から栽培されています。花持ちもいいので、このお花自体もとても人気があって、ここ数年、特に欧米のインテリアデザイナーはリアルなプロテアのお花を花瓶に入れて部屋に飾ることも多い、注目のお花です」。誰でも知っているようなバラやひまわりではなく、ちょっと変わった形や色のお花がプリントアートのほうが飽きがこないし、ちょっとプロテアフラワーはとんがったイメージなので、モダンなインテリアにもしっくりマッチします。

「Aerial Beaches」
上空から撮影した穏やかなビーチを飾れば
心も穏やかに過ごせます

2010年にオーストラリアではドローンの商業的な使用が認可され、オーナーのジャネットさんも積極的にオリジナルプリントを製作するために取り入れてきました。「ここ数年は、世界的にとにかく白ベースの北欧風&ミニマルなインテリア作りが流行っているので、それにマッチした白砂の海の写真はとても需要があり、よく売れるプリントアートのひとつです。センスのいい海の写真でリーズナブルなものは探すのが難しいので、プロのスタイリストさんやインテリアデザイナーからの発注も多いですよ」。ちなみに大きな波のある絵は実は風水的にも「波が立つ」ということであまり好まれないのだとか。実はオーストラリアにはアジア人も比較的多く住んでいて、その影響で風水を積極的に取り入れている人も多いそう。

「Line art」
ここ1年ほど人気急上昇している
シンプルな白黒の抽象的アート

ここ1年で、急激に人気が出たのがラインアート。「欧米ではデザインやアートの勉強をしている大学生が、絵画やイラストの技術を高めるために練習するアートフォームです。描く対象物を視覚に入れて、それをどう表現していくか、描き終えるまでペンを紙やキャンバスから一切上げずに、できるだけ1本の線で描くという方法です。このラインアートが映えるのは、インテリアとして根強い人気の“ミッドセンチュリーモダンスタイル”や“ジャンガロー(ジャングルとバンガローをミックスしたインテリア業界の造語で、ウッディな家具に緑をたっぷり使ったジャングルの中の小屋のようなインテリア)”スタイルの部屋です。一本のラインで描いたアートは、白黒でシンプルだけどスタイリッシュ。他のイメージを邪魔しないので、幅広いインテリアスタイルにマッチするので人気が出ています」

〈おまけ①〉
プリントアートをお洒落に飾るコツは?

スタイリッシュに見せるコツは同じようなテーマである程度統一して飾ること。悩んでしまったらアドバイスまでもらえるのは嬉しいですね。

基本は

①壁の中央に飾る
②大きな壁なら、小さい作品を並べて飾るとギャラリー風でいい感じに
③新聞紙などを切って壁に貼ってみてバランスを見てから買うのがおすすめ
④目線に合わせてアートを飾る

ですが、最近流行の飾り方はギャラリーアートウォールです。これは、同じテーマで種類の違うプリントアートを複数並べる飾り方をすると、それぞれのフレームの色、サイズ、アートワークなど、全てのコントラストがひとつの作品となって、より魅力を引き出し、スタイリッシュに見えます。2〜3枚並べるのが定番ですが、サイズが違うものを4~6枚くらい並べて飾るのも素敵です。このサイトでは、何枚か好きなプリントアートを選んで、自分のお部屋の写真を送ると、どのように貼るとお洒落に見えるか、プリントアートのイメージを組み込んだ例を作ってその写真も送ってくれますよ。

〈おまけ②〉
今後はフレームドキャンバスプリントに注目!

裏がないのでとても軽くて便利。ちなみにこのプリントアートは日本の絞り染めアート。最近オーストラリアで人気が出てきているそうです。

『Print and proper』では大抵プリントだけを買って、IKEAなどで自分の好きなフレームを買って飾る人が多く、プリントアートも季節やトレンドによって変える人も多いそうです。ただ、頻繁に変えても壁に傷がつかないように、壁にアートを飾る際は、日本でも手に入る、3Mのフックやテープを使うそう。また、最近は、既に絵の周りにフレームを付けた「フレームドキャンバスプリント」の需要が高まっています。絵の周りに直接フレームを付けることで軽く仕上がり、3Mのフックやベルクロテープで簡単に壁に設置できます。それでいて、額縁があると少し格調高く見えるということで重宝するのだとか。

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こんなプリントを部屋に飾れば、確実に雰囲気が一変するはず。価格もリーズナブルだから、季節ごとに飾るアートを変えて楽しむのもよさそうです。今まで壁は不毛地帯だったという人は、こんなプリントアートを飾ってお洒落な部屋作りを考えてみてはいかがですか?

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