フランス人の友達を真似て「仏花」のお洒落アレンジ!

日本は花の価格がとても高い国。あるとき、フランス人の友人がスーパーで購入した仏花を素敵にアレンジしていたのを見て、それを真似するようになったんです。 色鮮やかなお花がミックスされた仏花だからこそ楽しめるお得で可愛いフラワーアレンジテクをシェアします!

“仏花”は仏前に飾る花束で、最近スーパーマーケットでは“和花”という名称で売られています。花材としては菊・カーネーション・デンファレなどが一般的で、花の色は白・黄色・紫・赤・ピンクなどのビビッドカラーで構成されています。しかし、仏花を買って帰ってそのまま飾っても、暮らしの気分は盛り上がらないですよね(笑)!? ところが仏花を知らないフランス人の友人が、「これはどこででも手に入るし、色鮮やかな花がいろいろミックスされていてお買い得ね」と私に言ってきたんです。

仏花は花の量にもよりますが、安いと300円前後から購入できます。今回はスターチス、2種類の菊、カーネーションが組み合わさったものをスーパーで437円(税込)で用意しました。

私たち日本人は生まれたときから“仏さまにお供えする花”と思って見ていますが、お国が変わればものの見方は変わるもの。外国人にとっては可愛い色の花がミックスされた花束に見えていたんだ!と目からウロコが落ちた思いでした。そこで友人から仏花をセンスよく見せるコツを聞いてきたので皆さんにもご紹介します。

仏花のお洒落アレンジレッスン①
くどい色合わせは色別にすることで解決!

日持ちがする花を使っているせいか、奇抜な花の色合わせと濃い葉の色で、とてもくどく感じられます。これを花束のままインテリアとして飾っても、確かにお洒落ではありませんよね。友人も仏花の色合わせは飾るにしてはセンスがないと感じたようで、色別に花を分け、飾ることにしているそう。なるほど!こうすることで色のくどさの問題が一気に解決しました。

仏花のお洒落アレンジレッスン②
花瓶のフチぎりぎりに花がかかるように飾る

色分けをしたら、それぞれ花瓶に入れていきます。このとき、注意したいのが花瓶のフチぎりぎりに花がかかるように、茎の長さをカットすること。そうすると少ない花の量でもきれいに飾れます。また、茎が細い花を2本以上飾るときは高低差をつけて飾ることで、全体に動きが出て野暮ったく見えないんだとか。私的には茎が太いヒヤシンスやムスカリ、菜の花、ケイトウなどは全部を同じ高さにそろえて生けてもボリュームが出て可愛らしいなぁ…と思います。

仏花のお洒落アレンジレッスン③
花瓶は背が低いほうが使いやすい。
空き缶やマグカップなど身近なものでOK

市販で売られている花瓶は背が高いものが多く、日本のような狭小住宅だとそこだけ“浮いて”見えてしまうことも。フランス人の友人いわく8~12㎝くらいまでの背の低い花瓶が日常使いしやすいとのこと。とはいえ、わざわざ花瓶は購入せず、ジャムの空き瓶やマグカップで代用したり、100円ショップに売っている“空き瓶”を利用するそうです。こうして仏花を色別に、“小さな花瓶”に生け分けたら、トイレ、子供部屋、本棚など数カ所かに飾ります。部屋も明るくなるし、お得感もあって嬉しいですよね! また、小さな花瓶ならテーブルの上に花を飾ったときも、手にひっかかって転倒させることもないので、小さなお子さんがいらっしゃるお家でも安心です。

〈おまけ〉
葉は取り、茎を短くすることで
花の生命力はアップします!

花を買ってきて、そのまま飾っている人も案外多いですが、 ちょっと手を加えるだけで、花が長持ちするようになります。まず、茎の下のほうについている葉は必ず落としましょう。葉がついたまま花瓶に入れてしまうと水が腐りやすくなります。次に枝分かれした花はバラバラにすること。これもくっついたまま生けてしまうと、水に埋もれてしまうのでしっかりと切り離します。要するに水の部分には葉も花も浸からないようにし、茎だけを浸けるようにします。これをするだけで花のもちがぐっとよくなりますよ。そして茎が短ければ短いほど、花はイキイキとします。なぜならば、茎が短ければ茎が吸い上げた水がすぐに花に届くからです。この“直送システム”を作ってあげると、買ってきたときくたびれていた花も大抵生き返ります。

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カーネーションを見比べてください! 買って来た当初へたれていた赤いカーネーションも、茎を短くしたらこのとおり元気になりました。切り花は寒い季節であればあるほど、もちがいいもの。暖冬とはいえ、まだまだ寒い日が続きますから、ぜひ今のうちに“花のある暮らし”を楽しんでみてください。