re:sumica

見せる収納の大人気「インディアンキッチンラック」のお洒落なゆるさ

〈左〉@ura2151 さん、〈右上〉@h_ta670さん、〈右下〉@akane264さんのお宅のキッチンラック。

インディアンキッチンラックとは、フランスのインテリアデザイナー「Tsé&Tsé associées(ツェツェ・アソシエ)」がデザインしたステンレス製のキッチンラック。その名のとおり、インドで作られたもので、手作り特有の歪みやしなりが生み出す、アンティークのような雰囲気が持ち味です。壁に設置するだけで、カフェのオープンキッチンっぽい感じが一発で出せて、なおかつ使い勝手もなかなか良好と人気を広げています。どんな感じに仕上がるのか、実際のキッチンをチェック!

目次

ベコベコと歪んだステンレスの
ゆるい手作り感も和めるいい味に

ツェツェ・アソシエならではの、柔らかな感性が生かされたデザインに惚れ込んだという@allbllaさん。「ステンレス製品にありがちな、キッチリとした冷たい感じとは違い、よく見ると表面はベコベコ(笑)。インド製ならではの、“ゆるい”手作り感が気に入っています。もちろん実用性の高さが購入の決め手で、我が家では、手の届きにくいラック上部はディスプレイ用に、手の届く部分は洗った食器を乾かしたり、日常の食器棚として活用しています。収納力抜群なのも嬉しいですね。お掃除をする際は、分解して徹底的にやっています。が、意外にパーツが多く、ちょっと手間がかかるのが難点でしょうか(笑)」

新築を機に手に入れたカフェ風キッチン。
ラックの重量対策は工務店にお任せ

LA風の開放的な一軒家にお住まいの@h_ta670さんも、インディアンキッチンラックに憧れていたひとり。「家を建てる前から、『いつかきっと…』と夢見ていました。カフェのようなキッチンを目指していたので、まさにイメージ通り! ステンレス家具好きにはたまらないアイテムですね。個人的なこだわりですが、このラックには白やグレーなど、無彩色の食器のみを並べて、見せる収納を楽しんでいます。ちなみにこのラックは重さが本体だけで6〜7㎏くらいあるので、そこに食器ものせるとなると設置する壁の下地補強は必要だと思います。我が家は新築時に工務店にお任せしましたが、これから取り付けたいという方は、補強方法をプロに相談することをおすすめします」

サイズ違いでラックを並べれば
毎日使う食器をオブジェのように飾れる

ツェツェ・アソシエのラックをサイズ違いで使用している@ura2151 さん。「家を建てるなら、キッチンにはこの飾り棚と決めていました。扉がなく簡単に出し入れできるのが楽なんです。ここには 毎日使うようなものを置いているので、ほこりも気になりません。このラックのいちばん好きな点は、適当に食器を並べてもお洒落に見えるところ。今は北欧系の食器中心ですが、今後は和食器も置いてみようかと思案中です。ステンレス製なので、意外と食器のテイストを問わずしっくりなじむ気がしています。大きいサイズと小さいサイズを並べて飾ると、ちょっとアート感もあり、生活感が出がちなキッチンも端正に見えると思いませんか? 最近のブームは、マグカップをかけるフックに、バナナをかけること。これが意外に便利で可愛いんですよ(笑)」

我が家の食器棚は、実はこれだけ。
家族3人分、普段の食器をガンガン収納

真っ赤な壁に、ステンレスのキッチンラックが素敵にマッチしている@akane264さんのキッチン。「念願かなって購入した、インディアンキッチンラック。福岡天神のH.P.DECOで、生産中止になる直前に手に入れました。実際に使ってみて分かったのですが、見た目以上に収納力があるんです。我が家には、いわゆる食器棚というものはありません。家族3人分の普段使いの食器収納を、これ1台でまかなっています。とはいえ、ここまでぎっしり詰め込んでいるお家もなかなかないのではと自負しています(笑)。背面がないので、こんなポップな壁紙も映えて、相性がいいんですよ。窓の外のグリーンとあわせて、私のお気に入りの風景です」

食器棚の模様替えが趣味になるほど
見せる収納の楽しさに目覚めました

片付け上手で書籍でも紹介されたことがある@y_color0204さんも、インディアンキッチンラックの愛用者。「もともと片付けは好きでしたが、このキッチンラックを設置してからは、食器棚の模様替えが楽しくなって、夏にはガラスの器を多めにして見た目にも軽く、涼し気にしたりと頻繁に変えています。ごちゃっとした雰囲気が好みなので、壁が透けて見えて、見せる収納に使えるインディアンキッチンラックは私にぴったり。また、サイドには付属の部品で取り付けられるボックスをセット。スプーンやトングなどがしまえて便利なんです」

・・・・・

今買うなら、HAYの復刻版が狙い目

シンプルなので、ご家庭ごとにテイストが全く違って見える点も、インテリア好きの心をくすぐるのかもしれません。これからキッチンインテリアの候補に入れたいところですが、ツェツェ・アソシエのインディアンキッチンラックは、既に生産終了。今はデンマークのインテリアプロダクトブランド『HAY(ヘイ)』が「インディアンプレートラック」という復刻品を販売中です。気になる方は早めにチェックを。

こちらは、HAYの「インディアンプレートラック」。サイズはSとMの2展開。人気商品のため、現在は受注生産で、早くても8月以降の入荷だとか。(画像は本国デンマークのHPより)

HAYのホームページを見てみる

モバイルバージョンを終了