キッチンカウンター下は、リビングやダイニングスペース側を向いているので、人の目に触れやすい場所。収納するにしてもどの棚を選び、何をどう収納するかセンスが問われる部分でもあります。少しのこだわりで結果に格段の差が出てくるので、お洒落な成功例を参考に、考えてみてはいかがですか?
目次
スタイリッシュな脱生活感を狙って
無印良品のスチールユニットシェルフを
@tnk.02さんは、無機質なテイストで機能的なカウンター下収納を実現するため、無印良品の定番収納家具を選択。「『無印良品』のスチールユニットシェルフを3個並べてカウンター下に配置しています。この棚はユニット式で、組み合わせ次第で高さを変えられたり、棚位置も変えられるので、とても便利。既存の棚だと生活感が出てしまい嫌だったので、この棚のスチールの無機質な雰囲気が気に入って購入しました。棚には同じく無印良品のポリプロピレンボックスと、硬質パルプボックスを並べて生活雑貨や子供のおもちゃなどをしまっています。棚自体の高さが80㎝ほどと高くないので、子供でも取り出しすいこともいいところ」
イケアの「ベストー」を吊り下げて
ガラスの扉と棚を加えてリメイクした力作
インテリアコーディネーターの@yukf71さんは、別宅のマンションのキッチンカウンター下を見せる収納をテーマにDIY。「頻繁に使う部屋ではないので、インテリアはリーズナブルに仕上げたいと考えていました。けれど、インテリア性に欠けるものは避けたく行き着いたのが『イケア』のベストーシリーズをリメイクすること。「フレーム, ホワイト, 60×40×64 ㎝」を3点購入し、ドリルで穴をあけ連結しました。それをそのまま床に置くのではなく、キッチンカウンター下に吊り下げました。吊り下げることにより、棚の上下に空間が生まれ、この棚自体がアートのようでインテリア性が増すんです。さらにイケアのガラス扉とガラスの棚板と照明を設置して、ここにはお気に入りの食器をしまっています。収納というよりはディスプレイですね。照明をあてると食器が美しく照らされ、それを眺めることも楽しいひとときです」
ディノスの棚は幅がシンデレラフィット!
隙間には無印良品のケースが好バランス
「主婦ミニマリストかおなし」というYouTubeチャンネルで大好きな片付け法を配信している@minimalist_kaonashiさんは、後付け家具を利用。「カウンター下収納は探しに探して『ディノス』で、横幅、奥行きともにぴったりなサイズのものを見つけました。白でシンプルなデザインという点と開閉に場所を取らない引き戸タイプというのも高ポイントです。カウンターとディノスの棚の間の隙間には『無印良品』のポリプロピレン小物ケースを置き、子供の文房具やよく使う小物をしまっています。これもぴったり収まって我ながら感激(笑)。子供が小さい頃は引き戸を取り外してオープンな状態でおもちゃを収納していましたが、最近は家族みんなが使う雑貨類をしまっています。ディノスの棚は奥行きは20㎝強と広くはありませんが、引き出しと可変式の棚がついているので、おもちゃや書類、薬箱など、いろいろなものを収納できて便利です。何より見た目がすっきりしていて、遊びにきた友人からは『作り付け?』と聞かれるほどなじんでいるお気に入りです」
カウンター天板や床材に、無印良品の
オーク材スタッキングシェルフがなじむ
日々の暮らしにゆとりを生み出す整理収納術をブログに綴る@yasuko_0311さんは、汎用性のある棚をカウンター下に設置しました。「我が家は『無印良品』のスタッキングシェルフをキッチンカウンター下収納に選びました。奥行きが、28.5㎝とぴったりだったこともありますが、ここで使わなくなったときに他の場所で活用できる点と、シェルフの色味とカウンターやフローリングのトーンがマッチしていたことが決め手でした。スタッキングシェルフにぴたっとはまる別売りの引き出しに文具、薬、ハンカチ、爪切りなど、その他の棚には保険関係や子供関連の書類など、日常生活に使うこまごましたものを収納しています。それぞれの所在を家族全員に把握してもらったので、あれがない!これがない!というトラブルが少なくなったことも良かったところですね」
ベルメゾンの収納キャビネットで
使うものを使う場所の近くに収納
丁寧に、すっきり暮らすことを目指しているという、整理収納アドバイザーの@kahotama_1さん。「リビングダイニングでは、置くものをできるだけ少なくしようと思いつつも、必要なものがたくさんあります。我が家のキッチンカウンター下には作り付けの収納がないので、『ベルメゾン』で購入したカウンター下収納キャビネットを設置しました。奥行きと高さのサイズ感が合っていたことと、壁と同じ白い色で、圧迫感がない点も決め手でした。引き出しには、リビングダイニングで使うことの多いこまごまとした文房具や薬などの日用品を収納していて観音扉のところにはレシピ本、雑誌、書類やコスメのストックをしまっています。『物は使う場所の近くに収納する』が我が家の鉄則。動線がスムーズになり、出し入れが格段に楽になりました」
・・・・・
既存の収納家具でもカウンター下のスペースを素敵で機能的にアップデートできるんですね!家族みんなが使うものを集約させると、見た目だけでなく、家族の動線も無駄なくすっきりさせられそうです。