2018年に国内における初の直営店「HAY TOKYO」をオープンした、デンマーク発のインテリアプロダクトブランド「HAY」。「HAYには現代のライフスタイルにマッチした機能的なプロダクトのご用意もあります。外出自粛やテレワークなどでご自宅での過ごし方が変わり、お料理をするようになってキッチングッズを見に来られる、ご自宅での仕事の環境をよくしたいとデスクやチェアを探しにいらっしゃるなど、目的を持ってご来店される方が増えましたね」(HAY TOKYOマネージャー池田彩織さん・以下同)。おうち時間を見直したことで需要が高まったアイテムとして、5つを紹介していただきました。
クラシカルで女性らしい雰囲気の
卓上ランプはオブジェのような華やかさ
パリ在住のフランス人デザイナー、インガ・センペがデザインしたランプ。彼女の作品は日常に親しまれた素材をチョイスし、軽やかなタッチと強い個性が特徴。「鮮やかなコットンプリーツのシェードに、細い真鍮のフレームを組み合わせていて、繊細なデザインでありながら存在感のある、まさに彼女らしい作品に仕上がっています」。3段階の調光機能がついているのでシーンに合わせて使い分けできます。「これ1台置くだけで、空間がぱっと華やかになります。幅、奥行き共に30㎝とそれほど場所をとらないので、リビングやベッドサイドはもちろん、仕事用のデスクに置いてもアクセントになっていいですよね」
花を生けなくても、置いておくだけで
部屋のアクセントになる花瓶
おうち時間が増えたことで、部屋に花を飾ろうと花瓶を求める人が増えているそう。特殊な吹きガラスの技術で一点一点丁寧に作り上げられたSPLASH VASE。渦巻きのような独特の模様やカラフルなドット柄など、HAYならではの大胆な色や柄が魅力。「これ自体が美しいデザインなので、花を生けずにリビングの一角や窓際に置くだけでも絵になります。インテリアとしても十分にお楽しみいただけます」
持ち手つきのサイドテーブルは
部屋の雰囲気をちょっと変えたいときに◎
スウェーデンに拠点をおくアメリカ人デザイナー、シェーン・シュネック。彼の作品はIF design awardをはじめ数々の賞を受賞し国際的に認められています。「シンプルでありながら革新的な製品を生み出すシェーン・シュネックは、このサイドテーブルにおいてもカラーやフォルム、素材の使い方に遊び心を感じさせます」。コンパクトなサイドテーブルには一本の上向きに伸びる支柱がついていて、持ち運ぶ際のハンドルとしての機能も。台座には丈夫な花崗岩を使用して、安定性をかなえています。「持ち運びが簡単で場所もとらないため、おうちのいろいろなシーンでお使いいただけます。デスクやソファのサイドに置いてお茶の時間を楽しんだり、玄関で鍵などの小物置き場として使用される方もいらっしゃいます」
豊富なカラーバリエーションが魅力の
大判サイズでマルチに使えるティータオル
ティータオルはイギリス版のふきん。ティーポットやカップを磨く、保温用にティーポットを包む、お茶菓子をのせるなど、お茶に関係するシーンで使われていました。こちらは、鮮やかな色彩と、考え抜かれたパターンやグラフィックが特徴的なオランダのデザインユニット、ショルテン&バーイングスがデザインしたティータオル。グラフィカルな線や不規則な柄、大胆な色使いがキッチンに心地よいインパクトを与えてくれます。「色鮮やかなキッチンタオルは大判で生地もしっかりしているので、本来の使い方以外にも、テーブルランナーやプレースマットとしてもお使いいただけます」。オーガニックコットンを使用した2枚セットは、華やかな柄で、掛けておくだけでも絵になります。
シンプルな美しさに加えて奥行き65㎝幅が
日本の住宅事情にも使いやすい秀逸デスク
世界の名だたる家具ブランドをはじめ、数多くのクライアントと仕事をしている世界が注目するデザインデュオ、ロナン&エルワン・ブルレックによる作品。クラシックな家具の美しさを現代風にアレンジしたデスクで、シンプルでありながらアシンメトリーの脚がデザインのアクセントになっています。「オープン当初から置いている定番商品ですが、在宅ワークの普及で最近ご紹介する機会が増えています。大きすぎず、小さすぎず、自宅でのデスクワークに最適なサイズ感かつすっきりとしたデザインなので、お手持ちのイスともコーディネしやすいと思います」
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外出自粛続きでなんとなくモヤモヤしている昨今。HAYのアイテムは色合いもデザインも特徴的なので、何かひとつ取り入れるだけでも、おうち時間がもっと楽しくなりますよ。