利用歴15年の私が考える「家事代行を気持ちよくお願いする」ための7カ条

掃除、洗濯、買い物など、日常の家事ならほとんどのことを頼めるのが家事代行サービス。 留守中の対応も可能な家事代行には、担当スタッフとの相性や信頼感に加え、受け手側の心構えも必要です。利用歴15年余り、ちょっぴり苦い失敗も経験した者として、在宅でサービスを受けるときの心得をまとめました。

このイメージカットとは違い、実際はモップは使わず、雑巾がけでしゃがんでフローリングを拭いてもらってるのですが、それって結構、重労働ですよね。だから、とてもありがたい! たまには簡易的なワックスがけもしてもらいます。

私がお願いしているのは、1回3時間、月2回の定期サービスコース。作業は毎回基本的に同じで、水回りも含め、室内全ての掃除です。特にありがたいのは、自分でやるには大変なウッドフローリング。フロアケア材と雑巾を使って手作業で丁寧に拭いてもらっているので、作業後はピカピカです。せっかく家事代行を頼むのですから、自分では手が回らないことをお願いして、満足感を得たいですよね。そんな私が、家事代行利用歴15年の間に気がついた、代行会社のHPにはなかなか分からない点をアドバイスします!

目次

心得 その1
どんな結果を望むのか
最初のオーダーの際にはっきりと伝える
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家事代行の内容は多岐にわたります。まず何をしてもらいたいか、どれくらいの結果を望むのかを具体的に伝えることが大事です。それによって担当スタッフの人選も適切に決まるでしょうし、定期サービスの回数や作業時間、その料金も見えてくると思います。ただ、家事代行はあくまで家事。清掃も専用洗剤や機器材を持ち込み、プロの手法で行うハウスクリーニングとは違って、自宅の道具・洗剤で行う日常的なもの。過大な期待も禁物かな。初めての方は、まずお試しプランを利用するのがいいですよ。

心得 その2
無駄な時間を使わせないように
部屋は大まかに片付けてておく
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担当スタッフが来る前に、リビングや洗面化粧台、キッチンなどに散らかってるものはささっと片付けて、あるべき場所に収納しておきます。だったら家事代行を頼む必要がないと思われるかもしれませんが、私は水回りから寝室まで全て丁寧に掃除してもらいたいので、ある程度は掃除しやすい環境を整えておきます。掃除の前の段階で、時間がとられるのはもったいないですから。

心得 その3
毎回、最初の15分は、担当スタッフと
会話してコミュニケーションをとる
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私はまず一緒にベッドメイキングをしながら、その日、特にお願いしたいことや、気になるところを伝えます。例えば「今日は、ベランダのタイルの汚れが気になるから水でさっと洗ってほしい」とか、「空気清浄機のフィルターを掃除してほしい」とか。どの洗剤が優秀!など、主婦らしく家事に関する情報交換もします。残り少ない洗剤なども聞いておいて、次回までに補充します。女性同士ですから、合間にはお天気の話からアイドルの話もしたりして(笑)。人間同士ですからね、気持ちよく働いてもらいたいし、3時間ほど一緒にいるわけですから関係は良好なのがいちばんです。

心得 その4
貴重品は鍵のかかる部屋や
目につかない場所の鍵のかかる金庫に
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時計やジュエリーなど普段は無防備に部屋に置いているものでも、サービス日には、鍵のかかる場所に収納します。入室禁止の部屋や開けないクローゼットなどを決めて伝えるのもいいと思います。家事代行サービスにおいて、盗難事故はほとんどないとのこと。自分のしまい忘れや勘違いでスタッフの方に疑いを持つ余地を作り、お互いに嫌な思いをしないように、まずは目につくところにはおかず、鍵のかかる場所を作るのが受け手側のマナーだと思います。

心得 その5
作業結果が気に入らないときは
その場で本人に言う
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「もっと、こうしてほしい」と思うことは、できればその場で指摘します。気に入らないと思いながら、もやもやと遠慮しても無駄なこと。代行会社にクレームを連絡する前に、直接、本人に言ったほうが早いし、お互いに気持ちもいいと思います。もちろん作業をずっと監視しているわけではありませんから、後で気がつくこともありますよね。そんなときは、次回のサービス開始時に直接伝えます。そのためにも、作業開始時のコミュニケーションは大事だと思っています。

心得 その6
あえて、仲良くなりすぎない
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約3時間のサービス中、最初の15~20分は会話もしますが、その後はほとんど無言です。私もその間は在宅で仕事をしてますし、作業において何か用があるとき以外、会話はありません。家族では消費しきれないいただき物のお裾分けも以前はよくしていましたが、ごくたまにのほうがいいかな。あくまでも友達じゃなく、プロの家事代行として来てもらっているので、そこはけじめが必要と思っています。

心得 その7
どうしても相性が合わない、やり方が不満と
思ったら、迷わずスタッフを変えてもらう
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定期サービスでは、基本的に同じスタッフが担当してくれます。私は在宅でサービスを受けているので、スケジュール変更の場合、やむを得ず他のスタッフが来ることもありますが、その場合も代行会社が作業内容を把握しているのでサービス内容は変わりません。ただ、相性は人それぞれ。作業自体も、遅いけど確実で丁寧なほうがいいか、もしくはちょっとガサツだけど手早いほうがいいのか、人によって好みはあるし許容範囲も違います。私にも経験がありますが、どうしても担当スタッフが苦手と感じてしまったら、迷うことなく代行会社に連絡をして替えてもらうことをおすすめします。その決断は早いほうがいいですね。相性の良しあしってすぐ分かると思うし、何度かやってみて替えるほうが担当スタッフに対しても失礼かなと私は思います。

縁あって私がお願いしている代行会社は、「女性が笑顔で日常を送れるように」と設立されました。家事代行をやめることは、私にはもう無理! とても頼りにしているし、サービスを受けた後は家中がすっきり! きれいな部屋だと気持ちも明るくなります。家事代行に興味があるという方々に、私の経験がお役に立てれば幸いです。