くいだおれ人形のカンカンをお弁当箱にした＠km.rekさんの楽しげなお弁当。詳しくは記事にて。
クッキーなどのお菓子が入っている缶をお弁当箱として代用するのが今、お弁当ママの間で密かなブーム。聞くところによると、見た目がカラフルでお洒落な缶だと億劫になりがちなお弁当を詰める作業がとても楽しくなるんだとか。「つらい」「大変」なお弁当作りが楽しくなるならぜひ取り入れてみたい！ そこで得意のインスタパトロールを実施しおいしそうで楽しげなカンカン弁当を作っている５人のインスタグラマーさんに缶の選び方やお弁当メニューなどを伺いました。
目次
サンドイッチ弁当にぴったり！
軽くて持ち運びも◎の「太郎サブレ」缶
いち早くカンカン弁当を実践している@rekorinrekorinさんは、缶を見ると「これ、お弁当箱に使えそう！」とイメージを膨らませているほどハマっているそう。「持ち運びが楽なのと、“箱＋ふた”というシンプルな作りが逆にいい。子供も今日はどんな缶なんだろうと密かに楽しみにしてくれているようで今のところ作る側も食べる側もお弁当に飽きるということがありません。写真の太郎サブレはいただきものなのですが、見た瞬間『サンドイッチがぴったりハマるはず！』とひらめきました（笑）。缶がちょっと深い作りだったので、梱包材のプチプチの上にクリアファイルを敷いて底上げ。缶の高さとサンドイッチの高さがぴったり合うようにして見栄えの良さを意識しました」
詰めるのが楽しい！一気に華やぐ
「くいだおれ太郎」のカンカン弁当
インパクトある「くいだおれ太郎」の缶を弁当箱に代用したのは、いつも素敵な食卓を投稿している料理グラマーの＠km.rekさん。一見詰めづらそうな変型タイプの缶を選んだのは週４日塾に通う娘さんのためでした。「お友達も一緒とはいえ、週４日家族とは別に夜ごはんを食べているので、少しでもその時間が楽しいものになればと思ってくいだおれ太郎の缶をチョイスしました。娘も大のお気に入りで周りのお友達からも歓声が上がるようで母としては嬉しい限りです。変型タイプの缶ですが、四角い弁当箱と要領はなんら変わりはなく、隙間はウィンナーや葉物のソテーなどで埋めていきます。あけたときの華やかさを大事にしているのと食べやすさも考慮してごはんは小さなおにぎりにするのがこだわり。ちなみに私はキッチンペーパーを全体に敷いた後に詰めています。缶に直接食材があたらないのでサビ防止になりますし、洗うのもとても楽ですよ！」
糖質オフのダイエット弁当を色鮮やかに
演出するのは、ハワイ土産の定番
「ホノルルクッキーカンパニー」の缶
@namakemono.3さんはハワイでひと目惚れしたという「ホノルルクッキーカンパニー」のパイナップル形の缶を弁当箱に。「ダイエットや健康のために糖質、脂質オフのお弁当生活なのですが、少しでも楽しく、おいしいランチタイムにすべく、いろんなカンカンを集めています。缶の形や色に合わせてメニューを考えるのがとても楽しいんです。これもハワイで見てピンと来て購入。パイナップル形なので、ふたをあけてもパイナップルだったら面白いなと思い炒り卵と絹さやのごまあえでパイナップルに見立てました。一見そぼろ弁当ですが、白米ではなく豆腐を炒めたものとキャベツのナムルを下に詰めているので総カロリーは400kcal。ダイエットごはんは見た目も地味なものが多いですが、見た目が可愛い缶を使えば楽しくておいしいお弁当になりますよ」
大人の男性も満足のボリューム感！
「中川正七商店」の渋いお茶缶
@junko_0315さんはご主人のお弁当箱に中川政七商店のお茶缶を活用中。「14.5×９×5.5㎝とコンパクトながら深さがしっかりあるので男性がおなかいっぱいになるボリューム感にもしっかり答えてくれるのが◎。見た目もスタイリッシュなので、我が家では普通のお弁当箱に飽きた頃に投入しています。夫もカバンに入れやすいサイズ感で持ち運びしやすいと気に入っている様子。しっかりふたが閉まるので漏れたことはないですが、お弁当だと汁漏れが気になるので、私はごはんを全面に詰めた上におかずを盛り付ける”のっけ弁”スタイルにしています。念のためにふたをする前にラップをかぶせておけば安心度もアップしますよ」
「フライングタイガー」のまあるい缶は
女子ウケ抜群の洋風プレート弁当に最適
高校生の娘さんのお弁当にカンカンを使っているという@kanae_ccさんは、数年前にプレゼントでもらった「フライングタイガー」のクッキー缶がお気に入り。「絵柄が可愛くて食べ終えても捨てられずにとっておいた缶を娘の土曜日用の弁当箱にしています。丸型なので、カフェをイメージした洋風プレート弁当にすることが多いです。この日はオムライスに小さめのハンバーグに副菜をちょこっとのせました。イラストが描かれたワックスペーパーを敷くことでサビを防止しつつ、カフェのテイクアウト用のランチボックスのようなお洒落感に。年頃の娘にも可愛いと好評です」
カンカンを選ぶ際は形だけではなく深さに注意するのがポイント。また、ワックスペーパーやキッチンペーパーを敷いた上にお弁当を詰めるのがお気に入りの缶を長く使うコツのよう。わっぱやかご、スープジャーなど、弁当箱も多種多様ですが、お気に入りの缶を取り入れて毎日のお弁当作りに楽しい変化をもたらすのも良さそうですね！