運動会やピクニック、お弁当を持ってお出掛けする機会が増えるこの季節。いざ、お弁当となると何を作るか悩みますよね。我が家の息子はサツマイモの甘露煮が大好きなのですが、毎日入れているので少しアレンジしてサツマイモのレモン煮を入れてみると、帰宅して「いつものがよかった!」と大ブーイング。お弁当も「いつもの」でいいんだと再確認!! 以降、私は悩んだときこそスタメンおかずを入れるようにしています。今日は、山本家のスタメンおかずのレシピと見栄えのいいお弁当の詰め方をご紹介します。
目次
コクのある味付けで食欲アップ!
メインおかず「鶏のからあげ」
お弁当の定番中の定番「鶏のからあげ」。味付けはいろいろ試して鶏ガラスープの素とごま油を入れたコクのある味付けに収まりました。我が家の衣は片栗粉と小麦粉を同量まぶしているのがポイント。小麦粉はしっとりと柔らかい衣になりますが、お肉をしっかりコーティングしてくれるのでうま味を閉じ込めてくれます。一方、片栗粉はカリッと固めに仕上がるので時間がたっても食感がよくおいしくいただけます。
【材料】(4人分)
鶏もも肉/2枚 片栗粉/大さじ3 小麦粉/大さじ3 揚げ油/適量
A
しょうゆ/大さじ1 酒/大さじ1 鶏ガラスープの素/大さじ1 おろしニンニク/小さじ1 おろしショウガ/小さじ1 ごま油/大さじ1/2
【作り方】
「サツマイモの甘露煮」は
冷めてもおいしくお弁当向き!
甘いサツマイモの甘露煮は子供に人気のメニュー。冷めてもおいしくいただけるのでお弁当にぴったりなひと品。サツマイモは食物繊維やビタミンCが豊富なので、積極的にとりたい食材です。この甘露煮は冷蔵保存で3日は持つので常備菜としてもおすすめですよ。我が家では、3日目にはつぶして片栗粉と混ぜてお団子にして焼いて、みたらしのタレを絡ませて食べたりリメイク料理にも使っています。
【材料】(4人分)
サツマイモ/2本
A
甜菜糖/大さじ1 みりん/大さじ2 しょうゆ/大さじ2 酒/大さじ2
【作り方】
栄養面も彩りも完璧なおかず!
お弁当にも合う甘い「卵焼き」
我が家の卵焼きは甘い卵焼き。今までだし巻きなどいろいろと試して今の味に落ち着きました。卵は「完全栄養食」とも言われるほど栄養価の高い食材なので、お弁当では卵焼きを積極的に入れるようにしています。また、卵の黄色はお弁当箱を華やかにしてくれるので、見栄えの面でも欠かせません。また、よく「このギザギザどうやってつけるの?」と聞かれることが多いのですが、これとても簡単で、下の作り方でできるのでぜひ挑戦してみてくださいね!
【材料】(4人分)
卵/3個 甜菜糖/大さじ1 塩/ひとつまみ 白だし/小さじ1/2
【作り方】
〈おまけ〉ブロッコリー嫌いも克服可能!
彩りとスペース調整に役立つのがナムル
お弁当の彩り添えとスペース調整に大活躍してくれるブロッコリー。でも実際は残してくる子も多いのではないでしょうか? ブロッコリーに含まれるビタミンCは他の野菜と比べても群を抜いて豊富。だからこそぜひ食べてほしいのが親心。実際我が家の次男もブロッコリーが苦手でしたが、このナムルのおかげで食べられるようになりました。ごま油が食欲をかき立てるようです。シンプルな味付けなので、その他のおかずとの食べ合わせも良く重宝しています。
【材料】(4人分)
ブロッコリー/1房 塩/小さじ1/2 しょうゆ/小さじ2 ごま油/小さじ2
【作り方】
2点のコツをおさえるだけで
大容量弁当も簡単&きれいに収まる!
「きれいに詰めるのって難しい!」とよく言われますが、彩りよくバランスよく仕上げるには
①笹の葉を使う
②整列詰め
をおさえておけば簡単にできちゃいますよ!
①仕切りに笹の葉を使い見栄えと抗菌を兼ねる
お重など大きい箱のものは仕切りを使うこともありますが、この仕切りを笹の葉などに変えるだけで華やかな印象になるのでおすすめです。おまけに笹の葉は抗菌作用もあるのでこの時期のお弁当に最適。しっかり密閉して野菜室に入れておけば日持ちもするのであると便利ですよ。その他、サニーレタスやシソも仕切りとして使えます。ちなみに笹の葉ってどこで売ってるの?という質問もいただくのですが、今はAmazonなどでも購入できますよ!
②整列詰めなら不器用さんもきれいな仕上がり
お弁当を詰める際にいちばん大切なのは実は仕上がりをイメージすることなんです。何となくでいいので頭の中でこんな感じで詰めたいなと意識してください。それだけでグンと詰めることが楽しくなるし、仕上がりも美しく詰められます。手始めにトライしてほしいのが「整列詰め」。ざっとおかずを盛るのではなく、ひとつひとつきれいに並べるだけなのですが、運動会やピクニックなど、大容量弁当ではそれだけで完成度が違って見えますよ! ぜひトライしてください。
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スタメンレシピは本当に簡単な家庭の味です。運動会やピクニックだと量も多くてお弁当作りが面倒になってしまいますが、いつものおかずでいいと思うと気も楽になるはず。無理なく、楽しくお弁当作りができますように。我が家の味が少しでもお役に立てたら嬉しいです♪