出掛けるのが面倒な日でも、朝から機嫌よく過ごせそうな朝食ということで、こんな条件で探しました!
・仕上がりに意外性がある
・子供もお手伝い感覚で一緒に作れる
・冷蔵庫にあるものでできる
・難しいテクニック不要
以上、4つのポイントを抑えた朝食がこちら。ぜひ、おやすみの日の朝に親子で挑戦してみてください!
目次
ソーセージとキュウリを切ってのせるだけ
簡単にできるお花トースト
トーストをパレットに見立てて、のせる食材でアート作品のように仕上げていくトーストアート。「#トーストアート」と検索すると目にも鮮やかで楽しげなトーストがわんさか出てきますが、手軽に真似できてしかも見栄え◎でテンションの上がるトーストアートがこちら。ソーセージをバラの花に見立てた女の子が喜びそうな可愛らしい一皿。キュウリを葉っぱに見立てていて完成度も高くしかも、お味も◎。ママが材料を切って、子供が並べる…という分業でもいいかも。うちの子はどんなお花をトーストに咲かせるのか? できあがりにワクワクしながら準備するのもママの楽しみですね。
〈作り方〉
2~3㎜幅の半円型に切った魚肉ソーセージをバラの花のように重ねながら並べていきます。同じく2~3㎜幅で葉っぱ型に切ったキュウリを添えて完成。
野菜たっぷりで栄養面もクリア!
カラフルな萌え断サンド
「萌え断」とは“萌える断面”の意味。カラフルで具だくさんなサンドイッチを二つに切り、その断面をインスタにアップする人が急増中という話題の一品です。いかにカラフルで、綺麗な断面を作れるかが鍵の萌え断サンド。作るのが難しそう……と思いきや、断面を想像しながら思い思いに具材を重ねるだけと、作り方自体は簡単だから小さな子供もお手伝いがてらに参加できますよ。ポイントはとにかく隙間なくぎゆっと詰めること。断面は分厚ければ分厚いほど萌え度もアップ! 普段は苦手な野菜も萌え断サンドだとペロリ…という不思議な効果もあるというママに嬉しい一皿。
〈作り方〉
大きめのラップに食パンをのせ、好きな具材を重ねるだけ。卵、ツナ、キャベツ、ハム、チーズなどの定番具材でOK。切ったときの断面をイメージしながら色合いや重ねる向きを考えることもお楽しみポイント。萌え度アップのコツはちょっと入れすぎ?というぐらい詰めること。具材を乗せたらパン全体をラップでぎゅっと包めば完成!
休日朝食の定番 、パンケーキ は
型抜きを活用して可愛く&楽しく
休日の朝食の代名詞ともいえるのが「パンケーキ」。時間をかけて作り上げるパンケーキはそれだけでも特別な休日感がありますが、盛り付け方ひとつでぐんと見栄えが華やかになる、可能性を秘めた一皿でもあります。子供と楽しく手軽で映えるデコレーション術は、型抜きしたフルーツを使うことと、小さなパンケーキを何枚も焼くこと。パンケーキは並べても重ねてタワーにしてもOK。型抜きは工作気分で楽しめるので子供の満足度もアップ。
〈作り方〉
直径10mぐらいのミニパンケーキを何枚か焼き、皿に並べ、好きなフルーツを盛る。通年あるバナナはただカットするのではなく、型抜きを使うと特別感がアップ。フルーツだけでも十分華やかですが、さらにスペシャルな演出をしたい人は食べられる花、エディブルフラワーを添えるのも手です。テクニックいらずで豪華さはご覧の通り。
のりと梅だけでできちゃう!
思わず頬がゆるむ顔おにぎり
白ごはんでも楽しい朝食は作れると証明してくれたのが、この顔おにぎり。のりと梅干しさえあればいつものおにぎりもここまで可愛く仕上がるんです。おにぎりといえば三角が定番ですが、こんな俵型に握るのも新鮮。おにぎりを握ったら後は感性のおもむくままにのりで顔を作るだけ。上手に作ろうと気負う必要もありません。工作気分でママも子供もハサミでちょきちょき。思い思いの顔を作ってみて!
〈作り方〉
用意するのは、最低限「のり」があれば大丈夫。梅、鮭、明太子など色のついた食材がもう一つあるだけで、より華やかになります。おにぎりを握ったらのりをカットして思い思いの顔を描けば完成です。赤の食材は口やほっぺに見立てやすいので完成度を高めてくれますよ。
盛り方次第でアートな一皿に!
時短派におすすめな盛りシリアル
時間がない朝の定番食といえばシリアル。ゆっくりできる休日の朝とはいえ、やっぱり面倒なことはしたくない……という人やまだお手伝いし始めたばかりの小さな子供がいる方におすすめなのがシリアルにフルーツをトッピングするだけの簡単映え朝食。シリアルは牛乳と混ぜて食べるので食べ応えも考慮すると、トッピング食材のベストアンサーはバナナやイチゴです。酸味が好きな人はキウイも便利です。写真のように花に見立てて並べるもよし、型抜きするもよしです。色のついたフルーツがあるだけで味気ないシリアルも一気に華やぎます。
〈作り方〉
フルーツを輪切りにして花びらに見立ててシリアルの上に並べるだけ。花の中心が空いてしまうので、写真のようにイチゴを立てたり、ブルーベリーを乗せてアクセントにしても。
普段の食パンを遊びに変える
朝の脳を刺激するパンのパズル
食パンにバターやジャムを塗るだけ。そんな普段の朝食の材料でも、アイデア次第で楽しい朝食の時間を過ごせます。それは、食パンをパズルにしてしまうというもの。パズルのピース形にくり抜くのが大変そうかと思いきや、パズル形状にくり抜ける型抜きが発売されているので、それを活用すればとても簡単。朝から子供の脳トレに、親子で楽しくパンでパズルをしながらコミュニケーションツールにと朝食から楽しい会話が広がりそう!
〈作り方〉
トーストした後だと型抜きしにくいので、型抜きしてからトーストします。さまざまな種類のパンをつなぎ合わせたり、それぞれのピースにいろいろなジャムやペーストを塗って色鮮やかにしても、ユニークな仕上がりに。
食パンこそ、表現の場!
いろいろなトーストアートを楽しむ
インスタで不動の人気の#トーストアート。最近ではアートに向いている、さまざまなフォルムの食パンが売られていたりもします。子供が好きそうな動物型の食パンを取り寄せていつもと違ったトーストアートを楽しむのもアリ。こちらの投稿で使っているのは、「いろねこ食パン」という猫形のパン。チョコペンと生クリームでねこバスをお絵描き。キャラ弁ならぬキャラパンに子供のテンションは朝からMAXになること間違いなし。
〈作り方〉
いろねこ食パンに、チョコレートで『となりのトトロ』のねこバスの猫の顔を描いていきます。こちらのヒゲは、素麺にフードペンで黒くしたものなのだとか。目はバナナで。冷蔵庫にあるどの食材がアートに使えるかな……と、探し出すのも楽しそう。
決して、大げさな「アートな朝食」を作るわけではありません。ほんのちょこっと、手間を加えるだけ。朝のキッチンといえば慌ただしいイメージしかないですが、せっかく自宅にいる休日は、子供と一緒にキッチンに立ってみましょう。そして親子で楽しい朝食を食べませんか?