スーパーで気軽に手に入る明太子。切って出すだけでも食卓の一品になるため重宝します。そんな明太子にひと手間加えて料理に使うと、おかずにも主食メニューにもなるアレンジレシピを楽しめます!明太子を冷蔵庫に入れておくと何かと活躍してくれそうですよ。
◆パリパリ薄揚げのアスパラ明太子巻き◆
サクサクとした食感がたまらない
お酒のあてにもぴったりなひと品
自作の創作家庭料理や、美しい盛り付けについてSNSやYouTubeで発信している@honkeaipanmanさんのなんとも上品な明太レシピ。「あえ物やピザなど和洋問わずいろいろな明太子レシピを考案しましたが、なかでも一押しなのがこちら。明太子も少しアレンジをすれば鮮やかな色味が引き立った華やかなメニューができるのではと思いたったのがきっかけです。手軽な時短料理ですが、そうは見えない高級感のある盛り付けができますよ。口に入れると、アスパラの香りと、明太子のうま味や辛味、そして油揚げのサクサクとした食感を味わえます。両親にも食べてもらいましたが、ピリ辛加減がちょうど良くお酒がすすむ味と褒めてもらえました。私のおすすめ明太子は、『たら子一番本舗』。料理に使いやすい切り子を愛用しています。粒の食感、風味とうま味の良さが特徴で、上質ながらもお手頃なんです」
◆明太バターシラス丼◆
残りもので作ったら大成功!
混ぜてのせるだけなのに激うま
休日のおうちごはんレシピを公開している会社員の@nabe3413さん。今回は、冷蔵庫の残り物で作ったというお手軽絶品レシピを紹介。「家族が不在の日の昼食に、冷蔵庫に明太子と釜揚げシラスがあったので、少し手を加えて丼ものにしました。バターが香るごはんに、うま味たっぷりのふんわりした釜揚げしらすとプチプチした明太子が最高にマッチするんです。ごまや小ネギの薬味がアクセントとなり、残り物で作った割にはおいしくできて大満足です。混ぜてのせるだけでとても簡単なので、忙しい日のランチや朝食にもおすすめ。写真を見た妻には、私も食べたかったなぁと言われました(笑)。明太子のお気に入りは、スーパーに勤めている友人に教えてもらった『やまや』のつぶ王。粒が大きめで食べごたえがあるんです」
◆明太焼きサバ寿司◆
老舗明太子店やまやの空弁を再現してみた
日本酒にも合う上品な逸品
フードアーティストとして活躍している@haruchan7148さんは、福岡空港や羽田空港で購入できる、やまやの空弁の再現にトライされたそう。「『めんたい焼き鯖寿司』というお弁当が空弁として人気という話を聞き、食べてみたいけど今のご時世では買いに行けないので、自作してみました。脂ののった香ばしい焼きサバに、大葉の風味と明太子の辛味が良く合います。意外と手間も少なく、スーパーで売られている骨なしの塩サバを使えばより簡単ですよ。夕食の1品としてはもちろん日本酒にも合う味。夫のお弁当に入れた際は、見た目も華やかで上品だと同僚に褒められたそうです。寿司型がなくてもできる点も魅力です。いつも無着色の切り子を使っているのですが、お気に入りは、粒立ちの良い『やまや』と『ふくや』です」
◆明太チーズバターおむすび◆
高カロリーでも食べたい!
バターをたっぷりのせてあぶる欲望のおにぎり
レシピ本の出版歴もあるという腕自慢の居酒屋店長@rika__gohanさん。「明太バターフランスを食べながら、この味をおにぎりにしてもおいしいのではと思って作りました。明太子のピリリとした辛さに、あぶってトロッとしたバターのコクやチーズ、大葉の風味が合わさって何とも言えないおいしさなんです。明太子のプチッと感もたまりません! 高カロリーだけど、思わず1人で6つ全部をペロリと食べてしまいました。ギルティーなごはんを食べたいときにぴったりのおにぎりですよ。よく使っているのは『やまや』の明太子。王道ですが、辛さのなかにまろやかさも感じられる安定したおいしさが気に入っています」
◆はんぺんのホットサンド◆
ふんわり感と高菜・明太子の食感がマッチ!
お酒にも合うボリューム系ホットサンド
さまざまなホットサンドレシピを投稿している@ks.daidokoroさんからは、はんぺんと明太子を合わせたレシピを紹介いただきました。「淡泊な味のはんぺんを生かせる味付けをと思い、冷蔵庫にあった明太子と高菜をサンドしてみることに。ふんわりとしたはんぺんと、明太子のプチプチ感、高菜のシャキッとした食感が楽しめるホットサンドになりました。塩気の強いピリ辛味なので、食事だけでなく一口サイズに切っておつまみにするのもおすすめ。明太子はそのとき手に入るものを買っていますが、料理に使いやすくてお得な切り子を好んで使っています。その他にインスタに投稿している、サラダチキンとアボカドに明太子をあわせたホットサンドや、ボリュームのある明太バター餅サンドも好評ですよ」
◆明太子の豚肉巻きフライ◆
明太子を丸ごと肉で巻くパワフルレシピ。
食感と香りがしっかり楽しめます
毎日20品目を目標に、「まごはやさしい」をコンセプトにした食事を心掛けている@a.nari.gohanさん。「作ろうと思ったきっかけは、いただいた明太子がたくさん余っていたから。そのときに九州で食べた明太子の天ぷらを思い出し、そのまま揚げると破裂するのが怖かったので、明太子をまるごと豚肉で巻いてみました。明太子好きの主人は食卓に上がった瞬間においしそうと、あっという間に完食。豚バラのガツンとした脂身に、大葉のさっぱりとした味と明太子の塩加減がマッチ。明太子は半生状態で、香りと食感両方が楽しめます。明太子おすすめは、このレシピでも使った『竹丸渋谷水産』のもの。新鮮だからこそ味わえるプリッとした食感が気に入っています」
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定番ですが、やっぱり「やまや」の明太子は人気ですね。そして、切り子が料理には使いやすいということも分かりました。1年中おいしい明太子ですが、旬は11月から1月。今、最もおいしく新鮮な明太子を手に入れて、あなたもアレンジレシピを考えてみては? 味がしっかりしているから、そんなに大失敗せずにおいしくできると思いますよ!