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照明は気を巡らせるアイテム。
隅々まで光を照らして
照明は風水の陰陽説でいうと「陽」のアイテムです。考え方としては、明るければ明るいほど「陽」のプラスの気が活性化され、物事の白黒をつけやすくなったり、答えが出しやすくなったりすると言われています。なので、部屋全体を明るく保ちたいのですが、天井の照明だけでは、どうしても部屋の四隅やハリのある場所が暗くなりがち。気が静止してしまうと邪気がたまりやすくなります。スタンドランプをうまく活用した明るい空間にして、気を巡らせたいですね。とはいえ、明るすぎると過ごしにくいと思います。必要なところだけ明るさを足して、空間全体は海外のホテルぐらいの程よい明るさにしてくださいね。
玄関から良い気を取り入れるなら
玄関や廊下は常に明るくしておくのが吉
では、照明を使って運気を上げることを考えたときに、重視してほしい場所があります。それは「玄関」。エコライフを推奨している世の中ですので大きい声では言えませんが、風水的に言うと玄関の明かりはつけっ放しがおすすめです。玄関は明るいと陽の気が、暗いと陰の気が入りやすくなります。なので、ずっと明るい状態を保てるのがベストです。もしくはタイマー式の照明や外出先からスイッチをONにできる機能を持った照明を利用するのも手です。その場合は帰宅する1、2時間前から明かりを灯すようにセットしてください。数十分の短時間ですと、気が巡らず静止した状態。良い気が入ってきてもそれを受け入れる体制が整わないのです。なので、つけるなら、1時間以上明かりを灯すことをおすすめします。照明は天井の明かりじゃなくてもOK。つけっ放しが難しい場合はコンセント式の小さい照明でもいいので、常時点灯させることが大切です。少しでも明るく、そして気が回るようにしてください。
その他の部屋に関しては、つけっ放しは不要です。けれど、週1回、少なくとも月2回は電気をつけっ放しにする時間を作って気を循環させると悪い気をリセットできます。狭い空間であるトイレももちろんつけっ放し不要。個室で気が静止しそうですが、水洗トイレの場合は悪い気を水で流すので問題ありません。
寝室の照明は「ほどほど」が
良質な睡眠を手に入れるコツ
次に照明について注意を払ってほしいのは「寝室」です。寝室は体を休ませる場所。陽と陰、どちらかに比重が大きく傾くと良質な睡眠がとれなくなると言われています。なので、寝室の照明は明るさを少し落としてバランスをとってください。良質な睡眠がとれるようになれば、全体の運気も少しずつ上昇していきますよ。また「リビング」も、寝室同様に長い時間を過ごす場所かと思います。良い運気を巡らせておきたい場所ですので、空間全体の明るさを保つといいですね。
上げたい運気別
おすすめの照明をチェック!
次に照明のタイプを見ていきましょう。良くしたい運気によっておすすめの照明が変わりますので参考にしてくださいね。
▶︎恋愛・夫婦運
異性との運気をサポートしてくれるのは、シャンデリアです。もちろん高価なクリスタルなどを使っていなくても構いません。これは恋愛・夫婦運を引き寄せる最強アイテムのダイヤモンドにシャンデリアの輝きが似ているから。その輝きが天井から私たちに降りそそぐことで、恋愛・夫婦運アップにつながるとされています。
▶︎仕事運
床に置くフロアスタンド、テーブルなどに置くテーブルスタンドなどスタンド式の土台がしっかりしたものが仕事運には◎です。土台がしっかりすることが風水で「安定」を示し、パフォーマンスの安定につながり、仕事のミスを減らすことができるようになります。
▶︎ビューティー運
美白、美肌を目指しているなら、風水で女性ホルモンを活性化させると言われているピンクの照明傘を選ぶといいですね。肌ツヤも良くなりますので、ビューティー運アップにつながります。ライト自体は蛍光灯などの白いものが吉。このライトの近くでゆったり、また何かをしながら当たり続けるといいですね。
電球の色は蛍光灯でもオレンジ灯でもこだわりは不要ですが、風水でオレンジ灯は食事をする空間に良いとされています。血の巡りを良くする色なので、栄養分の吸収が高まり健康運・幸福感の上昇がのぞめます。また、照明の傘やライトの種類をはじめ、間接か、直接かなども問いません。ただ、使わない照明にほこりがたまるようなことは避けてください。使わない照明でもきれいな状態を保ち、部屋のインテリアやオブジェとして機能し、部屋に溶け込んでいるなら問題ありません。
照明で気にかけたいのは玄関、寝室、リビングだけ。他は神経質にならなくてもOKです。空間全体に光を行き届かせることに意識を向けてください。ただ照明が多すぎると陽の気を溜め込みすぎて、疲れがちに。照明は空間に相応の数にして良い気を巡らせましょう!