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【住み家と風水:第29回】色や素材、個数。「器」が導く運気上昇

目次

茶渋は落とし、欠けた器は断捨離!
きれいな器で毎日食事を楽しんで

風水で器は人間関係を育むと言われています。みなさん、器やグラスは何年くらい使っていますか? もちろん手入れされているものは問題ありません。ひび割れたものや欠けているもの、垢や茶渋なので汚れてしまっている器はNG。なんとなく黄ばんでいるものもメンテナンスが必要ですね。こういった器を使っていると、自分の真意を上手に相手に伝えられなくなる恐れが……。誤解のコミュニケーションになってしまいそうです。もしひび割れや欠けがあっても捨てられない大事な器は、宝物として昇格させるか、写真に撮って思い出にするなどしましょう。もちろんメンテナンスで修復可能なものは大切に使ってください。

器は「奇数」が肝心!
招きたい人・人数に合わせて購入

ところで、1種の器を何枚ずつ揃えていますか? 器の枚数は3、5、7という奇数がおすすめ。風水では、
」: 発展
」: 家族を増やす
」: 楽しい人物や幸せを分かち合える人を引き寄せる
という意味があると言われています。枚数をいきなり伝えられてもピンとこないようであれば、彼などパートナーや子供などひとりを呼び寄せたいなら3枚、とある夫婦とお近づきになりたいなどふたりを呼び寄せたいなら5枚、ホームパーティなど人を招くのが好きな方なら7枚。そういった来訪してほしい人や人数に合わせて器を揃えるのもいいですね。風水では、発展なら「奇数」、安定なら「偶数」としていますので、新たな人間関係を求める方には奇数個、家族の団らんを今よりも確固たるものにしたいなら偶数個で器を揃えてください。もし今偶数で奇数にしたい場合、全部を買い直すのではなく同じ色や形など共通点を見つけて買い足すのでもOKです。
また、風水ではアイテムにきちんと役割を与えてあげることも運気を上げる秘訣。器も食事をとるためのアイテムからさらに掘り下げて、魚用、サラダ用、コーヒー用というように何の食材のための器かを決めてあげると、器はその役割を果たそうと栄養価を高めてくれます。

栄養価まで高まる!?
「器」に適した色・素材選び方

器には種類がいろいろありますから、次は色や素材についてもお伝えします。


基本的には好みの色を選んで問題ありません。けれど、食欲の観点から風水で避けたい色はあります。ブルーとグリーンは食欲を半減させる色と言われています。ただ、NGというのも食材をのせる側のこと。器の裏面は問題ありません。そして柄の中にブルーやグリーンを取り入れたものもOK。厳密にブルーやグリーンが入っているか否かではなく、パッと見た印象がそれらの色に見えなければ大丈夫です。

素材
風水では自然のものを求めますから、陶器や木製、ガラス製は良いですね。
陶器臓器の機能をあげるので健康に良い
木製元々備わる要素(栄養素)を引き出す。栄養価が高まり、体内への吸収もサポートする
ガラス人を招き入れる。特に恋愛に◎。
なかでも江戸切子などカッティングが入ったものは、光を集める力が強く、最強の恋愛運アップアイテムとされています。また、ガラス皿は陰陽で「火」の要素を持っていてパワーを集めるため、前述したブルーやグリーンのカラーも問題なく使えます。ブルーやグリーンが好きな方はガラスで揃えることをおすすめしています。また、自然から生まれるものですが、「紙」の器は、あまりよくありません(パーティやBBQでの使用はOK)。器は人間関係を育む力が望めるアイテムですので、一度切りで捨ててしまうものより、長く使い続けるものが良いですよ。小さな子供の器は成長とともに新調するという前提であれば、プラスチック製でもOKです。壊す心配がなくなってきたら、長く使える素材の器に変えてくださいね。

棚に詰め込みすぎはNG
器はきれいな空気が大好き

片付け方も風水では重要です。けれど、まずは器の主を決めてください。家族で最も料理を作る人です。棚や器の片付け方もその人を中心に考えるようにしましょう。その器の主が、例えばスープをよく作るなら、スープボウルを取りやすい位置に、棚などもその人が取りやすい高さに合わせてアレンジするのもいいですね。器の主の好みを反映することを風水では良いとしています。そうすることで、ダイニングの雰囲気が明るくなったり、その方を中心に良い気を家に巡らせたりするようになりますよ。
注意点は、他のアイテム同様、器も呼吸していますので、棚にパンパンに詰め込むのはNG。器は息苦しく、悪い気をため込んでしまいます。まずは器の断捨離を行い、棚に片付けるときは、よく使う器を手前に置いて、活躍度が低い器は奥に置きましょう。ただし、半年に1度は奥に置いた器を出して、きれいな空気を吸わせてあげてくださいね。

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