re:sumica

エッセンシャルオイルが眠りへ導く【睡眠用ディフューザー】は5つの悩み別にチェック!

12月25日発売されたばかりのディフューザーは、睡眠の悩み別に5種類の香りで登場。『ザ パブリック オーガニック』スーパーディープナイト ホリスティック精油ディフューザー 全5種各180ml ¥16,200(税込)

目次

香りの効果で、眠っている間に
ストレスが軽減できるって本当⁉

上の表は、ザ パブリックオーガニックの精油ディフューザーCLEAR AWAKE を使用した7人のコルチゾール(ストレスホルモン)量の変化を表したグラフ。香りを嗅いだ30分後には、コルチゾールが減少。リラックスしているのが分かります。※星薬科大学教授 塩田清二先生監修のもとSHIODAライフサイエンス株式会社にて測定。データ提供/ザ パブリックオーガニック

このディフューザーは、睡眠専門医、精油の専門家、カラーズの植物療法士が、それぞれの立場から睡眠障害の原因である自律神経やホルモンの乱れを整える香気成分を分析し、心地よい眠りへと誘う「眠りのための香り」を開発したもの。香りは嗅覚を通じてわずか1.5秒で脳に到達するってご存じでしたか?  この特徴を応用し、眠っている間ディフューザーから香りを継続的に吸引することで、より質の高い睡眠が期待できるというわけです。

睡眠の悩み別に発売された五つの香りと期待される睡眠効果はこちら!

朝すっきり起きられないCLEAR AWAKE
~ブレンド精油:イランイラン、オレンジなど。実験では、眠りにつくまでの時間が50分短縮、睡眠中の目覚めが37%減少したそうです。
寝ても疲れがとれないRESTFUL SLEEP
~ブレンド精油:ベルガモット、ユーカリなど。実験では、疲れがとれる深い眠り(深睡眠時間)が2.1倍にアップ!
何度も目覚めてしまうQUALITY SLEEP
~ブレンド精油:ネロリ、クラリセージなど。実験では、睡眠中の目覚めが66%減少(覚醒指数が13.9回減)。
眠りが浅く、睡眠時間が少ないDEEP SLEEP
~ブレンド精油:マジョラム、クスノキなど。実験では、深い眠りの時間が1.8倍増、睡眠中の目覚めが38%減。
寝つきが悪いFALL ASLEEP
~ブレンド精油:ヒノキ、シダーウッドなど。実験では、眠りに落ちるまでの時間が22分短縮。
上記のデータは、日本睡眠学会認定医 白濱龍太郎医学博士の監修のもと エースメディカルサポート株式会社にて2018年測定したものですが、全ての人に同様の効果を保証するものではありません。データ提供/ザ パブリックオーガニック

エッセンシャルオイルの力がダイレクトに感じられるよう、合成香料は使わず100%天然精油を使用。五つの香りに共通する精油は、フランスのAOP(原産地名称保護制度)認証を受けた上質なトゥルーラベンダーと屋久島産のスギ。どちらにも高い鎮静効果があり、スギには睡眠を誘発する効果もあるそうです。私は、女性ホルモンへの影響も期待できるQUALITY SLEEPをセレクト。この香りには、自律神経バランスを整えて睡眠ホルモンの分泌を促すネロリを配合。女性ホルモンを整えるクラリセージやゼラニウムが入っているので、更年期障害にも効果的なんだとか。まだ実感はありませんが、毎晩甘くて優しく女性らしい香りに癒やされ、眠りについています!

「ザ パブリックオーガニック」の
ラボでは自分に合ったオイルの
カスタマイズ体験もできます!

体験したのは、フリーアナウンサーの小川りかこさん〈左〉とデザイナーの木本 泉さん〈右〉。

表参道にある「ザ パブリック オーガニック」のラボでは、香りで睡眠の質を上げる「精油体験」を不定期で開催。植物療法士に楽しく教わりながら、自分に合ったエッセンシャルオイルの調合できます。木本さんは、朝スッキリ起きられないとのことなので、シトラスをベースに、交感神経を活発にするグレープフルーツ、睡眠の効率を上げるスギ、少量入れるとリラックス効果が期待できるイランイランなどをブレンド。また、何度も起きてしまったり、眠りの質が悪い気がすると悩んでいた小川さんは、ハーバルをベースに、鎮静効果のあるベルガモット、自律神経のバランスを整えるプチグレン、リラックス効果のあるマジョラムなどを選びました。果たしてどんな香りになるかな?

普段の自律神経の状態を図ってからスタート

木本さんは交感神経(活動・やる気)も副交感神経(休息・リラックス)もバランスがいい状態とのこと。朝すっきり起きられないのは、交感神経のスイッチがかかりにくいタイプなのかも?

まず医療の現場でも使われている「自律神経測定器」で、自律神経の乱れと機能性を測定してからワークショップは始まります!

香りの効果で自律神経のバランスが、ぐんとアップした人も!

木本さんのグラフでは変化率が分かりづらかったので別の方のグラフで説明します! まず左のグラフは自律神経バランス(縦軸が副交感神経、横軸が交感神経)、右が自律神経が機能しているかどうかを表したもの。ピンクの丸がビフォアー、ブルーの丸が香りを嗅いだ後。どちらも中央にいくほどバランスが取れた状態です。この女性は交感神経が低くて、朝すっきり起きられないのが悩みでしたが、イランイランとレモングラスを使用した香りを提案したところ、交感神経にスイッチが入って、理想的なバランスに整いました。

ワークショップを終えて2週間後に感想を聞きました

ベッドサイドに置いておくだけで、部屋中にほのかな香りが漂って心地よい寝室用のディフューザー。ふかふかの布団にくるまれながら、大きく深呼吸すると、張り詰めた緊張がほぐれて、一気にストレスが溶けていく感じがします。シンプルでスタイリッシュなボトルもインテリアのアクセントとしても素敵です!

「香りが寝室に広がって、爽やか気持ちで起きられます。部屋になじむおしゃれなデザインも気に入りました」と木本さん。アロマセラピストの資格を持つ小川さんは「仕事柄、香りをブレンドすることはよくあるけれど、自律神経の状態をきちんと測ってから作るのは初めてでした。疲労回復やストレス解消に期待できそうですね」とふたりとも大満足でした!

ラボでのワークショップは不定期なので、タイミングが難しいですが、睡眠の悩みに合わせて作られている5種類のディフューザーはすぐに手に入るものです。日本人の睡眠時間は、他の国と比べるとワースト級の短さと言われています。その短い時間を有効にしっかりと眠りたいですよね。この睡眠用ディフューザー、一度試してみてはいかがですか?

撮影/石田純子

モバイルバージョンを終了