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【食卓があか抜けるカトラリー】スタイリストのおすすめ3ブランド

春だから気分を一新したい! そんなときは毎日使うものを変えるのがおすすめと語るのは、インテリアスタイリストとして食器のデザインにも関わる窪川勝哉さん。「カトラリーは、多い人で朝、昼、晩と3回も使うんですよね。想像以上に目にする時間は長い。そんなカトラリーを一新することで、手軽に食卓の模様替えができるんです。器を買い揃えるより断然お金はかからないし、食器ほど収納場所もとりません。最近僕がお気に入りで注目しているカトラリーブランドを三つご紹介していきます」

目次

Cutipol』

「ステンレスと樹脂のバイカラーが特徴的な
GOAシリーズは、我が家にも
ゲスト用に20セットほどあります!」

カトラリー専門メーカーなだけあり、見た目のお洒落さだけでなく、口当たりの良さや握りやすさなど使い心地を追求している点も魅力。

Cutipol(クチポール)は、1920年代にポルトガルで創業され、その製品のひとつつひとつを職人さんが手作りしているというカトラリーメーカーです。「クチポールにはいろいろなシリーズがあるのですが、このGOAシリーズは、美しい曲線と、ステンレスと樹脂のバイカラーのデザインがとても洗練されていて素敵なんですよね。我が家にもゲスト用に20セットほどありますが、ずっと使っていても飽きがこないんです。和食器にも洋食器にも合うので、来客用じゃなく毎日の食事にも使いやすいですよ。ブラック×シルバー以外に、樹脂部分がブルーやピンク、白など、ステンレス部分はゴールドのものもあるので普段使っている食器やテーブルの色に合わせて選べるのもいいんです」

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KAY BOJESEN』

「デンマーク王室御用達ブランドですが、
ステンレスカトラリーは、新潟県燕市で生産。
その高品質さとシンプルさが魅力です」

毎日使うものはシンプルで美しいものがいいという人におすすめ。男性が持っても女性が持ってもなじむ絶妙なサイズ感とフォルムが素晴らしい。

「デンマーク発の『KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)』は、1938 年にデザインされという歴史に裏付けされたものの良さ、無駄のないデザイン、使いやすさとバランスがよく、個人的にも好きなカトラリーブランドです。1991年より、カイ・ボイスンのステンレスカトラリーは新潟県燕市で作られています。歴史あるブランドが、日本の技術を選んで託しているところもこのカトラリーの魅力のひとつ。王室御用達と聞くと値段が高いと思うかもしれませんが、ベビー用のものから大きめのサービスフォークなど全28種類のうち、1,000円を切るアイテムもあるんですよ。つや消し加工をしてあるものは傷が目立ちにくいのも嬉しい配慮だし、食卓に並べたときも変に浮かないのでいいんです」

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『Perrocaliente』

「レーザーで描かれた模様が楽しげで
ホームパーティにもおすすめです。
ちなみに千鳥格子は僕のデザイン!」

全7柄のうちの千鳥格子は僕がコラボさせていただいたもの。無条件に好きなんですよ、千鳥格子が(笑)。どんなテイストの食器とも不思議とけんかすることなく使いやすいですよ!

個性的な絵柄で新進気鋭の北欧ブランドかと思いきや、なんと日本発のブランドだという『Perrocaliente(ペロカリエンテ)』。「カトラリーだけでなく食器やちょっとした雑貨も扱っているブランドなんですけど、ちょっと他ではあまり見ないアーティスティックなデザインのものが多いんですよ。なかでもカトラリーのドレスシリーズは程よいインパクトがあります。このシリーズは、ステンレスにレーザーを当てることで、柄を出しているんです。塗装だとザラザラしますが、これはほとんど凹凸もなく、食事に影響を与えないので◎。千鳥格子柄以外に、市松模様やドット、チェッカーフラッグやストライプとバリエーション豊富なのも遊び心があっていい。普段の食卓を楽しげにするのもいいし、ゲストが来るホームパーティ時に活躍させるのも良さそうです」

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「カトラリーで気分を変える」と言われて最初は驚きましたが、確かに毎日使うものだからこそ、日々の気分に影響を与えるものなのかも。この春は、思い切って家のカトラリーを一新して食卓のプチ模様替えを楽しんでみてはいかかでしょう?

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