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【イケア広報がアドバイス】日本の狭いベランダを素敵なアウトドアリビングにする方法

「バルコニスト」とは、日本でもお馴染み『イケア』が生み出した言葉。ベランダやバルコニーを部屋の一部として考え、その空間を充実させ楽しんでいる人たちのことです。「日本の住宅事情を考えるとバルコニーのスペースは限られており、海外のようなくつろぎ空間を作るのは難しいと思いがちですが、あれもこれもと詰め込まず、バルコニーでどう過ごすかという目的を明確にして空間を作っていくと、狭くても心地いい空間に仕上げられるはず」(イケア広報 以下同)。狭小スペースでも素敵なバルコニーに仕上げるポイントは

目次

①まずは面積の広い床から印象チェンジ
②窓からすぐ目につかない場所に家具を配置
③パラソルを置いて非日常感と紫外線対策
④植物スペースを設けて癒やしをプラス
⑤キャンドルやグラスで夜仕様のデコレーションも

の5つだとか。早速詳しく見ていきましょう。

視線に入りやすい床を貼り直すだけでも
バルコニーの印象は格段に良くなります

〈左〉ウッドをメインで床を仕上げると、落ち着いた雰囲気や高級感が出しやすい。〈右〉ウッドと芝タイルを模様のように組み合わせた、明るくてリズム感のある床。 好きな組み合わせで個性を表現できるのもタイルの魅力です。

まず最初に取り掛かるのは床。コンクリートやゴム貼りの床は味気なくて特別感に欠けます。床は面積が大きい分、見た目や雰囲気を一気に変えやすい場所です。「イケアでは、好きな大きさに組むことができる、ウッドと人口芝のタイルを販売しています。仕上げたいバルコニーの雰囲気に合わせて、ウッドだけで作っても、芝だけで仕上げてもいいと思いますが、ウッドと芝を組み合わせることでスペースを区切ったり、リゾート感をさらに高めることもできますよ。必要なサイズにカットして使えるのでコーナーや柱の周りなど変形箇所や狭い場所にも隙間なく設置できるし、簡単に取り外せるので、お手入れも楽ですよ」

イケアで揃えるならこんなアイテム

・ウッドタイルをイケアでチェック
・人工芝タイルをイケアでチェック

家具類は、窓からすぐ目につかない場所に。
ぱっと見の圧迫感がかなり軽減できます

〈左〉夜やお休みの日など、ひとりでゆっくりくつろぎたい人には1人用のソファがおすすめ。装飾のテーマカラーを決めると、まとまりの良いバルコニーになるとか。〈右〉家族や友達と過ごすなら、テーブルセットを置いて会話を楽しんで。

「バルコニーで何をしたいか」。それによってバルコニーの中心となる家具の選びが変わってきます。「ひとりでゆったりならひとり用のソファ、夫婦でゆったりお酒を楽しむスペースにするならテーブルセットと、用途とバルコニーのサイズに合わせて選んでみてください。家具を置くときのポイントですが、バルコニーの入口から目につきにくい場所に置くと、圧迫感がなく快適な空間に仕上がります。狭い場所なら可変家具が便利です。大きな家具をどーんと置いてしまうと、どうしても狭く感じてしまうものです。その点、可変家具なら使わないときは折りたためるので、部屋から眺めたときの開放感が違います。1人用ソファもバルコニーの隅に寄せて設置するなど工夫をすると、広さを確保できます」

イケアで揃えるならこんなアイテム

・1人用ソファをイケアでチェック
・テーブルセットをイケアでチェック

これだけで、ちょっとした非日常感あり。
UV対策も兼ねて女性から人気です

<左>壁やバルコニーの欄干にぴったり寄せて設置でき、狭いスペースに最適! 高さ調整も自在。<右>パラソルに使用されている布地は、UPF25+で、紫外線を96%以上カットしてくれる優れもの。BRAMSÖN ブラムソーン / FLISÖ フリソーパラソル 土台付[パラソル/W160×D100㎝・土台/W29×D8×H40㎝]5,999円(税込)

バルコニーはリラックスできる空間にしたいので、非日常感を感じられるパラソルは便利な演出アイテム。「短時間太陽の光を浴びることは心地よいですが、長時間の直射日光は暑いし危険。小さなバルコニーにも、パラソルは必要不可欠です! 都会の狭いバルコニー用にと、イケアでは壁に沿って設置できるパラソルをご用意しています。紫外線も96%カットしてくれるので、特に女性に人気がありますね! 急な雨にも対応できるので、あると安心ですよ」

・パラソルをイケアでチェック

小さくてもいいから植物コーナーを設け
視覚的な癒やしゾーンを作る

シェルフの上にグリーンだけを並べたり、鳥かごの中に鉢植えを入れてみるなど、ちょっとしたアイデアでお洒落度も変わります。

見た目のお洒落さのみならず心も癒やしてくれる植物は、市街地のバルコニーでは積極的に取り入れたいアイテム。「狭いスペースにはパラパラと散らばせて置くよりも、植物コーナーを作り、その場所にまとめて飾るほうが統一感も出ますし、イキイキとした雰囲気を演出できます。狭いスペースには高さを活かせるスタンドタイプの棚が便利。ハーブやトマトなどプランター野菜も一緒に育てれば料理にも使えて一石二鳥ですね」

イケアで揃えるならこんなアイテム

・プラントスタンドをイケアでチェック
・シェルフユニットをイケアでチェック

キャンドル風ライト、グラス、ブランケットなど
夜想定の装飾アイテムでムードを盛り上げる

部屋の灯りだけでも事足りるのですが、照明をプラスするとぐっと雰囲気が増しますよ。スタンド式や手すりに巻きつけるタイプなど、好みのテイストの照明をぜひ設置してみてください。

春先や秋口は、昼間だけでなく、夜のベランダも過ごしやすくておすすめです。「夜の使用も視野に入れた小物を添えることでぐっとお洒落なスペースに変えることができます。例えばキャンドル風のLEDライト。電池式なのでバルコニーに電源がなくても明かりを灯せるので便利です。ゆったりと心地よく過ごすには、ドリンクやクッションもあると心が落ち着きます。ブランケットは肌寒くなった時に便利ですし、イスにかけてあるだけでも様になりますよ」

イケアで揃えるならこんなアイテム

・キャンドルをイケアでチェック
・ピッチャーをイケアでチェック

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休日にゆっくりと朝食をとったり、夜にお酒を飲んだり読書をしたり、毎日の生活に贅沢なひと時をプラスできるバルコニーでの時間。狭いバルコニーでも、工夫次第で心地の良い空間が作れます。どれも手軽に取り入れられるので、バルコニスト初心者でもチャレンジできそう。ぜひ自分だけの素敵なオアシスを作ってみてはいかがですか?

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