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リノベーションの人気施策「室内窓」で明るさと解放感が変わる!

室内窓とは、部屋と部屋の間の壁の一部に設けた窓のこと。日本では、多くのマンションが片側に共用廊下のある細長い長方形の間取り。ベランダ側からの採光に頼ることが多く、壁で仕切られている居室には光が入らず1日中薄暗いままという部屋も。「そのデメリットを解消してくれるのが室内窓なんです。そもそも室内窓とは窓のない居室の壁、部屋と部屋の間の壁に設置するもの。窓のない部屋も、室内窓により光が少しでも入るだけでだいぶ明るくなりますし、空間に広がりも生まれて狭さを感じにくくなるというメリットもあるんです」(株式会社マイプレイス インテリア課 課長・植家有紀さん 以下同)

室内窓には、こんな効果が

「室内窓のある物件は2~3年前から増えていますが、特におうち時間が増えて住まいの見直しが進んでいる今、暮らしやすさが向上するとますます人気です。小さなお子さんがいると、ある程度の年齢になるまではしっかり目配りしておきたい反面、リビングでいつも遊ばせておくわけにもいかないですよね。例えば、室内窓のある子供部屋にすれば、中の様子をすぐ確認できますし、子供もパパやママの気配を窓越しに感じられて安心できるんです。また、まっさらな壁のままよりインテリアのアクセントになるので、お洒落感を加えることができるのも大きな魅力です」

株式会社マイプレイス インテリア課 課長の植家有紀さん。2級建築士の他、「整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーター、遺品整理士、断捨離、運送」の知識を包括した資格であるホームステージャー2級も保有。

子供部屋とリビングの間の窓は
くもりガラスでプライバシーも確保

千葉県柏市にある築33年の約87㎡、3LDKマンションのリノベーション事例。リビングとつながる洋室の引き戸を壁に変更して室内窓を設置。

リビングと隣り合った子供部屋をつなぐように室内窓を設置した例。「リビングに面した一番大きな窓から入る自然光を、子供部屋に届けることができます。窓を開ければ部屋の空気も循環させることができ、子供が汗をかいて遊びまわっても大丈夫。室内窓の上部にはカーテンやブラインドなどを設置できるので、夜にリビングからの明かりを遮断したいときや、お子さんが年頃になった際のプライバシー配慮にも。窓枠の材質もアルミタイプ、木枠などさまざま。窓の開閉位置もいろいろありますが、この物件では子供への安全性から上部のみが開くようなものを選びました。インテリアのテイストに合わせてコーディネートできるのも室内窓の魅力です」

リモートワークで部屋にこもっていても
閉塞感なく、なおかつ落ち着ける場所に

大田区にある築43年、約58㎡の物件を3DKから2LDKに変更しつつリノベーション。室内窓はアルミ製の黒枠を選び仕事の場にふさわしい落ち着いた印象に。

コロナ禍で急増したリモートワーク。書斎や寝室にこもって仕事をしていると子供の様子が心配。かといってリビングでは子供が騒がしく仕事が進まない……とリモートワーク難民が頻出。「2020年の夏頃から売り出したのが、快適なリモートワーク環境を整えるための室内窓がある物件。ワークスペースとなる部屋の壁面にL字に室内窓を設置し、死角を極力減らしました。書斎として作り込むのではなくカウンターにしたので、将来的なアレンジの余白も残しています。広いカウンターは、夫婦でのリモートワークも親子での勉強でも活躍します。家庭教師をつけたとき『ここで勉強をさせれば密室にならないので安心できる』という方もいらっしゃいました」。部屋の外から見ると、家の中に別の家があるように見えてユニークですね。

玄関を広げつつ、共用廊下からの
光を部屋に届けるための工夫

横浜市にある築15年約69㎡で3LDKのリノベーション事例。間取りは変えず和室を洋室に、玄関部分の土間を広げ開放的な雰囲気に。

片廊下型の間取りの場合、玄関側の部屋は窓が共用廊下に面していることもしばしば。「共用部に面した部屋は、廊下を通る人の目が昼夜問わず気になります。そこで部屋の形状を調整し玄関の土間を広げて、室内窓を設置することに。窓が家の中に引っ込んだので安全性も高まりました。玄関を入ってすぐにある室内窓は来訪者の目に真っ先に入るので、開放感のある明るいお宅という良い印象を与える効果も」

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室内窓の物件は「片廊下型間取りのマンション」のマイナス面を解消してくることがよくわかりました。最新設備と凝ったインテリアの物件がリーズナブルに手に入るリノベ物件の人気は、勢いを増すばかり。これから買うなら「室内窓」があるかどうかも購入時のチェックポイントになりそうですね!

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