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「料理嫌いを楽して解消する4つの心得」をセミナーで習いました!

参加したのは「ラクラク料理セミナー」。講師は料理研究家の田中はるみさんです。「時間をかけてきっちり作るのが料理の正解ではありません!  あまり堅苦しく考えず、もっと気軽に料理することを楽しみましょう」 (料理研究家 田中はるみさん・以下同)。田中さんご自身も楽をしながら、家族が満足するおいしい料理作りを実践中なんだとか。

料理嫌いを解消すべく、セミナーで伺ってきたことを自宅に帰り早速実践したのでみなさんにもシェアしていきます!

目次

ラクラク料理人の心得①
レシピも品数もまじめに考えすぎない。
無理せずできる範囲で十分おいしい!

食事作りを楽にするには、料理に対する思い込みを捨てることも大切。「レシピに忠実になりすぎると、余計な手間を増やしがち。例えば、ハンバーグには、玉ねぎのみじん切りを入れなくてもかまいません! 私の場合は残ってしまったきんぴらやおからなどのおかずを代用することもありますが、とてもおいしいですよ」。品数も多いほどいいと思いがちですが、普段の食卓は一汁一菜ぐらいでも十分。「おみそ汁に野菜をたくさん入れれば栄養面も補えます。レパートリーを増やしたいときは、わざわざ新しい料理本を買わなくても、目新しい品種の野菜を使う、高めの調味料を使ってみるなど、ちょっとした工夫でOK」。無理をせずできる範囲でおいしく作るのが、ラクラク料理のポイントなんですね。

ラクラク料理人の心得②
献立は悩まない。スーパー入り口に陳列
された安くて新鮮な旬の食材まかせ!

スーパーの入り口付近にある売り出し商品は旬の食材が陳列されていることが多いです。「ある程度はここでそろえ、他に欲しい野菜があれば買い足す程度と考えれば悩みませんよ」

毎日の食事は健康の源ですが、まじめに考えすぎる必要がないというのが田中さんのモットー。「栄養のバランスがいい食事を作るコツは、旬の食材をたっぷり使うこと。旬の野菜や果物は、鮮度がよく栄養価も高いので、抗酸化作用の働きが強く、免疫力アップにも効果を発揮します」。旬の食材はスーパーで特売になっていることが多く、価格が安いのも嬉しいところ。これで献立を考えれば、買い物中、あれこれ迷うこともなくなりそうですね。

ラクラク料理人の心得③
面倒がらずに食材は買ったら、まず冷凍。
鮮度がキープできて調理もスピーディに

私もそうですが、料理を作って余った食材を無駄にしないように冷凍している人は多いと思います。ところが田中先生から「買い物から帰ったら、今日使う分以外は全部冷凍するつもりでいてください」とのアドバイスがありました。野菜は切った断面から劣化が進み、鮮度も失われていくので、すぐに冷凍したほうが栄養面でのロスが少ないのがその理由。「冷凍してから1週間以内に使い切るのが理想的。例えばキャベツを一玉買ったら、コールスロー用の千切りと炒めもの用のざく切りなど、メニューを想定しながら冷凍すれば無駄になりにくく、調理時間も短縮できます」。たまに2週間越えの野菜が見え隠れする我が家の野菜室……。田中流冷凍法なら、早めに使い切れそうです。

ラクラク料理人の心得④
圧力鍋やグリルパンは主婦の味方
時短調理ができる調理器具を活用

「積極的に活用してほしいのが、手間いらずで時短につながる調理器具。切る作業が苦手なら、フードプロセッサーやバーミックスなどを下ごしらえに使うのも◎。二段調理ができる圧力鍋や、オーブン、コンロ、魚焼きグリルとフル活用できるグリルパンも、対応メニューが多く、食べ盛りのお子さんがいるお宅はもちろん、共働き家庭にもおすすめです」。すでに圧力鍋やグリルパンを愛用中の受講者からは、使い勝手の良さはもちろん、ボールやお皿、網など、洗い物が減って助かるという声も出ていました。ちなみに温野菜を作るときは、ゆでるより栄養価の損失が少ない、レンチンがいいそうです。楽な方法が正解だということもあるんだなと感動し、そういう情報ももっと知りたいと思いました。

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セミナーの冒頭に行われた受講者の自己紹介では、「味付けに自信がなく、献立もワンパターン」、「料理は好きだけど、忙しいと面倒に感じる」「作らねばという義務感で楽しめない」など、私以外にも、毎日の食事作りを負担に感じている人が多数いることが分かりました。長年の苦手意識が変わるのか半信半疑のまま参加したセミナーでしたが、終了時には少しやる気がアップ! 学んだことをしっかり実践しながら、料理嫌い返上を目指します。

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