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最近多い機能性素材は汚れが落ちにくい。
その課題を新開発の洗浄基材でクリア!
新商品開発の背景には、節水化が進む洗濯機の進化に加え、どんどん身の回りに増えている吸湿速乾や発熱などの機能性を特徴にした化学繊維の増加があります。こうした化学繊維は従来の洗剤では汚れが落としにくいのだそう。この課題を花王史上最高の洗浄基材「バイオIOS」によって解決。この基材を開発できたことで、従来のアタック Neo(ネオ)を廃止、完全リニューアルに踏み切れたのだとか。
「この基剤は『油によくなじみながら、水にもよく溶ける』という性質を持っています。繊維の上の汚れにすばやく吸着、引き離してくれるんです。さらに原料にもこだわり、食用のパーム油を採取する際の搾りかすを使っているので、環境にも優しいサステナブルな基剤といえます」(花王 商品PR企画部 河野千絵さん・以下同)。これまでの洗剤に比べて汚れをしっかりすばやく落とせるだけでなく、低い水温でも高い洗浄能力を発揮します。世界的にはお湯洗濯が主流なのは、そのほうが皮脂や油汚れは落としやすいから。日本では冷たい水道水のまま洗濯に使うことも多いので、これも嬉しい進化です!
3つの「ゼロ」がネーミングの理由
1.「落ちにくい汚れ」ゼロへ
汚れをすばやく吸着し引き離すので、すぐに「きれい」を実現!
2.「生乾き臭」ゼロへ
臭いの元となる汚れをしっかり落とすから、生乾きでも臭いません。
3.「洗剤残り」ゼロへ
「アタック ZERO」は、少量の水でもよく溶けるので、繊維に洗剤がほとんど残りません。
さて、新しいアタックの特徴を知ったところで、今回のいちばんの疑問に。
ドラム式洗濯機ユーザーの
汚れ落ちや臭い残りが悪いという
悩みに専用洗剤をラインナップ!
ドラム式洗濯機は、便利だけど洗浄力には疑問が残るということは、これまでも記事で伝えてきましたが、その問題も洗剤で解決しちゃったのが「アタック ZERO ドラム式専用」。「そもそも縦型の洗濯機とドラム式の洗濯機では、洗い方も水量も全く違うんですよ。縦型は、洗濯槽の中にたっぷりの水を溜めて、衣類同士をこすり洗い。ドラム式は、縦型の約半分の水量で、洗濯物を上から下へ落としてたたき洗いします。ドラム式は水量が少ないせいもあり、縦型に比べて洗濯水の汚れの濃度が約2倍。せっかくきれいに洗っても、汚れが服に再付着してしまうという問題があったのです。そこで、ドラム式専用には、衣類から落ちた汚れが再び付いてしまうのを防ぐ“節水対応ポリマー”を配合。少ない水で洗っても、汚れが再付着(黒ずみ)しないので、洗い上がりすっきり! あまりのきれいな仕上がりに、社内でもドラム式洗濯機に買い替えたいという人が増えたほどです。ちなみに白黒どちらの「アタックZERO」も汚れ落ちは同じですが、それぞれの洗濯機に合わせて処方を最適化しています」。
我が家もドラム式洗濯機を使っているので
早速「黒のアタック ZERO」を体験!
ドラム式洗濯機愛用歴7年、私も早速「アタック ZERO ドラム式専用」を使ってみました。まずは、ワンハンドプッシュ式のボトルに感動。服の量に合わせて、1~5プッシュするだけ(5プッシュでキャップ1杯相当)でOKなんです。両手がふさがりやすい洗濯時に片手が自由になるのは、想像以上にラクでした。子供を抱っこしたまま家事をしなければならないママや、目盛りが見づらくなってきているシニアにもおすすめです。肝心な汚れ落ちもばっちり。今までは白いタオルを数回洗うと、なんとなく黒っぽくなってくるので、月に数回漂白剤に浸けていたのです。でも黒のアタックを使うようになってから、それもなくなりました。
〈おまけ〉「アタック ZERO」は洗剤残りがないから、柔軟剤の効きも違います!
「アタック ZERO」を使うと、汚れも洗剤残りもないので、柔軟剤の効果もアップするそう。私も試してみましたが、実感できるくらいの差が確かにあります。こんなちょっとしたことでも、お洗濯が楽しくなりますね。
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今までは、洗濯水の中で浮いた汚れが、洗った衣類に再び絡みついていたなんてちょっとショック…。ドラム式洗濯機を使って、洗うたびにお気に入りの服がくすんでいくと悩んでいた人はもちろん、そうじゃなくても洗濯物をきれいさっぱり洗いあげる「アタック ZERO」は試してみる価値がありそうですよ!