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参加者が実践する「時短家事のマイルール」【知的家事プロデューサー本間朝子さんのセミナーに参加②】

「家事スキルがアップする!」と、幅広い世代の女性がこぞって参加する家事セミナー「知的家事スタイルの会」。テレビや雑誌などで大活躍の “知的家事プロデューサー”本間朝子さんから直接学べるとあって、セミナーは毎回大人気。時間は1時間半ほどで、前後半に分かれた構成となっています。前半(知的プロデューサー本間朝子さんのセミナーに参加①)は実際に本間さんが行っている、ストレスフリーな掃除術や簡単カビ予防対策など、今すぐ取り入れたい時短メソッドを伺っているうちにあっという間に終了。後半は全員参加型となり、テーブルごとのグループワーク。それぞれの家事アイデアをシェアすることになりました。お題は「家事を楽にするアイデア」と「おすすめの家事グッズ」のふたつ。最初の5分で自分が普段どんな家事の工夫をしているのかを思い出し、用意されたワークシートに記入していきます。セミナーの申込時に「このお題について考えてきてください」とインフォメーションがあったのでスラスラと書けましたが、いきなりだったら何も出てこなかったかも(笑)。一気に洗濯物を外せる「ひっぱるだけの簡単取込アルミピンチハンガー」を紹介しようと書いているうちにタイムアップ……。それでは、受講者の皆さんの家事テクを伺っていきましょう!

目次

私が参加したグループワークでも
役立つ意見がたくさん出ました!

まずは同じテーブルの方々とワークシートに書いたアイデア議論。「家事を完璧にできないなら、自分の得意・不得意、やれる・やれないことを決めよう!と思ってから家事のストレスから解放されました」というAさんの一言にそれも一理あるなぁ…と深く納得。私自身も、片付けが苦手なくせにそれを認めず「今だけここに積んでおこう。片付けようと思えばすぐにできるし」と言いながら、ダイニングテーブルの一画を延々と占領…。それが視界に入るたびにストレスが溜まっていました。自分の駄目エピソードをカッコつけずにさらけ出し、「私も私も!」と共感を得ながらトークは進みます。たくさん出た話のなかで、個人的に特に気になった家事のヒントは以下のふたつでした。

家事ヒント1:洗濯物を畳むことをやめたら、断捨離できた⁉
苦手家事の話の流れから、Aさんからこんな発言が!「自分の不得意分野を考えた結果、洗濯物は畳まないと決めたんです(笑)」。シワになって困るものだけ畳んだりハンガーにかけ、それ以外はボックスにどさっと入れておくんだとか。「普段着る洋服は大抵決まっているので、そのボックスから取り出し着ていくとカゴの中身がなくなっていきます。カゴはネット状で折りたためる様式なので、中身が全部なくなったら洗濯機の横にたてかけておくだけだから邪魔になりません」(Aさん)。つまり、クローゼットの出し入れがほぼなくなるというわけです!「日常着ている服はこの程度なんだと気づき、クローゼットの見直しができましたよ」(Aさん)。これ以降、不要な洋服の見極めができ、着ない服はバンバン捨てていっているそう。こんな断捨離のやり方もあるんだと、一同感心!

家事ヒント2:小さいお子さんがいる家庭では、火を使わない調理家電が活躍!
続いてSさんからは料理に関する時短の話が出ました。小さいお子さんがいるSさんはご飯の支度途中にお子さんから呼ばれて中断することがしばしばあるそう。火を消すことなく調理が続行できるふたつの調理家電は本当に便利だと教えてくれました!

シャープの『ヘルシオ グリエレンジ』で
パンと目玉焼きを一度に作れる!

 

「シャープのオーブンレンジ『ヘルシオ グリエレンジ』を買ってから朝食を準備する時間が短縮できました。パンと目玉焼きを一度に調理できるので助かります」(Sさん)

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バーミキュラの『ライスポット』があれば
煮込み料理も見張っていなくていい!

「鋳物ホーロー鍋で有名なバーミキュラの炊飯器『ライスポット』は、スイッチひとつで鍋炊きのおいしいご飯ができるし、煮込み料理も火を使わずに放っておくだけでいいので大活躍」(Sさん)

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ほかにも、“排水溝にアルミホイルを丸めたものを入れておきヌメリを防止する”、“男物の靴下はメーカーをそろえて洗濯後の迷子防止”、“キッチンの壁は油がはねてもいいように100均で買ったシートを貼っておく”など、たくさんのアイデアが。皆さんが普段やっていることや実際に使っているものなので、ひとつひとつのお話が本当にリアルで実用的! 普段友達とこうした家事について話すことがないので、なんだか新鮮で楽しいひとときでした。

グループごとにまとめた
家事アイデアを全体でシェア!

ほかのグループではどんな家事アイデアが出たのかなぁ…と思っていたところ、ちゃんと全員でシェアする時間が設けてありました。各テーブルで出たアイデアをまとめて模造紙に書き記し、代表者が発表するというスタイルです。「じゃんけんで発表する人決める?」なんて、なんだか学生時代に戻った感じで、ワイワイと盛り上がりました。その発表のなかでライターHが「これはマネしたい!」と思ったアイデアやグッズを、ずらっとご紹介します!

ライターHが気になった家事アイデアBEST5

1.野菜はまとめて茹でておく
「食材は生協でまとめ買い。届いた野菜はいっぺんに茹でて下ごしらえをしておけば、野菜は傷まず、料理をするときの手間も省けます」

2.お味噌汁作りには“みそマドラー”
「計量しながら味噌をすくうことができ、そのまま鍋でこせる便利グッズ。スプーンと味噌こしがいらなくなり、洗い物が減りました」

3.洗濯物は畳んでネットに入れてから洗濯機に投入
「シャツなどはあらかじめ畳んでネットに入れてから洗濯機へ入れます。このひと手間でシワがつきにくくなる!」

4.かさばる布団はクリーニング&圧縮
「シーズンオフの布団は布団屋さんに出し、洗ってから圧縮パックに入れてもらい戻してもらいます。ペタンコになるのでクローゼットに立ててしまえてスッキリ!」

5.Amazonの定期お特便が便利
「洗濯用洗剤など、普段使う消耗品はAmazonの定期お特便を利用。3つ以上登録しておくと15%オフで買えるし、勝手に送ってきてくれるので、補充することを考えなくてよくなりました」

「なるほど!」と納得するアイデアがいっぱい上がったグループワーク。最初の自己紹介で「家事が苦手」と言っていた人がほとんどでしたが、だからこそ少しでも負担を減らすように皆さん工夫されていたのですね。講師である本間さんもひとつひとつの発表に感想を言ってくれたり、アイデアを足してくれたりして、充実した時間になりました。どうせ毎日やらなければいけないなら、できるだけストレスなく、楽しく家事をしたいですよね。そのヒントをもらいに、ぜひ「時短家事」セミナーに足を運んでみてください!

■本間朝子さん著書
『写真でわかる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり』(青春出版社)

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