3年近く丁寧な掃除を怠ってしまい、焦げた油汚れがこびりついた我が家のガスコンロ。何でも食洗器に入れている私は、取り外しのできないバーナーリングの掃除をつい後回しにしていました。普段は、乾いたキッチンペーパーでふいたりふかなかったり程度で、油が飛び散ったベタつきや、お鍋の吹きこぼれが積み重なって頑固な汚れになっています。
でも、結果的にこんなにきれいにできました。何年も放置した汚れは、どうやって落とすのが正解か、私の場合の結論を紹介します。
目次
とりあえず、いろいろ試してみることに
最初に試してみたのが重層掃除。ナチュラルな成分なので安心ですが、肝心の落ちはどうでしょうか? 普段から使っているマジックリンは、ネットで調べたラップで磨く方法でトライ。それでもダメだったとき用に、クリームクレンザーも準備。焦げをこそぎ取るヘラやタワシも準備しました。結論から言うと、何年も放置した汚れは、一筋縄ではいきません(苦笑)
まず、お湯で溶かした重曹で地球に優しい
汚れ落としにチャレンジしたけど
ほぼ汚れが落とせませんでした(涙)
最初はできるだけナチュラルに落としたかったので、弱アルカリ性で肌に優しい自然派クリーニングの代表、重曹でトライ! 熱を加えると成分が変化し、アルカリの効果が高まるという性質を利用し、水500ccに小さじ1の重曹を鍋に入れ、沸騰してから10分程度煮たら火を止めます。人肌ぐらいに冷めた重層液をキッチンペーパーに浸し10分放置。浮いた油を、無印良品で購入した「
次は油汚れ用スプレーをかけて
ラップでパック。油汚れを浮かすはずも
頑固な汚れはびくともせず断念
油汚れに強いと言われている「マジックリン ハンディースプレー」は、ガス台に飛び散った油をふき取るため、我が家のガスコンロ掃除に欠かせないアイテム。バーナー部分に洗剤が入ると怖いので、カバーリングにふきかけるのは今まで避けていましたが、ラッブを使って浸透させれば液だれもなく安心。ラップをくしゃっとさせてそのまま磨くというやり方も簡単で、これなら継続して続けられそう。ただ残念ながら、今回は焦げつきが手強すぎたのか、ほぼ変化なし。落ちる気がしなかったので、繰り返すのはやめました。
結局、役に立ったのは「研磨剤」。
重曹漬け置きを間にはさみつつ
アミタワシでこすり落とせました!!
最後に試したのが「クリームクレンザー ジフ」と「そうじの神様キッチン用アミタワシ」の組み合わせ。クリームクレンザーを塗布しながらアミタワシでこする、塗ってこするの作業を繰り返しつつ、合間にお湯でドロドロに溶かした重曹パック10分を1回はさみました。ペースト状にしたほうが濃度も密着度も高まって、重層液より効果が期待できるそう。すると徐々に地の色の面積が増えてきて、ついに終わりも間近。最後に助けられたのが使わなくなったカード。カードの角で削ると、わずかに残っていたこびりつきもザクザクとれて気持ちいい! 重曹パックとカードのやり方は、休憩中にネットで調べた方法でしたが、あきらめず続けて良かったです。
全工程にかかったのは約4時間!
五徳もガス台もぴかぴかに
我が家のカバーリングは特殊コーティングがされています。こすったときのキズが心配でしたが、不思議なほど無傷でした。仕上げには、水ぶきだけでぴかぴかになると評判の「そうじの神様 キッチン用おそうじクロス」を使用。
普段からたまに洗っている五徳は
重曹+ブラシ掛けで汚れが落ちました!
五徳は事前に掃除済み。日頃、食洗器に入れて洗っているので汚れは軽傷で、バーナーリングではかなわなかった、重曹のアルカリ力できれいにオフ。最後に五徳をセットして、3年ぶりのガス台徹底掃除が無事に終了しました。
汚れ落とし&仕上げにおすすめなのが
「そうじの神様」シリーズ
洗剤以外の掃除グッズで重宝したのは、SNSでも話題になっていた、そうじの神様のアミタワシとファイバークロス。網状の薄型なので、しつこい油汚れはもちろん、細いコップやお弁当箱の隅々まで届き、頑固な茶渋が洗剤なしできれいに落とせると評判。マイクロファイバーのおそうじクロスは肌触りがスムーズで優しいのが◎。水ぶき、乾ぶきどちらにも使えるので、キッチンに1枚あると便利です。
そうじの神様
「 キッチン用おそうじクロス」を
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今回やってみて分かったのは、放置しすぎたハードな汚れを手早く処理するなら、やっぱりクレンザーが便利だということと、こまめに手入れしていれば、頑張らなくても汚れは落ちやすいということ。これからは、使うたびに油汚れをきちんと落として、いつでもきれいなキッチンを目指します!