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家族4人、7日間のサバイバルを想定して「防災グッズ」を揃えてみた

我が家が防災について意識したのは、新型コロナウイルスがきっかけ。スーパーでは、トイレットペーパーや衛生用品などがなくなり、マスクをはじめ、消毒液やハンドソープなどが買えない状況が続きました。いつもなら、スーパーやドラッグストアになくても、ネットで検索すれば簡単に手に入ったのに…。便利な世の中に甘えすぎていたと痛感しました。我が家は転勤族で、近くに頼れる身内もいません。2人の子供を守るのは私たち夫婦しかいない! そう思い、防災グッズを用意し始めました。

目次

大規模災害を想定した
7日分の準備はこの量です!

食料や飲料の備蓄は最低限3日分とされています。しかし、大規模災害が発生した際は、ライフラインが復旧するまでに時間を要するため、7日間分の備蓄が必要と言われており、我が家でもざっくりと7日分を準備しています。

防災用グッズ

防災30点避難セット×1
LED付ヘルメット×2
LEDランタン×1
非常用簡易トイレセット×1
体ふき用ウエットタオル(20枚入り)×1
歯磨きシート(15枚入り)×2
ラジオ×1
非常食7日間セット×1
野菜ジュース 長期保存用(30本入り)×1
災害備蓄用の水(2L、6本入り)×2

防災準備をかねたローリングストック品

お米×30㎏程度・缶詰×10・パック詰めごはん×10・インスタント食品×10・レトルト食品×10・日持ちする野菜(玉ネギなど) ×適量・ミネラルウォーター(2L9本入り)×2・お茶(2L10本入り)×2・コーヒー(1L入り)×2・ジュース×適量・野菜フレーク×4・お菓子×適量・乾燥ワカメ×適量・カセットコンロ×1・カセットボンベ×10本以上・単3乾電池×60本・トイレットペーパー(12ロール入り)×2パック・ティッシュペーパー(6パック入り)×2パック・ウェットティッシュ(15パック入り)×1・ゴミ袋×適量・食品用ラップフィルム×適量

首相官邸のHPや農林水産省のガイドライン災害準備のページを参考に、備蓄品の種類や量を決めました。かなりの量ですよね? 水だけでも1人1日3L(飲料水と調理水含む)必要とされており、4人家族で7日間となると、84Lが目安。我が家では、普段飲んでいるお茶やコーヒー、ジュースなどと合わせて、84Lを超えるようにしています。日常的に飲食している商品も備蓄を意識。賞味期限が近い商品から消費する「ローリングストック」を心掛けています。その他、非常食、ガスボンベなど、必要なものをリストアップすると意外と多いですよ。

我が家の防災グッズ紹介!

防災セット 地震対策30点避難セット
まずは非常用持ち出し袋の準備から

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大手企業や官公庁などに導入されているとテレビで知り、非常用持ち出し袋として購入した商品。防災士が被災者の声を聞いて選んだグッズが入っており、水のいらないシャンプーやアルミブランケットなど、災害時にあると役立つアイテムがひとまとめ。こちらの商品は、20,800円と手軽なお値段ではありませんが、1個あると避難時に安全性を確保しやすいと思います。

LED付ヘルメット
ハンズフリーなライト付きヘルメットが便利

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小さな子供やお年寄りと一緒に避難する場合は特に、両手があけられるよう準備しておくほうが良いと思います。LEDランプ付きのヘルメットなら、頭の保護だけでなく照明も得られます。この商品は電池も必要になるので、予備の電池も準備。現在は売り切れのようですが、似たようなものは探せると思うのでチェックしてみてくださいね。

LEDランタン コンパクト防滴型
室内では置き型ランタンが使いやすい

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防災ライトは、懐中電灯、ランタン、ヘッドライトの3種類があります。ランタンは自立するため、室内での明かり取りとして便利。この商品はとても軽く、取っ手もついているので、移動時にも役立ちそうと思い購入しました。

非常用簡易トイレセット
断水したらトイレが使えないことも想定して!

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これまでの大災害では、なかなか仮設トイレができなかったようですが、トイレの頻度を抑えるために水分をとらずに過ごすと、エコノミークラス症候群になり命を落とす危険性もあるとのこと。この商品は、家庭用トイレの便座に取り付けることもできます。簡易トイレの他にも、体ふき用のウエットタオルなども準備しています。

災害時にも使用できる日常食品以外に
いざというときに便利な非常食も用意

非常食7日間満足セット ◆
非常食はセット用品を購入して楽ちん準備

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非常食をほとんど準備していなかった我が家は、まずはこちらの商品を購入。1セット15,600円と決してお安くはないと思いますが、アルファ米やパンの缶詰、レトルト食品など、種類豊富なのが魅力です。さらに5年間の長期保存が可能で、消費期限を切らさないようと、食品を入れ替える頻度が少なくて済むところにも惹かれました。賞味期限が近づいてきたら、キャンプやピクニックに行った際に、テントを広げて非常食を食べれば、プチサバイバル体験ができて良いのではと考えています。

カゴメ 野菜一日これ一本 長期保存用
非常食で不足しがちな野菜を補う


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非常食だけでは、ビタミン類が不足しがちなので、長期保存ができる野菜ジュースもストックしています。この商品の賞味期限は、製造日から5.5年。野菜の組み合わせや缶のふたを工夫することで、長期保存を可能としています。我が家では、できる限り生の野菜や果物を食べるようにしているので、野菜ジュースはローリングストックにせず、長期保存用を選択。

野菜フレーク
野離乳食作りも活用できる便利な商品

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とうきびフレークにんじんフレークかぼちゃフレークじゃがいもフレーク

トウキビの他に、ニンジンやカボチャ、ジャガイモの野菜フレークを常備。野菜フレークはお湯で戻すだけでペースト状になるので、小さい子供がいるご家庭におすすめです。じゃがいもフレークは、ポテトサラダも簡単に作れて、スープにもなって優秀。簡単にビタミンを摂取できる商品です。

志布志の自然水 非常時災害備蓄用
通常のポットボトルと備蓄用を併せ持ち!

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飲用水は、普段飲んでいるペットボトルの水やお茶だけでなく、非常災害備蓄用の水も準備しています。通常のペットボトルだと水の賞味期限は2年程度ですが、非常災害備蓄用の水は約5年。通常のペットボトルよりも厚いものを使用することで中身の水が蒸発しにくく、匂い移りも少なくなっていて長期保存ができるようです。我が家では、2Lのペットボトル12本を備蓄しています。

用途に合わせて分散収納!

我が家は、用途に合わせて分散して収納しています。非難が必要な際に持ち出したいものは、非常時持ち出し袋に入れて、リビングに隣接するクローゼットに保管。ローリングストックとして保管している食品類は、キッチン近くの収納スペースに保管しています。1カ所にまとめて保管すると、ドアが開かないなどアクシデントが発生したときに困るので、リスク回避と、普段の生活のしやすさを考慮し、収納場所を分散させています。

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防災士が提案。準備するべき「実際に役立つ防災グッズ」7選

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我が家の防災グッズ、全て合わせると約7万円になります。けっこう費用をかけてしまいましたが、命には代えられません。どの程度の予算で、どんな防災グッズを準備するか、そしてどこに保管するのかは、各ご家庭によってさまざま。我が家の防災対策を参考に、あなたのご家庭に合った防災対策を検討してみてください。

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