お風呂の床や壁、排水口などは、どのくらいの頻度で掃除していますか? 浴槽は毎日洗っていても、他の部分まで手が回らない人も多いはず。できるだけ楽に、しかもしっかりきれいにしたいなら、ぜひ取り入れてみてほしい掃除法を紹介します!
目次
浴槽の溝やドア下はマステで完全ガード。
水やカビを入り込ませない予防掃除
浴槽のエプロン(側面カバーがあてられている部分)の溝やドアの下などは、汚れほこりが蓄積しやすい場所。@yookooiiiiiii7さんは、汚れやすい場所にマスキングテープを貼ってガードしているそうです。「特に汚れそうな場所にだけ、入居時にマステを貼ってガードしていました。これが大正解! テープが汚れたら、半年に1度くらいは貼り直して1年たちますが、ガードしている部分はきれいなまま。マステはセリアで購入した24㎜幅のものが使いやすいですよ。小さな子供がいるので、お風呂掃除にあまり時間はかけられません。最初に貼る手間はかかりますが、汚れがたまって掃除大変になるよりは格段に楽です」
こまめな水切りと換気を徹底。
これだけで効果がしっかり感じられます
「バスルームでは水切りと換気が大切!」と語るのは、@ks._.myhomeさん。お風呂掃除にこだわりがあると言いますが、毎日洗剤を使って洗っているわけではないのだとか。「入浴後は、浴室の床や低い部分をタオルでふき取り、スクイジーをかけています。後は、排水口のゴミを取って、換気もマスト。入浴中やお風呂上がりの5分くらいで、こまめに掃除することを習慣にしています。ふき取り用のタオルは臭わずカビにくい、ドイツ製の『ブリッツ』を愛用中。他には、シャワーヘッドは湿気が比較的低くなる高い位置にかける、バスルームのドア入り口にマステ、掃除後にアルコールスプレーを噴射などできる範囲で対策。特別な掃除をしている意識はないのですが、カビや汚れは防げていると感じます」
しつこい石けんカスは、削ってこする!
スクレーパーやタワシを活用
「こびりついた石けんカスは、スクレーパーである程度削った後に、中性洗剤をつけたタワシでこすっています」と話すのは、ハウスクリーニングを仕事にしている@kahokaho54さん。「石けんカスは乾燥すると、固まって取りづらくなります。そんなときも100均で手に入るスクレーパーやタワシがあれば大丈夫。スクレーパーはそこまで鋭利ではないので、力を入れすぎなければ浴槽も傷つきません。あまりひどくない水あか汚れは、タワシと食器洗い用の中性洗剤で定期的にこすって掃除するといいですよ。本職の仕事でも、スクレーパーとタワシは活用しいています。ざらついた強力な水あか汚れにも効果があり、いざというときに頼りになるアイテムなんです」
もこもこ泡立てて放置するだけ。
30分後には排水溝がぴかぴか
@ayaka_hkkさんのおすすめは、花王の「強力カビハイター 排水口スッキリ」という商品。除菌や消臭にも効果が期待でき、バスルームの排水口に潜むヌメりやカビなどを、強力な泡で包み込み除去します。「お店で見かけて試しに購入してみたら、効果にびっくり! こすらなくてもぴかぴかになるので、月に1度、お風呂場の排水口掃除に使っています。粉末をかけて水を注いだら、後は30分放置するだけ。手軽さにハマって、もう2年くらい愛用しています。塩素系の洗浄剤ですが、匂いもそこまでキツくなく、換気さえちゃんとしていれば大丈夫。洗い流した後も匂いは特に気にならないですよ」
浴槽だけでなく風呂の床まで
浴室全部を「オキシ漬け」
水周りの汚れをきれいに落とせると各方面で話題のオキシ漬け。@room_mxriさんのお風呂掃除には、酸素系漂白剤の「オキシクリーン」が不可欠。洗浄成分・界面活性剤が入ったアメリカ版を使っています。「洗浄力の高さ、泡立ちの良さから、もう2年ほど愛用しています。初めて使ったときは床の黒ずみがしっかり取れたことに感動しました。お風呂場の床をオキシ漬けするには、水が流れないよう排水口を塞ぐ必要があります。まずは排水口の受け皿を入れたビニール袋で止水。こうすると、受け皿のクリーニングも一度にできますよ。止水後は床に置いた風呂おけにオキシクリーンを入れて、シャワーのお湯で溶かせばOK。どんどん泡立っていって、桶からあふれ出るように、床まで満遍なくオキシクリーンで漬かります。そのまま1時間ほど放置すればきれいになりますよ」
・・・・・・
1日の疲れを癒やすお風呂は、いつまでもきれいにしておきたいもの。忙しくてなかなか掃除できない部分は、ちょっとしたコツや便利グッズを知ることでグンと楽になりますよ。チャレンジしやすいものばかりですので、気になったものをぜひ取り入れてみてください。