では実際に本間さん宅で仕事帰りにスーパーで買い物を済ませて帰宅したという設定でシミュレーションしていきます!
目次
予防片付け①
ポストの中のものは、玄関までに
捨てるもの必要なものを仕分ける
予防片付け②
玄関の収納扉にフックを設置して
鍵は最初に片付けてしまう
予防片付け③
食料品の買い物袋は床置き厳禁。
必ずキッチンの調理台に置く!
予防片付け④
バッグはデスク横のフックに。
不要な郵便物は、ここで捨てます
予防片付け⑤
洗面所でアクセサリー類を外し
ハンカチなどは洗濯かごへ
予防片付け⑥
最後に仮置きしておいた買い物袋を整理
ここまでで約5分。くつろぐときには
全部片付いている状態です!
帰宅後、ちょっとリビングでゆっくりしてから荷物を片付けようと思っていたみなさん、そもそもそれが間違いなんです! 帰宅後の動線をうまく利用すれば、片付けるためにわざわざ動くことなく、しかもたった5分で全てが収まるべき場所に収まります。何度も繰り返して体に覚えさせれば、あとは無意識に動けるようになるので、自ずと散らかりにくい部屋に変わっていきますよ!
最後に、本間さんが今注目している家電をひとつピックアップ★
◆本間さんがおすすめ、半歩先のAI家電◆
世界初の全自動衣類折りたたみ機
「ランドロイド」が凄い!
「人工知能を組み込んだ、家事を手助けする製品がどんどん増えています。家事を時短したい方は、AI家電も柔軟に取り入れてみてください」。ご自身でもAI家電を積極的に取り入れているという本間さんが、今回おすすめしてくれたのは「ランドロイド」。
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズが開発した、世界初の全自動衣類折りたたみ機。洗濯・乾燥した衣類をこの「ランドロイド」に入れるだけで、自動で洋服をたたんでくれます。単にたたむだけではなく、画像解析によりどんな衣類なのかをAIが認識し、Tシャツ、タオルなどアイテム別に仕分けをする機能も! アプリ上で事前に誰の衣類か登録しておけば、お父さん、お母さん、子供など、家族別に仕分けをすることもできるというから驚きです。さらに専用アプリと連携すれば、コーディネートを提案してくれる“衣類コンシェルジュ”という機能まで! まさに近未来の家電といえそうです。
Honma’s recommend
「衣類ごとの使用頻度を教えてくれるので、あまり着ていない服を処分する目安にもなるんです。たたむのに時間がかかるというデメリットはありますが、寝ている間にセットしておけば朝には全部たたみ終わっているなんて、夢のようですね」
将来的には一般の人にも手に届くような価格にするのが目標とのこと。これは楽しみですね! また、表参道にはランドロイドの展示を行う「ランドロイド・ギャラリー」がオープンしています。気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
■本間朝子さん著書
「写真でわかる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり」(青春出版社)
(撮影/石田純子)