発売から2年経っても在庫切れが続く、働くママから人気のキッチンアイテム重ね煮コゼー。コゼーとは保温カバーのことで、ティーポットを包む“ティーコゼー”が有名です。今回紹介するのは、鍋をすっぽり包み込み、保温調理をサポートしてくれる鍋用保温カバー。この重ね煮コゼーの発案者は食材の“陰と陽”のバランスを大切にした調理法、重ね煮健康料理法を提唱する重ね煮アカデミーの田島 恵さん。自身の教室に通う、子育て中の生徒さんたちの家事負担を少しでも減らすことができたら…という思いから考案されました。ユーザーから時短料理ができて、料理上手になれて、生活にゆとりが生まれたと評判の鍋用保温カバー。実際にどの程度時短ができ、調理の手間は本当に省けるのか、小学6年生の娘を育てるママライターの私がレポートしていきます!
目次
まずは我が家の定番「肉じゃが」を調理。
煮崩れなしのホクホクに娘もご満悦!
煮物の定番と言えば「肉じゃが」。我が家の小6の娘も大好物のメニューです。平日は仕事に追われてしまい、なかなかリクエストに応えてあげるのが難しいのですが、本当に時短調理が可能なの?と半信半疑で挑戦。本来弱火でコトコト煮込まないといけない時間を重ね煮コゼーに包んで放置! その間に仕事のメールを返したり、子供の宿題を見たり……。いつもはせわしない夕飯の準備ですが、なんだかいつもより余裕な感じがするではないですか!
ガスで炊く我が家のごはんも
コゼーの保温効果で温め直しいらず!
我が家では2011年の東日本大震災以来、ごはんはガスで炊いています。これだけは家族で決めたルール。朝と夜に必要な分のごはんを炊いて食べるようにしていますが、帰宅が遅い人は、冷めたごはんになってしまったり、冷凍保存したごはんは結局電子レンジを使用。この迷いを払拭してくれたのが重ね煮コゼー。保温カバーとして利用できるので、ごはんをレンチンする必要がなくなりました。炊いてほぐした後、重ね煮コゼーに入れておけば5〜8時間はホカホカの状態がたもてます。家族がバラバラに夕食をとる日に一役買ってくれました!
お弁当・副菜・おつまみに便利な常備菜
「豆のトマト煮」もいつもよりふっくら
「豆のトマト煮」は、トマトの水っぽさが残るとおいしくないので、しっかり煮込む必要がある料理。煮込み時間はタイマーで計れても、火加減を見ながら焦げないように何度も木ベラで混ぜたりと火から目が離せません。電話がかかってきたり、宅配便を受け取っていると、その間に「あー、焦げちゃう!」と慌ててキッチンに駆け込むことも。重ね煮コゼーを使えば、混ぜる、火加減を調節するという料理の工程が省け、焦がしたり煮崩れしたりする心配もなくなり、保温までしてくれるのでほったらかしもOKで大助かりしました。
コゼー発案者の田島さんが
提唱する「重ね煮」って何?
重ね煮にはいくつかの流派があるそうですが、重ね煮アカデミー主宰の田島 恵先生が提案するのは野菜を重ねて煮る調理法のこと。すなわち陰陽調和の「重ね煮」です。野菜でいえば、土の上に育つ野菜が「陰」、土の下に育つのが「陽」で、陰性野菜は葉物・実物、陽性野菜は根菜類となります。
重ね煮アカデミーが提案する「重ね煮」とは、水を使った重ね煮レシピで、陰が鍋の下、陽が上にくるように素材を並べて素材の味とうま味を活かした調理法です。
例えば、豚汁ならば、鍋の下からじゃがいも→さつまいも→玉ねぎ→ニンジン→ごぼう→豚肉→みその順に材料を重ね、ひたひたの水を入れて火にかけます。通常の重ね煮であれば、このまま火にかけて材料が柔らかくなるまで煮込みますが、重ね煮コゼーがあれば調理がグッと楽に。5分ほど火にかけた後は重ね煮コゼーに入れて保温。食べる直前に残りの水を加えて味を整えればいいので、調理の手間が省けます。
子育て中の忙しいママは、お子さんがお昼寝中に晩ごはんの支度をしている方も多いはず。重ね煮コゼーに入れておけば、火加減を気にしなくてもOKなのでお子さんと一緒に公園遊びや外出だってできるんです! しかも、保温しておくだけで調理ができるので電気代の節約にもなります。時短ができて、エコで、料理上手になれる重ね煮コゼー。入手困難なアイテムですが再販もスタートしたので詳しくは、下記サイトでチェックしてみてくださいね。