SNSを中心にじわじわ認知を広げている「orusand=折るサンド」とは、サンドイッチ用の折りたたみケースのようなもの。広げたケースの上にパンと具材をのせ、ケースごと二つ折りにするだけでサンドイッチが完成するという、調理も時短、洗い物も少なくて済むといいことずくめのアイテムです。これが、お弁当作りの救世主として定番になりつつあるんです!
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なんでも挟んでみたくなる【折るサンド】の簡単さに感動!
目次
作るのが簡単だから、甘い系や
サラダ系と種類を増やすのも楽ちん
自分と娘さんのお弁当作りに励む@89_wkkさんは何度か作るうちに注意点を見つけたそう。「 パンに具材の水分がいきすぎないようにするため、必ずマーガリンを塗るようにしています。マーガリンがコーティング代わりになるので、食べるときにパンがべちゃっとなりません。また、安い食パンだと耳が固めだったり、乾燥しているとケースにしまう際に折れてしまい、食べるときに具が漏れてしまうので要注意です。耳まで柔らかい食パンを使うか、乾燥しているときは少しレンジでチンしてから使うといいですよ。最近好きなのがアボカドウインナーサンド(写真左)。つぶしたアボカドにマヨネーズ、レモン汁、オリーブオイル、塩、ブラックペッパーを混ぜてフリルレタスとウインナーをのせるだけととても簡単なのに食べ応えもあっておいしい!ぜひ試してみてください」
具材をのせて折るだけと、朝食に
ぴったりの生ハムチーズサンド
SNSで折るサンドの存在を知りすぐに購入したという@sa.to.mi_1208さん。「サンドイッチが大好きなんですが、一から作るとなると朝はちょっとバタバタしがち。折るサンドのことを知って、試してみたら本当に簡単! パンの上に具材を置いていくだけなので、今までは使わなかった冷蔵庫の残り物などものせてみたりして、しかもそれがおいしかったりするので新たな発見もあり楽しいです。最近好きなのは生ハムチーズサンド。カッテージチーズに生ハムの塩味がいい感じに合わさり、調味料も必要なく本当に簡単でおいしくてはまっています」
5分で3個作れる手軽さが魅力!
食べ応え抜群のソースとんかつサンド
洗って何回も使える、ゴミが出ない、 持ち運びに便利と3拍子が揃い、今では折るサンドは弁当の定番アイテムになっているという@hiro8380さん。「迫力のあるソースとんかつサンドは、8枚切りの食パンにマヨネーズを塗り、サラダ菜、冷凍食品のソースとんかつ2個、粗挽きマスタードを添えただけの簡単サンドですが、食べ応え抜群で、食べ盛りの息子も手早くお弁当を食べ終えて休憩する時間ができると満足げです。私としては洗い物が出ないのが嬉しいですね。具材が用意できていれば5分で3個ぐらい作れるので、バタバタしがちな朝にはとても助かります」
パンではなくごはんをサンドして作る
パワーみなぎるプルコギサンド
折るサンドを使って、ごはんサンドにしたりパンサンドにしたりといろいろ活用している@hinhak.recipeさん。「部活の昼練のため、昼食時間が10分ぐらいしかとれない娘のために、片手で食べられてなおかつ一瞬でおなかがいっぱいになるようにと考えたのが、折るサンドで作る簡単ランチです。最近好評だったのがプルコギサンド。おかかで味付けした白米をのりの上に広げ、シソ、プルコギのたれで味付けし炒めたシメジと豚肉、クリームチーズをのせるだけ。のりが湿って容器につくことがあるので、アルミホイルを敷いてから入れるといいですよ。他、パスタ、卵、シメジを挟んだおかずパンも腹持ちがいいと好評です」
クッキングシートを使うと
取り出しやすいのでおすすめ!
前回の取材を機に我が家の定番になった折るサンドですが、近頃は息子の朝弁に活躍中。「部活の朝練後に食べるのに、朝は甘いものがいいというリクエストから生クリームたっぷりのフルーツサンドを持たせています。生クリームが飛び出しても手が汚れないように、容器とパンの間に滑りのいいクッキングシートを敷いて工夫してみました。パンの上に具材をのせて折って両脇をしまう前にクッキングペーパーをあめ玉みたいによっておくと脇からクリームがこぼれだすことも阻止できますよ。その結び目部分を引っ張ると食べるときもスムーズだったそうで、息子からも好評でした。クリーム系のパンは、どうしても手が汚れてしまうので食べるのに躊躇しますが、折るサンド+クッキングシートなら問題なしですよ」
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折るサンドが浸透してきて、あらゆるものを挟んでみたり、食べやすさを追求したりとまだまだ広がりを見せそうな折るサンド。まだ使ったことがないという方、ぜひお試しあれ。