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1食分の栄養素がこれひとつで取れる!? お手軽フード「ベースパスタ」を試食

こちらは、3分でできあがり。久しぶりのカップ麺でしたが、想像以上に生パスタの食感を存分に楽しめました。〈左〉『ベースパスタ クイック/バジル香るジェノベーゼ』(158g/470kcal)〈右〉『ベースパスタ クイック/濃厚えびクリームソース』(170g/482kcal) ともに590円(税込) *6個単位から購入可能。

女性誌やウェブでライターとして活動している私。打ち合わせや撮影、展示会などで外出も多いけれど、原稿を書くとなると一日中家にこもることもしばしば。ある日の夕方、ふと歩数計を見たら60歩と、トイレとデスクの往復しかしていなかったことも……。 自宅作業日は、ミューズリーや低糖質もので摂取カロリーを調整している私に、ありがたい「ベースパスタ」の存在。忙しくて手抜き料理をしたいけど、家族の健康が気になる人や、短時間でヘルシーなひと皿を手に入れたいという人にはぴったりです!

目次

厚生労働省算定の1食分の栄養素を
しっかりカバーし
た新発想のパスタが
「ベースパスタ」です!

『健康をあたりまえに』との想いを託して誕生したベースパスタ。健康に関する情報は数多くあるものの、「バランス良く食べましょう」と言われても忙しい現代人にはなかなか難しいのが現実です。そこで、「必要な栄養素をひと皿ですべてカバーしてしまえば、簡単に健康が手に入るのでは」という発想で、100回以上の試行錯誤の上、商品化にこぎつけたそうです。現在、公式サイトで購入可能です。

では、どのくらい栄養が優れているのか、グラフで見てみるとその秀逸さが一目瞭然!

厚生労働省の栄養摂取基準に作成された栄養素比較(茹で調理後)。塩分は気づかないうちに多く摂取しがちなので、少なめに設計されているは嬉しい。(出典:ベースフード株式会社)

1食に必要な31種の栄養素のなかで、過剰摂取が懸念される炭水化物とナトリウム以外、すべて基準値をクリア。まさに、この一品で必要な栄養素がすべて摂取できるなんて、凄いですよね⁉ 「ベースパスタ」を食べれば、栄養バランスを気にして、いろいろなサプリメントを買い揃えなくてもOKってことですから。パスタ自体は、小麦全粒粉とチアシード、真昆布粉末が練り込まれているので、見た目はオーガニックパスタのような自然由来の色。

チアシードが練り込まれている様子が確認できます。触感は、生パスタのような柔らかさ。130gで足りるのかと心配になりましたが、杞憂に終わりました。

あっという間に完成したけれど
腹持ちのいいひと皿でした

たっぷりとお湯を張った鍋に、フェットチーネなら2分、スパゲティだと1分で茹で上がるお手軽さ。茹でているパスタから立ち昇ってきたのは、お蕎麦の茹で汁にだしを利かせているような、今までに嗅いだことのない初めての匂いでした。お湯を切り、鍋に入れ戻して、特製ソースを混ぜ、お皿に盛り付けたら完成!準備からテーブルセッティングまでなんと約10分!

今回は、スパゲティに「バジル香るジェノベーゼソース」を合わせました。ソースが濃厚なときは、塩を入れずに茹でるのがおすすめとあったので、その通りに。逆に、オリーブオイルベースのようなシンプルな味付けなら、塩を入れて茹でるほうがいいようです。ソースは他に、「今井シェフ特製ポモドーロ」「濃厚えびクリームソース」「かつおと椎茸の和風あんかけソース」が展開されています。

寂しいひとりのおうちランチでも、お洒落感が出るようにバジルを散らしてみました。ちょっとしたひと手間で見映えをよくするだけで、おもてなしにも使えそう。

私自身が薄味好みなのに加え、ほぼ午前中は動いていない後のランチタイムだったので、少々味付けが濃いめに感じました。体を動かした後や汗をかいた後には、程よいかもしれません。

特筆すべきは、「パスタを茹でて特製ソースを混ぜるだけの簡単な手順で、普通のパスタを食べたときのような胃がパンパンになったという感じがしない。しかも間食が必要ないほど腹持ちがいい!」ということ。これが、完食後の率直な感想です。

実は、普通のパスタは、食後に感じるソースのこってり感やパスタのグルテンがしっかりとお腹に収まる感じが重いこともあって、しばらく食べていませんでした。食べたくなったときは、今ひとつパンチの弱いグルテンフリーのパスタを食べていました。それだけに、このベースパスタの頼もしい存在感としっかりとした味に、思わず食欲を刺激されました。

このベースパスタは、パスタ自体に、塩気と甘味、そしてうま味が練り込まれているので、ソースを絡めるとそれぞれの味わいが融合されて、想像以上に奥行きのある味覚を楽しめます。なんといっても、とにかく簡単で早い。さらに、1本1本の密度が濃くしっかりとしているので咀嚼回数も多く、満腹中枢が良きタイミングで反応をしてくれます。

さらにお手軽派には、カップ麺の
「ベースパスタ クイック」をレコメン!

もっと簡単に済ませたいという人には、「ベースパスタ クイック」という即席カップパスタがおすすめです。こちらは公式サイトの他、ナチュラルローソンで購入できます。

こちらは、3分でできあがり。久しぶりのカップ麺でしたが、想像以上に生パスタの食感を存分に楽しめました。〈左〉『ベースパスタ クイック/バジル香るジェノベーゼ』(158g/470kcal)〈右〉『ベースパスタ クイック/濃厚えびクリーム』(170g/482kcal) ともに590円(税込) *6個単位から購入可能。

トライしたのは、「濃厚えびクリーム」!

かやくのナッツがいいアクセント。えびのうま味が利いたクリームソースはかなり濃厚。好みで量を調節してもいいかも。

一般的なカップ麺同様のステップでできあがり、パスタは特に茹でるタイプとの違いはなく、もっちり。こちらももちろん、栄養バランスがしっかりとカバーされています。「濃厚」というだけあって、思った以上に味付けが濃いめなので、キンキンに冷えた白ワインなどと合わせたら、確実においしいよな〜とぼんやり思いながら、また原稿書きに戻りました。

忙しいときや仕事で疲れているときは、とにかく楽に、簡単に食事を済ませたくなる気持ちは皆一緒です。だからこそ、おいしくてヘルシーなものを選びたいもの。時間を取らずに用意ができ、満足感は抜群でありながら、胃に負担がかかるような重さを感じない。このベースパスタだったら、私のおこもり時のランチメニューに追加したいと思いました。今回は、展開しているソースを試してみましたが、次回はこのベースパスタを使って、私なりのアレンジメニューを紹介します。

 

取材先
ベースフード株式会社
https://basefood.co.jp

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