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料理家が自宅で使う日常の器【LA在住・むらやまたかこさんの場合】

今回お宅にお邪魔したときに用意をしてくれたアフタヌーンティータイム。

今回ご紹介するのは、私の友人でもあるLA在住の料理研究家&フードコーディネーターのむらやまたかこさん。心にも体にも優しいお料理に大変定評のある彼女は、レシピ開発、雑誌やCMのフードスタイリング、料理教室を開催したりと、あちこちから引っ張りだこ。特にプラントベースやベジタリアンフードにも精通していて、LAの人気レストランやカフェで、プロデュースメニューも展開しています。そんな彼女が愛用している器を紹介します!

目次

まずは、ティータイムの器をチェック!

『Heath Ceremics』
シンプルでどんな料理でも映えるから
数多く持っているのがこのブランド

「誰が見ても分かるような柄のお皿は主張しすぎてしまうから、普段遣いのお皿はシンプルなものを選びます」。ちなみに、横に生けられているのはなんと、ユーカリの葉!

彼女の食器棚にも多く置いてあるのが『Heath Ceremics(ヒースセラミックス)』のお皿。これは、サンフランシスコの隣町、サウサリートにある陶器ブランドで、有名レストランや料理雑誌などでもよく登場します。「どんなお料理にも合う使い勝手のよさ、優しい色合いと肌触り、食器乾燥機可能、約200℃まで堪えられる丈夫な作りだし、万が一割れても定番商品がずっと変わらずあるので同じものを買い足せるところなどが気に入りました。LAにもお店があることから本格的に揃え始めました。お皿からボール、カップまでいろいろ揃います。シンプルで大変料理映えして見える、とっても素敵なお皿です」(たかこさん 以下同)

『Tomoro Pottery』
LAに住む日本人陶芸家が作る
ナチュラルで優しい印象の陶器

たかこさんが開いていた料理教室にある日、トモコ・モリサキさんという陶芸家の方が参加されました。この彼女は、LAをベース『Tomoro Pottery(トモロ・ポッタリー)』という陶芸スタジオを営んでおり、岩や葉、木の枝などからヒントを得たナチュラルなデザインの食器や花瓶などを制作しています。丁寧に心を込めて作られた陶器は、「使ってみたら毎日使いたくなるほど味があって使い心地もいいんです。抹茶をたてるのにもいいし、ごはん茶碗や小さなどんぶりとしても毎日大活躍しています」。ちなみに日本でも葉山の「ARCHI/Shop gibbous」や松山の「Hinoki and the Flowers」で取り扱っているようです。

これは売り物ではないけれど
とても気に入っている
チョコレート専用皿

このお皿にのせているのは、抹茶アーモンドチョコレートです。

これは、ハワイ島に遊びに行った際に一目惚れして購入した、カカオの木でできたチョコレート専用の器。「LAのレストランやカフェで、ヴィーガンチョコレートやスイーツの開発を手掛けていることもあり、ヒロにあるハワイ島のカカオを100%使っている『Puna Chocolate Company』に立ち寄った際に、このカカオプレートを見つけました。カカオの木で作られたカカオを割った形のチョコレート専用皿なんてとても珍しいので、値段を聞いたら、実は売り物ではなかったのです。オーナーと交渉して売ってもらった思い出の器です」

いかがでしたか? 普段使いということもあり、料理が引き立つシンプルなものだけど、どこか愛着が湧くポイントのある器が多いですね。こんな器なら、いつものメニューもおいしく映えそうです。ぜひ参考にしてください!

(おまけ)
最後にたかこさんがメニュー開発をした
LAのカフェ「Pomegranate」を紹介!

写真は、たかこさんがメニュー開発に参加しているカフェ「Pomegranate(ポメグラネート)」です。ビバリーヒルズにある可愛いカフェで、ビーガン&グルテンフリー。ビーガンスイーツやヘルシーランチが食べられて、とっても落ち着くお店です。ちなみに、Pomegranateのデザートは「SHOJIN」でも購入可能です。LAに旅行の際は、ぜひ立ち寄ってみてください!

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