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失敗しない【食卓に映えるグラス】インテリアスタイリストのお墨付き3選

目次

ファッションに例えると、グラスは
アクセサリーのようなもの

「以前、空間全体の雰囲気を変えたいとき、目先の印象を変えるだけでも大きな効果がある例としてカトラリーを紹介しましたが、グラスも同じことが言えます。ファッションを例にすると、グラスは帽子やストールやジュエリーなどアクセサリーのようなもの。価格も抑え目な分、さまざまなテイストのグラスを集めて、その日の気分で食卓に並べれば、同じ食器やカトラリーでも雰囲気を変えられますよ」(インテリアスタイリスト窪川勝哉さん・以下同)

『リーデル』
オー グラスタンブラー
「使いやすいステムレスは、絶妙なグラスの
厚みで、ただの水もおいしく感じます」

カジュアルなスタイリングといえど、ボウル部分はワインの味と香りが引き立つ角度にデザインされています。

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「オーストリアで1756年に創業した名門グラスブランド、リーデルが手掛けた斬新なワインタンブラー。ステム(脚)も台座もないので気軽に使えて便利。僕も自宅に日常使いのウォーターグラスとしていくつか持っています。形状のシンプルさゆえ、ワイングラスではありますが、ソフトドリンクを注いでもいいし、夏なら麦茶を入れても良しのオールマイティさが◎。飲み口のグラスの厚みも程よく、ただのお水もなんだかまろやかに感じます。ステムありのグラスに比べて価格がリーズナブルなのも嬉しいポイントですね」

『イッタラ』
カルティオ タンブラー
「シンプルかつ美しい、巨匠カイ・フランクが
手掛けた北欧デザインの名品」

写真のような淡いブルーやくすんだグレー、ブラウンなど、独特な発色のカラーバリエーションも人気の秘密。

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「フィンランド発のテーブルウェアブランドで、北欧らしい機能美を感じさせるデザインが魅力。このカルティオはフィンランドデザインの良心とも呼ばれた20世紀北欧デザインの巨匠、カイ・フランクの手によるもので、余分なものを削ぎ落とした潔いまでのシンプルさが本当に美しい。永く愛され続けているのも納得です。造形は実にシンプルですが、カラーバリエーションが豊富なので食卓にアクセントをつけやすくテーブルコーディネートが楽しくなるアイテムとも言えます。シンプルながらほんのりぽってりしたフォルムは柔らかさも感じさせるので、小さなお子さまのファーストグラスにもおすすめです。時には一輪挿しなんかに使っても可愛いと思いますよ。食卓がぐっと明るくなるんじゃないかな」。カルティオについては、こちらの記事でも詳しく触れています。興味のある方は、ぜひご覧ください。

『リッツェンホフ』
THE NEXT 25 YEARS ビアグラス
「トップデザイナーとのコラボモデルは
食卓が一気にモダンに仕上がります」

11人のデザイナーによる個性的なグラスたちは、ギフトとしても喜ばれるはず。

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「1935年に、古くは18世紀から引き継がれるドイツのガラス工場を統合して生まれたのがリッツェンホフ。ドイツでは800以上の著名ビール醸造所で採用されているほど知名度が高いんです。1992年にミルクグラスのデザインから始まったRITZENHOFFコレクションは、プロダクトデザイナー、建築家、グラフィックデザイナーなどによるグラフィックが施され大成功を収めていますが、その25周年を記念して作られたのが、今回紹介する『THE NEXT 25 YEARSシリーズ』です。参加デザイナーは、イタリアの建築家マッシミリアーノ・フクサスや、インダストリアルデザイナーのソニア・ペドラッツィーニ、ベルギーのクリエイターチームであるチームジョブなど、各界で活躍する名だたる11組。毎日使うグラスこそ、デザイン性があるものを取り入れて食卓にアクセントをつけるのも気分が変わっていいものですよ」

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これからグラスを集めてみようという初心者にもおすすめな定番人気のグラスを紹介しました。来客時にも、普段使いもできるこんなグラスから始めて、食卓の変わりっぷりを体験してみてはいかがでしょうか?

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