商品は、社長の糸井重里さんや社員さんのアイデアや興味などから誕生し、社内で打ち合わせを重ね、商品化されていくそう。その魅力的な商品が、どのように商品化されたのか、商品事業部長の小泉絢子さん(以下小泉さん)にお話していただきました。
商品事業部長の小泉絢子さん。
目次
◆ひきだしポーチ◆
ひきだしを丸ごと持ち歩く!?
完売をくり返している大人気のポーチ
「開発メンバーは、もともとペンや文房具を入れられる、ほぼ日手帳と一緒に使うポーチがあったらいいなと思い作ったんです。サイズも3種類あり、用途に合わせていろいろな使い方ができますよ。“ひきだしポーチ”というネーミングは、ひきだしを丸ごと持ち歩くように使ってほしいという思いから名付けました。また、このポーチがあることで家の棚がひきだしになるんです。これに必要なものを全て詰め込んでおけば、どこにあるのか分からなくなってしまうこともないと思います」
〈取扱店〉ほぼ日手帳公式サイト(ほぼ日ストア)、TOBICHI東京、TOBICHI京都、ロフト全店・ネットストア
◆カレーの恩返し◆
糸井さんが考えたスパイスミックス。
市販のルウが格段においしくなります
「『カレーの恩返し』は、カレー好きな社長の糸井が考案した秘伝のスパイスミックス。家で食べるカレーをおいしくしたいと、自ら調合をくり返してたどり着いたスパイスなんです。時々、社長が社員にカレーを振る舞ってくれることがあるのですが、カレーの仕上げにふりかけてくれるオリジナルスパイスがあまりにもおいしくて、市販のルウを使っているとは思えないほど香りと風味が豊かなカレーに仕上がるんです。そのスパイスを再現したのがこの商品。スパイスが12種類入っています」
〈取扱店〉ほぼ日ストア、TOBICHI東京、TOBICHI京都、全国のスーパーマーケット、コストコなど
◆手かげんしないしょうがシロップGOLD◆
ほぼ日サイトにも作り方がアップされている
糸井さん発案の体にいいシロップ
「このシロップも、おいしいもの探求が大好きな糸井が、手間ひまかけて作り上げたレシピを商品化したもの。しょうがシロップの作り方は、ほぼ日のサイトにもアップしています。糸井自らが手作りしている様子を紹介していますが、時間と手間が込みすぎていて(笑)、レシピを公開しているものの、実際に真似して作る方がいらっしゃるかしら・・・と思えるほど、手加減しない名前通りの商品です。作るとしたら、完成まで丸1日がかりでしょうか。もちろん、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。糸井も社員の私たちも自信を持っておすすめします! お湯で割ってしょうが湯にしたり、ソーダやお酒と割ったりするのがおすすめです。たっぷり入っているしょうがのスライスも食べられます。しょうがには、殺菌・整腸作用を持つ「ジンゲロール」という成分が入っているのですが、熱を通すと「ショウガオール」という成分に変わるんです。このショウガオールが、血流を促進する作用を持っていて、体を芯から温めてくれますよ」
〈取扱店〉ほぼ日ストア
◆ほぼ日のアースボール◆
最新テクノロジーAR搭載!
アプリで学べる飛び出す地球儀
「地球を投げて遊べたら面白いんじゃないか…そんな発想から生まれたのが『ほぼ日のアースボール』。重くて場所をとってかさばる、そんな地球儀のイメージを一新する、軽くて柔らかい、ボールとしても遊べる地球儀なんです。机の上が定位置の地球儀をもっと自由に使って遊べないかと、糸井をはじめ大学教授や好奇心旺盛な大人たちが集まって誕生しました。ビーチボールのように空気を入れて膨らませるのが特徴で、リビングや子供部屋にポンと置いておける地球儀です。自由に持ち運びもできて、ボールの空気を抜けばたためるので邪魔にもなりません。注目していただきたいのは、スマホと連動した最新テクノロジーのAR技術を搭載していること。専用アプリをダウンロードしたスマホやタブレットを地球儀にかざすと、世界中の写真や動画にアクセスできるんです。世界各国の人口、面積、使用している言語まで分かるんですよ。昼と夜の地球、地表のでこぼこ、恐竜図鑑、NHKの映像セレクション……その可能性はどんどん広がっています」
〈取扱店〉ほぼ日ストア、ロフト(一部店舗を除く)、東急ハンズ(一部店舗を除く)など
◆ほぼ日 ホワイトボードカレンダー◆
LOFTでは13年連続で部門売り上げ1位の
メモが書いて消せるカレンダー
「LOFTさんでは13年連続カレンダー部門の売り上げ1位をいただいています。普通のカレンダーのように見えますが、紙に特殊加工を施して作られているので、ホワイトボードのような使い方ができるんです。家族のスケジュールを色分けしたり、急なスケジュール変更があっても消して書き直せるので、ゴチャゴチャしません。壁掛けタイプと卓上タイプがあるので、お好みで使い分けもできますよ。ほぼ日のオフィスでも、壁掛けタイプをプロジェクトやスケジュール管理に使っています。自宅で愛用している社員も多く、家族の行事やスケジュールを共有したり、お子さんへの伝言メモを書いておいたりできます。カレンダーとして使用した後は、裏紙をお絵描きボードとしてくり返し使えるので、小さいお子さんがいるご家庭にもおすすめです」
※2019年版は既に完売しています。2020年版は9月1日から発売予定です。
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生活に役立つのはもちろん、どこか愛着を感じるのは、凄いこだわりが詰まっているからでしょうか。ほぼ日には、他にも魅力的な商品があるので、気になる方は、ぜひほぼ日サイトも覗いてみてください!