「なかなか寝付けない」「寝ても寝ても寝足りない」など、睡眠に何かしらの悩みを抱えている人は多いもの。そんなときは、寝具をまず見直してほしいと、睡眠コンサルタントの友野なおさん。
「靴を買うときに自分にぴったり合うものが見つかるまで何足も試し履きするように、寝具も自分にフィットしたものを選ばないと靴ずれならぬ寝具ずれがおきて、快眠を妨げてしまいます。例えば、起きたときに首や肩が凝っているのなら一度枕やマットレスなどを見直してみるべきです」(睡眠コンサルタント・友野なおさん以下同)
合わない寝具を使い続けていると、ダメージはどんどん深刻化! それはそれで怖いけど、どんな寝具がいいのかもいまいち判断しにくいですよね。そこで睡眠のプロである友野さんに、実際に使っている快眠アイテムを紹介していただきました。ぜひ参考にしてみてください。
眠りのプロ・友野さんの快眠アイテム1
目次
『西川リビング FIT LABO』の
オーダーメイドまくら
特許取得の測定器で、立体的に頭部を測定
「枕が合っていないと、頭痛や肩こりの原因になります。よい枕というのは、立っている姿勢をそのまま保てて首をしっかりと支えてくれる高さと形状であること。寝返りしやすいように、頭三個分の幅があることも重要です。固すぎず、柔らかすぎないのもポイント!私が愛用しているのは、『西川リビング FIT LABO』のオーダーメイドまくら。体のラインを背面からと側面からと立体計測して作る枕は、理想の寝姿勢が作れます。横向き寝にもフィットする形状なので、寝返りも自然。枕の中に入れる素材は5種類から好みで選べます」
眠りのプロ・友野さんの快眠アイテム2
『UCHINO』の
マシュマロガーゼ パジャマ
通気性が高く軽くて柔らかい生地は、
この季節にぴったり
「タオルで有名な『UCHINO』のパジャマがお気に入り! 独自のマシュマロガーゼという素材が驚くほど軽くて柔らかいので、肌に触れても心地よく着るだけで気分が癒やされます。通気性が高く熱を逃がして汗を吸収してくれるので、寝苦しい梅雨や夏の時期も快適に過ごせます。スウェットやTシャツなどの一般的な部屋着は、眠りを目的として作られていないので、パジャマを着るようにしてほしいです。ちなみにパジャマの素材は綿100%がおすすめ。理由は、生地の耐性が強いので洗濯機でガンガン洗えて扱いが楽なのと、吸湿性、保温性、通気性に優れているからです」
眠りのプロ・友野さんの快眠アイテム3
『ニールズヤード レメディーズ』の
エッセンシャルオイル
この香りを嗅いだら寝るんだという
条件付けができています
「快眠にはリラックスすることが必須条件。私は入浴後は睡眠準備の時間として、スマホやテレビは見ずにマッサージをしたりアロマ浴をしたりしています。そんなときに使っているのが『ニールズヤード レメディーズ』のアロマ。リラックス効果を高めてくれるラベンダーやセドロールなどの香りは睡眠の質を上げてくれます。この香りを嗅いだらもう寝るんだという、意識の切り替えにも使えます。アロマオイルを炊くのが面倒なら、入浴剤として取り入れたり、市販のピローミストを使うのも◎。シュッと枕に吹きかけるだけなのでお手軽です」
寝具を見直したり、パジャマを買うなど眠りの環境を整えることは快眠にとって本当に大切。プロが頼りにする快眠アイテムを参考に、あなたの睡眠ライフをよりよいものにしていってくださいね。