ひんやりスプレーや除菌スプレーは探しやすいですが、両方を兼ねたものだと、それほど数はないようです。マスクも一日中つけているというよりは、ちょくちょく外すので、どうせなら除菌効果はほしいところ。
いろいろ探して、購入したのは「DeoDo クールマスク」。説明を読むと、マスクから10㎝くらい離して表裏にそれぞれ3、4プッシュして乾いてから使用します。メンソール配合ですが、匂いを嗅いでみてもそれほど感じません。顔の肌に直接触れるものなので、刺激が強すぎないように配慮されているのでしょうか。さて、外出の際につけてみたところ
- マスクをつけてすぐは、特に何も感じない?
- しばらく歩いてマスクの中が湿気ってくると、ほんのりメンソールを感じる
- 湿気がマスクに付着したスプレー成分を吸収して(?)肌にもほんのり涼感が!
- 普段は、駅に着く頃にはマスク内が蒸れて暑いけど、そこそこ緩和されるかも
- 会社帰りも、ひんやり感は持続していた
洋服用の冷感スプレーを使ったことがある人なら分かると思いますが、あれは、けっこうメンソールが強くて肌に触れるとピリッと刺激があることもあります。顔の肌にはそんな強い刺激は良くないということだと思いますが、比較的控えめなメンソール感というかひんやり感。だからこそ安心してマスクに使えるし、スプレーしないよりははるかに快適。マスク内は蒸れていますが、ほんのりでも爽快さがあると気分的にかなり違います。これで除菌や抗菌効果もあるなら、積極的に使いたいと思いました。
以下、試したものも含めて、除菌と冷感の両方手に入るマスクスプレーを紹介。
目次
◆買ったのはこれ。100%植物由来の
素材で作られている安心感が魅力
アルコール未使用で、植物由来の食品素材100%で作られたスプレー。除菌作用は、カルボン酸系有機物によるものですが、このカルボン酸系有機物は、食品に含まれる成分で作られており、広く除菌・消臭スプレーに使用されているもののようです。蒸発しやすいアルコールタイプの除菌剤と違い、繊維に長時間とどまり効果が持続しやすいのが特長。確かに会社帰りでもひんやり感は残っていました。清涼成分としては、天然メンソールを配合。
◆特許取得のプラチナ技術による
除菌・消臭効果と低刺激な肌への優しさ
非塩素、ノンアルコール、パラベンフリーと肌への優しさをうたっている商品。塩素やアルコールを使用せず、刺激性がなく優しいNANOプラチナにより除菌・消臭効果をもたらしますが、特許を取得したプラチナシールド固定化技術により、長時間の除菌を可能にしています。マスク以外にも、寝具やソファ、カーテン、ペット用品などの除菌にもおすすめ。500mlの容量の多いタイプを手に入れて、部屋全体の除菌に使うのもよさそうですね。
◆茶に含まれるカテキンをベースに使って
大学発の新技術で強力除菌
大阪大学発の新技術によるお茶に含まれる「カテキン」ベースのカテキン脂肪酸エステルのより強力除菌。塩素やPHMGなどは使用していないので、顔に触れるマスクにも安心。子供やペットのいる家なら、部屋の除菌にもおすすめ。清涼成分としてはシトラスとミントの2種類があります。
◆ハッカ油の爽快さに
高い除菌効果をプラス
ハッカ油は清涼感があり、防虫効果や消臭効果もある万能オイル。殺菌成分としてベンザルコニウムクロリドを加え、除菌作用もばっちり。夏の蒸れるマスク内を爽快に保ちつつ菌の繁殖を抑えます。ドアノブやテーブルの除菌はもちろん、防虫効果のあるハッカ油は、キッチンの排水口やごみ箱等の害虫対策にもおすすめ。
◆湿度の高いマスク内で効果を発揮し
さらに持続力の長い除菌効果が安心
炭化(銀/チタン)には、除菌効果があることが認められており、なおかつ毒性が低いのが特長で、水気のあるところで最大の効果を発揮そうなので、湿度の高いマスク内の除菌にはまさにぴったりな方法。こちらの商品は30mlと容量も少なめですが、この炭化(銀/チタン)は、マスクの繊維に付着している限り、継続的に除菌・消臭効果が得られるということ。さらに、短時間の除菌に向いているアルコール(エタノール)も配合され、ダブル効果が頼もしい限り。ハッカとユーカリ由来のメンソールで爽快感もしっかり!
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個人的には、感染防止効果の高い不織布マスクを利用することが多いですが、より通気性の高い夏向けの布マスクにスプレーすれば、格段に快適だと思いますよ。マスク着用は、マナー的な側面もあります。暑くてもマスクを外せない状況も出てきますよね。そんなときも含めて、夏の感染予防をできるだけ快適にする除菌&ひんやり効果のあるスプレーは、持っていても損はないと思います。