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知っておくと便利!オキシクリーンの「得意な汚れと不得意な汚れ」

アメリカ生まれの酸素液漂白剤「オキシクリーン」は、漬け置き中のモコモコした様子が映えると、#オキシ漬けでSNSにアップする人も多いですね。「モコモコとした泡立ちが特徴のオキシクリーンはアメリカ製『オキシクリーンEX』です。一方、青と白のパッケージが目印で、界面活性剤不使用かつ無香料なのが特徴です」(グラフィコ販売促進部長 田邊謙司さん・以下同)。後者は、過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムというふたつの成分だけで作られたシンプルさがナチュラルクリーニング派から支持されているんだとか。洗濯におけるオキシクリーンの実力を存分に引き出すためのポイントを伺いました。

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目次

酸性の汚れは得意でアルカリ性が苦手。
まずはこれを覚えておくこと

オキシクリーンを使えば、普段の洗濯では落としきれないどんな汚れでも落とすことができると思ってしまいがちですが、中には不得意な汚れもあります。「オキシクリーンをお湯に溶かすと酸素の泡が発生し、汚れを落とします。オキシクリーンを溶かした液は『弱アルカリ性』なので、油汚れ・湯あか・泥汚れ・タンパク質汚れなどの『酸性』の汚れ落としが得意です。一方、不得意な汚れは『アルカリ性』のものになります」。落ちにくい汚れを無理に落とそうとすれば、大切な衣類を傷つけてしまう可能性もあります。得意不得意を把握して、オキシクリーンをもっと使いこなしましょう。

ウールやレーヨン、シルクなど
漂白に向かないアイテムもあるので要注意!

オキシクリーンは基本的に「水洗いができるもの」であれば、ほぼ使用できます。「洗濯表示で『酸素系漂白剤可』のマークがついていることかどうかをまず確認してください。衣類の他にお皿やコップといった食器類、カーテンやタオル、ぬいぐるみ、台所用のふきんなどいろいろ使えますよ」。ここで注意したいのが、オキシクリーンには使えない素材があるという点。「例えばしょうゆのシミ落としは得意ですが、そのシミが革のジャケットに付いていたとしたらオキシクリーンは使えません。他にも、金属製品は変色する恐れがあるので要注意。ジャケットやスニーカーなどは、革素材や金属部品を部分的に使っていることがあるので十分確認してください」。オキシクリーンを使いこなすなら「汚れの種類×汚れが付いた素材」で考えることが大事です。

出典:消費者庁 洗濯表示

普段の洗濯にオキシクリーンを
加えることで漂白&消臭ができる

お湯4リットルにスプーンライン2が
「オキシ漬け」の目安の分量

『オキシクリーンEX』を使った、上履きや衣類のオキシ漬けの場合、付属スプーンライン2(約30g)にお湯4L。20分ほど漬けておきます。

しつこい汚れを落とすなら漬け置き洗いの「オキシ漬け」が効果的です。オキシクリーンは40~60℃のお湯に溶かして使うのが基本です。オキシ漬けをするなら、この湯温をキープし続けるのが上手な使い方のひとつ。「緩衝材で容器を包んでオキシ漬けをすれば、保温効果を持続させることが期待できます。カーテンなどの大物ならバスタブでのオキシ漬けを。湯温が下がらないようにフタをして保温しながら漬けてください」。長時間&熱湯での漬け置きは、衣類などの素材そのものを傷めてしまいます。温度を保ちつつ、汚れの具合を見ながら最長でもひと晩(6時間程度)のオキシ漬けにとどめておきましょう。

いつもの洗濯に
スプーン1杯入れるのもおすすめ

『オキシクリーン』の場合、ドラム式でも縦型式でも1回の洗濯でスプーン1杯が目安。洗濯槽の水量に合わせて調整を。

オキシクリーンは漬け置き洗いだけでなく、毎日の洗濯に1杯プラスする日常使いもおすすめです。「粉末のまま、洗濯機にオキシクリーンを投入してください。攪拌されて溶けますので、水洗いでも漂白・消臭を行うことができます。手軽に使うなら洗濯洗剤と酸素系漂白剤がひとつになった『オキシクリーンHD』も発売されています」。たったひとつ加えるだけでいつもの洗濯に洗浄&消臭効果がプラスされるなら、使わない手はありませんね。

モコモコ泡立つアメリカ製の
「オキシクリーンEX」

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「家中のお掃除や汚れ落としに活用いただいているオキシクリーンですが、品名としては『衣料用漂白剤』。そもそも洗濯時に使用する商品です。使い方もいたってシンプル。洗濯機を回すときに普段お使いの洗剤と一緒に1杯(オキシクリーンEXの場合、付属スプーンライン1)入れるだけ。ぜひ毎日のお洗濯に気軽にご利用ください」。汚れが気になるときの「シミ抜き」としてだけでしかオキシクリーンを使っていないとしたらもったいない! 今日からプラス1杯のオキシクリーンで、もっとすっきりした洗い上がりを体験しましょう。

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