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販促部長がアドバイス「オキシクリーンで家の掃除」完璧使い方マニュアル

オキシクリーンの公式instagramを運営している、グラフィコ販売促進部長の田邊謙司さん。家事をラクにするアイテムを使った「ほったら家事」を提唱中。

「オキシクリーンは衣類の酸素系漂白剤ですが、掃除に使われる方も多くなって活用の場面が広がっています」(グラフィコ販売促進部長 田邊謙司さん・以下同)。オキシクリーンをお湯に溶かすと「酸素の泡」が発生。この酸素の泡が汚れを浮き上がらせて取り除くというのがオキシクリーンの洗浄の仕組み。加えて消臭効果もオキシクリーンが掃除で使われる理由としてあるのではないでしょうか。

オキシクリーンを掃除に使う上でのポイントは

逆に注意が必要な点は

などが挙げられます。「汚れは酸性とアルカリ性に分けることができます。オキシクリーンは弱アルカリ性なので酸性の汚れを落とします」。皮脂汚れ、キッチンの油汚れ、玄関やベランダの泥汚れなど住まいに溜まる汚れは「酸性」が多いので、毎日の掃除とオキシクリーンは相性がいいわけです。ちなみに、鍋や五徳についた焦げは、オキシが得意とする酸性の汚れですが、変色の可能性があるので使用はNG!変色に強いと言われるステンレスを含め、金属への使用は基本的におすすめできないそうなので、試す場合は自己責任で。

目次

まずは「オキシ溶液」を準備!

「40~60℃のお湯4Lあたり付属スプーン1杯(約28g)のオキシクリーンを溶かすのが基本の分量。これを用意して掃除にチャレンジしてみてください。SNSには販売促進部長の私でもハッとするようなみなさんのお掃除活用術がアップされていますよ」

料理でついた壁紙やフローリングの
油汚れにもオキシクリーン液を活用

湯量250mlに対しオキシクリーン少々(約2g)を目安に混ぜ合わせ溶液を用意。壁の汚れは、ドライタイプのフローリングシートに溶液を染み込ませ、よく絞ってからクイックルワイパーなどのモップに装着すると便利。

おうちで過ごす時間が増えたことで、ホットプレートを使う機会が増えています。「ホットプレートを使うと、油が飛び跳ねフローリングや壁紙が煙や油を吸って臭いがついたり、しみになっていることがあります。そんな汚れに役立つのは、お湯で溶かした薄めのオキシクリーンを使ったふき掃除です。まずは目立たない場所から試してみてください」。この掃除方法は、もちろんキッチン回りにも有効です。

茶渋で汚れたマグカップも
20分のオキシ漬けで漂白、消臭が可能

オキシ漬け用には湯量4Lに対しオキシクリーン付属スプーン1杯(約28g)が目安です。オキシクリーンの洗浄効果は6時間程度続くので、夜寝る前に漬けておいてもOK。

マグカップや湯飲みは、毎日洗っていても茶渋がついてしまうもの。「オキシクリーンは食器にも使えます。オキシクリーン溶液を作ったら、茶渋の付いた食器を20分ほど漬け置きするだけで、漂白と消臭がでます」。ホーロー製やプラスチック製の食器や調理器具なども一緒に漬け置き可能とのことなので、手間が減りますね。「注意したいのは金属製のもの。『アルカリ焼け』といって、オキシクリーンと反応し金属が変色してしまう場合があります。他にもテフロン加工のものもコーティングが落ちてしまう可能性があるのでNGです」。オキシクリーンには苦手な素材があることも覚えておきましょう。

くすんで暗くなった玄関のタタキは
オキシ溶液をかけてこすればピカピカに!

お湯4Lに付属スプーン5杯(約150g)のオキシクリーン溶液を用意。お湯を流しにくい玄関であれば、オキシクリーンを20分以上浸した古いタオルでオキシパックの掃除をしましょう。

外からの泥やほこりが玄関が薄汚れて見える原因。掃き掃除をして細かな汚れを取り除いてからオキシクリーンで掃除。「オキシ溶液を作って玄関のタタキに流しかけ、5分ほど待ってブラシで軽くこすってください。その後しっかり水で洗い流すか、水ぶきをして自然乾燥させます」。 汚れのひどい部分には、オキシ溶液に浸した布などをのせて、オキシ溶液を汚れに浸み込ませる掃除術、「オキシパック」をするのもいいでしょう。「オキシパックが乾かないようにラップやビニール袋を上からかぶせておくのがポイントです」

バスタブでひと晩オキシ漬けすれば
バスグッズのヌメリもするりと落ちる

お湯80lに500g強のオキシクリーンが目安量。使用する素材・器具・設備等の取扱説明書、洗剤・漂白剤使用に関する注意事項も合わせて確認してください。

面倒なバスルームの掃除もオキシクリーンを使えば、ほぼほったらかし。「温かい残り湯にオキシクリーンを溶かしてください。そこに風呂イスや洗面器も放り込んでしまいましょう」。オキシ溶液の効果は6時間程度続くので、朝になれば汚れやヌメリが浮いていたり、剥がれやすくなったりします。注意事項としては、入浴剤を使った残り湯は使わないこと。入浴剤に含まれた何らかの成分によって化学反応が起きる可能性があり、オキシクリーンの効果が十分に発揮できないことが考えられるからです。「私はバスタブのふたも一緒に漬け置きしています。バスグッズは水に浮くものが多いので、バスマットを重りにして浴槽に沈めるのもおすすめです」。ちなみにお風呂の鏡にできた水垢のカリカリしたうろこ状の汚れは、アルカリ性の汚れなのでオキシクリーンには不向きです。

〈おまけ〉
トイレの壁や床のふき掃除は消臭効果の
あるオキシクリーンで
爽やかに!

オキシクリーンは皮脂汚れや黒ずみに強いので、汚れの原因がさまざまなトイレ掃除で活躍するとの情報も。

トイレの汚れは見えないところこそ注意が必要。SNSには、トイレの床や壁を基本のオキシ溶液でふき掃除をしている投稿を見かけます。消臭効果もあるのでトイレの嫌な臭いを撃退できるし、便器掃除はオキシ溶液を流し入れ、30分以上おけば黒ずみが気にならなくなるんだとか。オキシクリーンはお湯に溶かすことで酸素が発生して汚れを落とすので、便器に直接粉を入れるのでなく、お湯で溶かして使うのがポイント。また、オキシ溶液は弱アルカリ性なので同じアルカリ性汚れの尿石や水垢、カルキ汚れなどは落ちないようです。「トイレ掃除に対して弊社でのエビデンスはまだないので、詳しいことは分かりませんが、どうしても落ちない黄ばみはアルカリ性のものなので、クエン酸を使う掃除が有効ですよ」。トイレ掃除についてはわかり次第レポートします!

〈関連記事〉
やっと分かった!【トイレの黒ずみ】が落とせない理由

界面活性剤不使用の「オキシクリーン」

日本オリジナル処方のオキシクリーンはナチュラルタイプ。界面活性剤不使用・無香料なので、キッチンやバスルームなどいろいろな場所に使えます。容量:1500g

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オキシクリーンが得意とするのは「酸性汚れ」の皮脂・油・手あか・黒ずみなど。変色の恐れがある金属の他、革製品や大理石は扱いに注意が必要です。しっかり特徴を把握しておけば、活用の場がもっと見つかりそうですね!

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