我が家では食欲のない朝や、仕事に追われてバタバタしてしまう夕飯時に具だくさんみそ汁にして栄養バランスを整えています。私は三つのみそを使い分けて、具だくさんみそ汁を飽きさせないよう、そしておかず感覚で食べられるように意識しています。今日は家族にも評判だったメニューを紹介します!
目次
白みその甘味がホッとする一杯
ゴロゴロ野菜の洋風みそ汁
米こうじを多く使った白みそは、甘味があるのが特徴。野菜の甘味と白みその甘味は相性がいいと考え、カボチャ、ブロッコリー、パプリカ、ニンジン、カブを入れた野菜スープ感覚で食べられるひと皿にしました。白みその甘味とコクが効いていて、野菜の食感を楽しめるよう大きめにカットしているので食べ応えもしっかりあります。ちなみに白みそには脳の働きを落ち着かせるGABAという神経伝達物質を含んでいて、興奮やイライラを抑える効果があるそうなので、夜に食べるのがおすすめですよ。
〈我が家の愛用白みそはこれ!〉
塩分が低くて甘味のある
『西京味噌』西京白みそ -京の彩-
スーパーで見つけて試しに買ってからリピート買いしているのが西京みその白みそ。京都で作られているという信頼感と、塩分が低くそれでいてきちんと甘味も感じられるところが気に入っています。洋風みそ汁の他に和え物やさわらの西京焼きなどにも使いますが、京都らしい上品な甘味で、この白みそを使うと和え物もぐっと深い味わいになるんです。
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具材に染み渡るおいしさ
赤みそで作る根菜×きのこのおみそ汁
大豆に米こうじと塩を合わせて発酵・熟成させた赤みそは、濃い味わいが特徴なので煮物感覚でまさに食べるみそ汁にぴったり。味が染み込みそうなレンコン、ゴボウ、まいたけ、油揚げを具材に選びました。それぞれ食感が異なるので食べ応えはお墨付き。また、赤みそは辛味が効いていて味が濃いので、肉や貝類との相性もいいですよ。赤だしのみそ汁は、我が家では甘い卵焼きとおにぎりが定番セット。男子たちもペロリと平らげてくれます。赤みその褐色を作り出すメラノイジンという成分が代謝アップを促すことで血糖値の上昇を抑えられるので、朝食にいただくといいようです。
〈我が家の愛用赤みそはこれ!〉
豆みそ特有の渋みがない
「イチビキ」無添加低塩赤だし
豆と塩からできる八丁みそや、それに米こうじが加わった赤みそは、大豆特有の渋みが気になるようで我が家の子供たちには不評。なかなか赤みその出番がなかったのですが、イチビキの赤みそは癖がなくまろやかな味わいでおいしいと、子供たちも赤だしのみそ汁を飲んでくれるようになりました。また、無添加で低塩というのも母としては食指が動くポイントです。
味のバランスがとりやすい!
合わせみそで作るとり団子みそ汁
米みそ、麦みそ、豆みそなど2種類以上配合した合わせみそは味のバランスがよく、どんな具材にもマッチするので我が家でも最もよく使うおみそです。味が突出していなく、具材を主役にしたみそ汁にぴったりなので、とり団子みそ汁をよく作ります。白菜、ニンジン、大根、こんにゃくと、とり団子の脇を固める野菜も食感を第一に考え、味、香りに主張のないものを。お肉が入ることでこれ一杯でおかず代わりにもなりますし、食べ盛りの息子たちのサポート食にもなり◎。
〈我が家の愛用合わせみそはこれ!〉
農薬、化学肥料、有機肥料不使用
自然のうま味を味わえる
『まるみ麹本店』奇跡の味噌(こうじみそ)
不可能と言われていた無農薬のりんご、別名「奇跡のりんご」で話題となった木村氏の指導を仰いだ方が作ったと知り、興味が湧いて購入してたのがきっかけです。無農薬なのはもちろん、化学肥料、有機肥料も使っていないという徹底した自然栽培にこだわって作られたみそなだけに、甘味とコクがしっかりとある本当に優しいホッとする味なんです。合わせみそなので用途はたくさんありますが、私はシンプルにおみそ汁でいただくのが一番おいしいのではないかなと思っています。
〈おまけ〉具材は下茹冷凍すると準備が楽!
具だくさんのおみそ汁を作りたいと思っても面倒なのが下準備。都度具材をカットして火を入れて…となると、時間も手間もかかりますが、下茹でして冷凍しておけばその日の気分によって具材を選べ、組み合わせもいろいろ試せるのでみそ汁作りが楽しくなりますよ! 冷凍する際に注意してほしいのは水気をよく切ることと、空気をきちんと抜くこと。この2点を守ると持ちがグンとよくなります。
具だくさんみそ汁は、野菜を盛り込めるので今まで以上に野菜摂取できているのが実は最も嬉しいポイントだったりします。おまけに体も温まるのでこの時期最高の一品です。皆さんもぜひ、おみその使い分けと合わせて具だくさんみそ汁挑戦してみてくださいね!