子供部屋やワークスペースに欠かせないデスクライト。何気ないアイテムゆえに適当なものですませがちですが、失敗しない卓上ライトの代表といえば、「山田照明のZ-LIGHT(Zライト)」。1954年の発売開始から進化し続けている、その最新作をお借りして体験してみました!
照明好きなら知らない人がいないという『山田照明』。家庭用のシャンデリアやシーリングライトから、美術館や医療の現場で使われる業務用照明まで幅広い照明器具を手がけているメーカーです。特に昭和29年に初代モデルが開発された『Zライト』は製図や精密機械加工のための作業用スタンドとして開発され、長くプロの現場を支えてきました。現在ではオフィスから家庭の書斎·子供部屋まで、多くのラインナップで対応しています。
今回、お借りしたのはZシリーズのなかでもかなりの上位モデルのZ-80Nです。ちなみに、最新のZシリーズの特徴は
・機能的な平行移動するアームヘッド
・影を作らない優しい光
・白色から電球色まで選択できる色温度可変
・明るさを無段階に調節する連続調光
などです。見た目もどこかインダストリアル調でスタイリッシュ! これを試す場所として選んだのは、この春に小6になった娘の机。今は、近所のディスカウントストアで3000円ほどで買った、普通の電気スタンドを使っています。娘は特別不満はないようですが、機能やデザインだけでなく、最新のデスクライトと目の疲労度なども比べたいいと思います。
目次
組み立ては超簡単でした!
不器用な人でも5分で完成します
本体は1.6kgとけっこうずっしり。普段使っているスタンドの倍くらいありました。質の良いアルミとダイキャスト素材を贅沢に使って頑丈に作られているわけで、このあたりはいかにも業務用照明といった印象でした。しかし一度セッティングしてしまえば、普段は重さを感じることはないですし、むしろ重いほうが頑丈で安心感につながるのではと思いました。スプリングのセットに多少の力がいる以外は、工程で特に難しいところはありません。説明書に従えば誰でも5分ほどでセッティングできると思います。ちなみに別売りのオプションで壁付け用など、さまざまなクランプも用意されているので、机の上だけでなく壁面などさまざまな場所にも設置できるようです。
その差はやっぱり歴然。
明るく優しい光が凄い!
●照らすエリアが広く、明るさも段違い!
普段のスタンドが27W蛍光管、Zライトは10W LED(白熱灯だと100W相当)の違いがあるにしても、光量も照らされるエリアもかなり差があります。いつものスタンドではどうしても薄暗くなってしまう机の端っこまでしっかりと照らしていたのはさすがです。
●光源直接じゃないから目に優しい
Zライトの光はとても柔らかい印象があります。どうやら光源部にLEDの光を柔らかく拡散させる工夫がされているようで、シャープな直接光で照らすというより、広いエリアをふんわりと明るくするイメージです。光源部は小さいけれど、カバーで光をうまく拡散させる構造になっていました。目への負荷が少なく、長時間の読書に使っても疲労感が少ないのです。
●ふんわり明るくなるソフトスタート
スイッチを押すといきなりパッと点灯するのではなく、2秒ほどかけてふんわり明るくなっていくソフトスタートが採用されています。徐々に明るくなるので付けてすぐに強い光で視神経を刺激しすぎることもなさそうです。
●照明エリアも自由自在
照明ヘッド部は片手ですいすい動かすことができます。自由に動くアームと相まって、照らす場所を自由に変えられるのです。落とし物をして机の外の暗がりを照らしたいときなどにも便利。また壁に当てて間接照明っぽく使うこともできます。
娘の感想も上々。これに替えたら
勉強のやる気もアップしてくれるかな!?
このモデルで実勢価格18000円程度と、今まで使っていた電気スタンドとかなり違うだけに、交換したときの質の違いは瞭然でした。実際に使ってみた娘も「今までのスタンドだとちょっと安っぽかったけど、このライトは大人っぽくてカッコいいね。なんか今までのスタンドよりも集中できる気がする」と好評でした。親としては勉強に集中できるならば!とこれからもまだ続く勉強期間を考えれば先行投資という意味も込めて(笑)の導入も検討しようと思っています。何より目への負担が少ないことは自分自身も感じたので、健康面でも安心して娘に使わせられるのがいいなと思いました。
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LEDの光源も含めた耐久性の高さやデザイン性の高さなど、いろいろ考え合わせると思い切って奮発してもいいのではないでしょうか。本当にテーブルトップの明るさに対する認識が大きく変わりますよ。自身の仕事スペースに、子供の勉強机に、裁縫などの手先を使った細かな作業時に…とあらゆるシーンで活躍するZライト。導入を検討してみては?