省エネ・省スペースでカッコいい。「シーリングファンライト」が意外と便利!

東南アジアの洋館などに見られる天井で回っているプロペラ、あれを「シーリングファン」と呼びますが、それに照明を合体させたのが「シーリングファンライト」。部屋の空気を循環させられて省エネになり、床にサーキュレーターを置かなくてもいいから省スペースにも。何よりインテリアとしてもなかなかカッコいい。そんな一石三鳥の照明器具はいかがですか?

シーリングファンライトの機能的な魅力は、照明と部屋の空気をかき混ぜて温度を均一にしてくれるところ。冷暖房費の節約になるし、快適に過ごしやすくなります。自宅では、エアコンを使うほど暑くないときも、ファンだけ回しているととても緩やかな風が感じられて涼しく感じます。照明だけなら夜だけしか使えませんが、これは昼も夜も活躍してくれるんです。夏は、床にたまった冷たい空気を上に、冬は暖かい点所部分の空気を下に送ります。夏と冬でファンの回転を逆にすることで、効率的に部屋の空気を均一にします。

最近は、サーキュレーターが人気で利用しているご家庭も多いと思いますが、天井にファンがあれば床はすっきり。何よりちょっと雰囲気があって見た目もいいんです。我が家のものを紹介しつつ、デザイン的に気になるものを集めてみました。

目次

ウッドのシェードとメタリックのボディが
高級感あり。でも2万円以下と高コスパ!

直径1060×高さ420㎜ 素材:〈本体〉スチール〈羽〉プリント紙化粧繊維板〈シェード〉積層材(曲げ木) 重量:約4.6kg 電球:60W×4(口金E26) LED対応 ファンの速度は3段階

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我が家にあるのがこれ。ウッドのシェードやファンと本体のクロムメッキが気に入って3年ほど前に購入しました。通常のシーリングライトは、白っぽいカバーで覆われているものが多いですが、あれだと昼間見るとぼやっとしていて様になりませんが、ウッドとメタリックの組み合わせはキリッと引き締まっていて、昼間見てもいい感じですよ。ウッドベースだと、北欧テイストからカフェ風まで幅広いテイストに合わせられます。何より、この照明は1万7千円ほどとコスパも抜群! 我ながら、なかなかいい買い物だったと思います。

大根のかつらむきのように薄く削った原木を重ねることで無垢材には難しいきれいなカーブを実現したプライウッドも魅力。この商品を作っているのは、ソファが激売れ中で、低価格のデザイン家具を数多く作る「LOWYA」。見た目の良さも納得です。

温かみのある桐の木で作られたファンに
LEDを組み込んだシンプルさに惹かれる

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リアルウッドを使用しているからこそ生み出せる、厚みと優美な曲線が魅力的なシーリングファンライト。ファンの軸下が照明になっていて、そこにLED電球が埋め込まれています。光量を確保しつつすっきりとしたデザインにまとめあげられるのは、LEDだからこそ。ボディカラーはシルバーとホワイトの2種類。ファンの色は、シルバーがブラウン、ホワイトがナチュラルですが、どちらとも天然木の同じものはない木目の美しさは味わえます。極めてシンプルなデザインなので、主張しすぎずにどんな部屋にも合わせられると思いますが、白や生成りベースの穏やかな印象の部屋がイメージ的にぴったりですね。

照明の内側にファンがある珍しいタイプ。
低い天井でも圧迫感なしの薄さが魅力!

サイズ:直径600×高さ160㎜ 重量:約4㎏ 素材:アクリル、鉄

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一見すると普通のLED照明と間違えそうな、コンパクトなファンが特徴的。今回紹介している他の照明が30~40㎝くらいの高さがあるのに対して、こちらは何と16㎝という薄さです。シーリングファンライトをつけてみたいけど、天井の高さ的にちょっと邪魔かなと考えているなら、これがおすすめ! 光量は、12畳をしっかり照らす、約5000ルーメン(100%点灯時)。調光10段階、調色7段階とお好みの色や明るさに設定できる点も嬉しいところ。LEDの交換はできませんが、約4万時間の寿命想定。1日中つけっ放しでも4、5年くらいは使えるし、実際は夜だけなので、10年はそのまま使える計算。他にも30分、60分のおやすみタイマーやサーキュレーターのリズム風などの機能が。

黒スチールにレトロなエジソンバルブ球が
今どきインダストリアル系に似合いそう

サイズ 約 直径1,060mm×高さ402mm 重 量 約 5250g材 質 本体:スチール、羽根:MDF エジソンバルブの電球4個 付属   電球:60W×4(口金サイズE26) LED対応 ファンの回転速度は3段階

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木目のファンは直線的、マットな黒に塗られたワイヤーのシェードとオレンジ色に輝くエジソンバルブの組み合わせが、武骨でレトロな印象。カッコいいけれど、似合わない部屋もありそうですね。だけど、テイストが合うならこれ以上のシーリングファンライトはないはず。付属のエジソンバルブ電球が切れたら、通常の電球もLEDライトも使えます。ブルックリンスタイルのカフェ風インテリアにはぴったりのシーリングファンライト。運命的な出合いだとひらめいた方はぜひ手に入れてください!

3連のウッドリングが特徴的。
5灯と5枚羽根で風も明るさもアップ!

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照明部分の愛らしい3連リングがリズミカルな印象を与えるシーリングファンライト。4灯4枚羽根が多いなか、こちらは5灯で5枚羽根。4灯に比べて明るいのは当然ですが、羽根が1枚増えると、低回転のときも、しっかりと軟らかい風を感じることができるようです。カラーは2色展開ですが、どちらの色も上品なので、テイストを選ばずにいろいろなインテリアと組み合わせられそう。

ブラックニッケル仕上げがカッコいい!
モダンなインテリアに合わせたい

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シーリングファンはやっぱり南国の洋館イメージが強いからか、ファンはウッドや木目調のものがほとんど。それに比べてこのファンは、ボディもファンも全てブラックニッケルで仕上げた、クールでちょっとSF的なデザインが魅力です。部屋のインテリアをモダンで都会的な印象でまとめたのに、シーリングファンライトだけ妙にナチュラル…なんていうチグハグさを避けつつ、シーリングファンのメリットは享受できる稀有な存在。デザイン性の強い家具や家電製品が好みの方なら、選んで間違いないと思います。ひとつ難点を挙げれば、きちんと掃除しないと、ほこりでこのクールさが半減しそうなこと(笑)?

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いかがでしょうか? エアコン代の節約にもなるし、サーキュレーターのように置き場所探しで困らないシーリングファンライト。インテリアのアクセントにもなるし、なかなかおすすめですよ。そろそろ照明を取り換えようかなとか、部屋の模様替えを考えているなら、ぜひご検討を!