「100均で売っているレジ袋」はスーパーで都度購入するよりどのくらいお得?

有料のレジ袋はやっぱりもったいないので(笑)、エコバッグを使っている方は多いと思います。ただ、レジ袋が必要なこともそれなりにありますよね。主要なスーパーやコンビニのレジ袋の値段をチェックしつつ、100均で売っているレジ袋を買うとどのくらい得なのか、調べてみました。

もったいないとは思いつつも、必要なときには買っているレジ袋。100均で売っているのを見つけたので、どのくらいお得感があるのかチェックしてみましょう。

目次

まずは、スーパー、コンビニの
レジ袋の値段チェック

主要スーパー

  • 西友~食品用袋5円、お弁当・お刺身用袋 Sサイズ 2円、Lサイズ 5円
  • イオン~Mサイズ2円、Lサイズ3円、LL、3L、4Lは各5円
  • サミット~大サイズ5円、小サイズ3円
  • 業務スーパー~大サイズ5円、小サイズ3円
  • イトーヨーカドー~Mサイズ3円、Lサイズ5円
  • マルエツ~大サイズ3円、お弁当用2円
  • ベルクス~弁当袋2円、中サイズ2円、大サイズ4円

コンビニ大手3社

  • セブンイレブン~小、中、大、弁当用の4サイズが3円。特大サイズ5円
  • ローソン~S、L、弁当用サイズが一律3円
  • ファミリーマート~大、中、小、弁当用の全4種類が一律3円

大雑把に言うと、大きいのが5円、小さいのが3円というのが主流でしょうか。仮に、毎日大サイズ5円のレジ袋1枚、小さいサイズを1枚買ったとすると、1日8円×365日=2,920円。正直、それほどの金額にはなりません。毎回ではなくても、必要な分だけ購入するなら、まあ、支払ってもいい金額かなとは思います。ただ、低金利時代の現在、銀行に預けていてもほとんど金利がつかないことを考えると、少額とはいえレジ袋を買わないことによる貯蓄効果は、金利よりも上(⁉)なのかもしれません。

100均で買える「レジ袋」はお得か?

レジ袋を利用しない理由として最も多いのは、もちろん「もったいない」という意見です。それでもレジ袋が必要な状況は出てくるもの。そんなとき用に、100均でレジ袋を買っておくのは節約になるのかもと調べてみました。


購入したのはダイソーの「スーパーさんのお買い物袋」。もちろん100円、税込で110円です。購入したサイズは、MとL。実際はSからLLまで4種類あります。


コンビニのスタンダードなサイズのレジ袋との比較がこちら。Mだとちょっと小さく、Lでほぼ同じ大きさでした。このLサイズでもスーパーのお買い物でメインで使うのは無理なので、とりあえず、スーパーに行くときのサブやコンビニで利用しています。ちなみに、サイズごとに入っている枚数が違います。1枚あたりの金額を出してみると

  • Sサイズ 65枚 1枚あたり1.69円
  • Mサイズ 55枚 1枚あたり2円
  • Lサイズ 46枚 1枚あたり2.39円
  • LLサイズ 35枚 1枚あたり3.14円

となります。スーパーの5円サイズの大きさのものだとダイソーで買うほうが得な気がしますが、スーパーやコンビニで3円で売っているサイズと同じくらいの大きさのLサイズを比べてみると、その差は1円未満。わざわざ100均まで行って買って、バッグに入れておくなどの手間を考えるとそれほどお得とは言えません。ただ、ちりも積もれば~と考えるのであれば、取り入れる価値はそれなりにあるのかも。

結論
100均レジ袋は、それなりに得だけど
積極的に取り入れるほどではない

100均レジ袋の値段とスーパーやコンビニのレジ袋の値段を比べてみると、1枚の値段は、妥当なものなんだなと思いました。その差はあまり大きくなく、100均レジ袋を使うほうが節約効果はあるけれど、一生懸命に取り組むほどの差ではなく、その時間を他のことに使うほうが有益ともいえます。いずれにせよ、そもそも環境への配慮として取り入れられたのが今回のレジ袋有料化。不必要な購入は控えて、ささやかといえどもCO2削減やマイクロプラスチック問題に貢献していきたいところですね。